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|冷え症とは

 四肢や背腰など身体の特定部分だけが特に冷えたく感じるものをいう。

 女性86.2% 男性61.5もあり、身体の冷えを感じることがあると産経新聞によりアンケートの結果で分かっている。 女性が冷えにより、生理痛、不妊症などになり、男性がインポテンツ、腰痛、突発性難聴などになりケースが多いようです。

 

|冷え症と西洋医学

 男性は50歳を過ぎた頃から自覚するようになるが、「冷え性は女性のもの」という意識や恥ずかしさなどから言い難く潜在化している、と指摘されている。

女性はホルモンの分泌が複雑に変化するため自律神経が乱れ、冷え性になりやすい。しかし、男女を問わず年を取ると新陳代謝が落ちて血行が悪くなることや自律神経の反応が落ちて熱を奪われやすくなる。また、皮下組織が、薄くなることなどで熱が逃げやすくなることも関係している。

若い世代では、ファッションなどにより、体全体が低体温になり自覚しにくい。内臓が冷えると全身の機能が落ち風邪をひきやすく、昼間も元気がない、眠れないなど影響もでてくる。

働き盛りの男性では、オフィス生活による運動不足やストレスが冷えの原因になりやすい。ストレスを抱えた状態では自律神経の反応が鈍く、寒さを感じにくくなるということと、冷えを放っておくと、肌荒れ・下痢・風邪をひきやすくなったり免疫機能が落ちて様々な病気の引き金となる。

 

|冷え症のタイプ

 ①手足の先が冷える・・・「四肢末梢型」

 ②座りっぱなしの姿勢が血流を悪くする・・・「下半身型」

 ③手足が暖かいため気づきにくい・・・「内蔵型」

 ④身体の中で温度差が無く実感できない・・・「全身型」

 ⑤神経系や循環器系の障害による・・・「局所型」  

この中で男性に多いのは、「下半身型」 と 「全身型」 だということです。 

 

|冷え症と東洋医学

冷え症は女性に多く見られる。その原因としては体自身の陽虚のほか、過度の冷房使用や寒湿などがある。血液の運行は陽気の推動、温煦作用が必要である。陽虚になると血液の運行が悪くなる。また寒邪は収引性があり、湿邪は粘滞性があるので、寒湿が体に侵入すると血行が悪くなりやすく、さらにお血状態に落ち易い。お血が形成すると血や陽気の循行は一層悪化になる。従って温陽、散寒、利湿のほか、活血はメーインの治療法則である。

 

|冷え症の病因

◎寒湿による冷え症

生・冷たいものの過食や寒冷と湿気の多い環境に居住したり、仕事したりすると、寒湿の邪気が身体に侵入し、陽気の運動が阻害され、陽気は四肢末端に達しないと冷え症がおこる。

◎お血による冷え症

ストレス、運動不足により気滞や気虚がおこり、血行状態が悪くなる。または外傷等で血おが生じて気血の運行が悪くなり、気血は四肢末端にいかないと冷え症が起こる。

◎陽虚による冷え症

先天不足、加齢老化や久病等で陽気が不足し、体を温める働きが低下し、または血行の推動作用が弱くなると冷え性がおこる。

◎血虚による冷え症

産後や各種慢性出血により気血を消耗し血虚となる。このため気血が四肢末端に達しないと冷え症がおこる。  

 

|冷え症の症状

◎寒湿タイプ−手足冷え・重感、霜焼け、冬季や雨天に増悪

◎お血タイプ−手足冷え、痛感、膚色紫暗、顔色紫暗、女性生理不順、生理痛、経色紫暗、血塊がある

◎陽虚タイプ−手足冷え、寒がり、精神不振、小便清長、腰膝無力、または陽萎、女性不妊、下痢

◎血虚タイプ−四肢冷え、顔は艶がない、目が疲れやすい、眩暈、動悸、不眠、爪・唇の色が薄い、女性生理量が少ない或は閉経   

 

|冷え症と鍼灸治療

鍼灸により冷え症の改善で、いろいろ病気の予防につながる。

当鍼灸院では冷え症のかたが大勢通ってきています。冷え症に対して鍼灸治療は基本的に中国鍼灸医学を基に、院長が長期間の臨床経験と研究で生みだした冷えに対して鍼治療法を行われています。

◎寒湿タイプ

 治療法則−散寒湿、通陽活絡(寒邪を散し、湿邪を除去することにより陽気と血液の運行を改善させる)

◎お血タイプ

 治療法則−行気化お、活絡通陽(気を巡らし、血と陽気の運行を改善させる)

◎陽虚タイプ

治療法則−補腎壮陽、活血通絡(腎を補い、陽を強め、循環を改善させる)

◎血虚タイプ

治療法則−益気補血、活絡通陽(血と気を補い、四肢の血行を改善させる)

 

|冷え症の養生法

◎夜更かし型の生活リズムを改め深酒を控えること。

◎運動などで身体を温めること。 

◎食事面ではショウガや唐辛子などを取り入れること、冷たいものを控えること。

 

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   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

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