40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病専門の中国鍼灸(はりきゅう)の林鍼灸院にお任せ下さい(対応言語:日本語・中国語・English)
 

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当院のニキビ治療では、治療の前に必ず全身の状態を見ます。たとえば、脈診(みゃくしん)と舌診(ぜっしん)などを行います。これは「美」は心身の健康を基礎として初めて成立するものと考えているからです。ニキビは肌のトラブルだけでなくて、身体内部の状態を反映しているのです。脈診と舌診は中医学独特な診断法で、あなたの抱えている症状を引き起こしている原因を探ることが可能です。その疾患になる原因を鍼治療で取り除く、ストレス、便秘や月経時の不快感、生理痛、疲れやすい、肩こり、冷え性、むくみなどの女性に多い悩みの症状の改善に加え、ニキビの改善も可能になります

 

「ニキビ」とは

医学的な名称はざ瘡と呼ぶ。また「粉刺」という。主に顔面や胸・背部の毛嚢に一致して生じる赤色丘疹や、頂点に黒点のある丘疹をいう。膿疱・結節・膿腫を生じることもある。ニキビは“青春のシンボル”といわれ、主に十代の若い人に起るものとされてきた。思春期の一時期にできて、時が来れば自然に治るものと思っている人が多いのですが、最近は少し様子が違う、一度できるとなかなか治らない、時間を経って治癒してもニキビの跡を残し、美容上の問題になってしまう。 発症年齢では十代の若い人だけではなく、二十代、三十代の女性のニキビが増えているのである。ニキビの治療に関しては、鍼灸以外、耳針、刺絡、火針などもある、し かも効果も期待されているので

 

ニキビの原因では

西洋医学では毛穴にある皮質腺から脂肪が過剰分泌され、脂肪が毛穴にたまることで細菌が繁殖した状態により引き起こされた病気である。思春期や生理前、季節の変わり目などのホルモンバランスが乱れる時に出来やすくなります。また、ストレス、睡眠不足、生活や食生活の乱れ、栄養のアンバランス、便秘、紫外線、肌に合わない化粧品、タバコ、などの影響も受けると考えられる。 

中医学では皮膚は内臓の鏡であると認識し、内臓のさまざまな障害が皮膚に現れてきたものが皮膚病であると捉える。ニキビは肺胃湿熱に密接な関係がある。患者が本来に陽盛の体質であり、その上、肺経の郁熱、営血の熱が経絡に沿って顔面に上蒸する。または、偏食、甘辛、油濃いものの過食により脾胃が損傷され、脾虚不運のため、湿熱が生じて、顔面に上攻して発症すると考えられる。つまり、体内で発生した「熱」が皮膚に影響を与え、それに外界の風熱刺激が加わるとニキビが発生すると考えているほか、肺、肝、脾、胃の機能の紊乱が大きく関与すると見られている。

 

弁証論治

肺熱タイプ顔面に栗粒大の赤丘疹、ニキビが鼻周囲に好発し、口鼻の乾燥感、便秘を伴う。

胃熱タイプ顔面に栗粒大の赤丘疹、丘疹頂点の黒点、ニキビが口周囲に好発し、胸背部にも見られる。口臭、口乾、便秘を伴う。

血熱タイプ―顔面部の赤色丘疹、口鼻周囲、眉間に多発、顔面潮紅、女性が月経前に増悪する。

血タイプ―暗色または紫紅色の丘疹。

 

治療では

西洋医学的治療法は 

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◎ディフェリンゲル:新しいレチノイド(アダパレン)によりニキビの初期である面疱に作用し毛穴の詰まりを取り除きニキビの進行を防ぎます。

◎抗生物質の外用剤。

◎ビタミン剤(B2、B6、ビタミンC)の内服。

 ◎抗生物質の内服。

 ◎男性ホルモンの働きを抑える内服薬等があります。  

 

中医学(東洋医学)的治療 

中医学では皮膚は内臓の鏡であると認識し、内臓のさまざまな障害が皮膚に現れてきたものがニキビであると捉えるため、内臓の不調を整えることによってニキビになる原因を取り除いく治療が重視されているのです。

1.治療 

肺胃熱を清め、湿毒を解くことを原則とするので、手太陰肺経、手陽明大腸経及び督脈の経穴を主として取穴する。同時に他のタイプに応じて取穴する。針にて瀉法を主としてする。鍼灸以外に、耳針、刺絡、火針なども用いる。

 

2.治療方法

 ◎体針

  遠隔取穴と局部取 

  タイプ別取穴 

  肺熱タイプ肺兪など

  胃熱タイプ中 かんなど  

  血熱タイプー膈兪など

  血タイプー気海など

 

 耳針

 ◎火針法

 取穴:瘡の早期:肺兪など、瘢痕がある場合:膈兪、

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養生法

◎朝晩の洗顔で、皮膚表面を清潔に保って、毛穴がつまらないようにすること。

◎丘疹を指で触ったり、潰したりするなどの刺激を加えないこと。

◎ニキビの重要な増悪因子であるイライラなどの精神的なストレスは出来るだけ避けること。

◎栄養のバランスの取れた食事を摂取すること。

 ①緑野菜やビタミン類、食物繊維、たんぱく質を豊富に含む食物を摂取する。

 ②脂っぽいもの、辛いもの、甘いものを控えること。

◎生活のリズムを規則的にして、睡眠不足を避けること。

◎便秘の予防と治療が大切であること。

 

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   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

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