40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病専門の中国鍼灸(はりきゅう)の林鍼灸院にお任せ下さい(対応言語:日本語・中国語・English)
 

|メニエール病治療と鍼灸

イラスト(先生).JPG

メニエール病は耳鳴りや難聴をと伴う回転性の眩暈発作が反復する病態です。心身のストレスが発病に大きく関係します。中国医学にはメニエール病は「眩暈」という病名があり、古人はメニエール病と同じ症状と、その対策を知っていました。鍼灸で精神的緊張などの改善するのが得意な分野だと言われています。メニエール病の針灸治療は中国では1960年代初めには報告があります。発病の早い時期に針灸治療と西洋医学を合併してすればよい効果が得られることが多いです。  

 

|メニエール病とは

 耳鳴りや難聴をと伴う回転性の眩暈発作が反復する病態です。心身のストレスが発病に大きく関係します。眩暈の発作は軽いもので数分から数時間、重いものになると2〜3日続くこともあります。メニエール病は一度だけで治ってしまうこともありますが、そのほとんどが症状を治おっても、また同じような症状を繰り返します。好発年齢は30から40歳代の働き盛りに多く性別の差はありません。



|原因

メニエール病の原因はまだはっきりしませんが、内耳の自律神経の異常、血行不良、迷路内リンパ圧の上昇、アレルギー説、水分代謝の異常による内耳内の水分貯留−内リンパ水腫、中枢の発作などにより平衡障害を生ずるものではないかといわれています。また、神経質できちょうめんな性格の人、自律神経が不安定な人に起こりやすく、また、再発しやすい傾向があるといわれています。



|症状
○回転性めまい
○難聴
○耳鳴り  以上の三つが連動して起こるのは典型的なメニエール病の症状です。
メニエール病は多くの場合は、突然眩暈発作がおこります。頭を動かすと眩暈が強まり、悪心や嘔吐も伴う。眩暈発作の種類は、ぐるぐる回る感じの回転性がほとんどであるが、ふらふら感や動揺性眩暈であることもあります。強い時、立ち上がることもできない状態となる。他の症状としては自律神経に関係すると考えられる顔面蒼白、冷あせ、吐き気などがみられます。

 

|西洋医学的治療

 急性期に安静臥床とし、嘔吐や眩暈に対する対症療法を行う。薬は利尿剤(内リンパ圧を下げる)とステロイド剤等がある。また発作予防には精神安定剤や血流改善剤を投与する。

 

|東洋医学では

 メニエール病は内耳性の眩暈を主とする症候群で、眩暈は内耳の迷路に積水があっておこるのである。中国医学にはメニエール病は「眩暈」という病名があり、古人はメニエール病と同じ症状と、その対策を知っていました。 「眩暈」の原因は体内の水分が正常にめぐらないことだと考え、鍼灸で循環をよくするツボを使うことでかなりの効果をえられます。

 

|病因病機

 メニエール病のめまい発作の誘因としてしばしば長期にわたる精神的緊張の持続、過労、睡眠不足などによって痰湿中阻、腎陰不足になり、本症候群を引き起すと考えられている。

 

|眩暈のタイプ

 ○痰湿中阻タイプ

 頭がくらくらし目がかすむ、天地が回る、吐き気、嘔吐、横になり目が開けようとしない、食べられない、身体が重いなど。

 腎陰不足タイプ

 頭がくらくらし目がかすむ、耳鳴り、精神萎縮、記憶力減退、五心煩熱、遺精、多夢、口渇、腰や膝がだるく力がないなど。

 

|鍼灸治療

 鍼灸で精神的緊張などの改善するのが得意な分野だと言われています。メニエール病の針灸治療は中国では1960年代初めには報告があります。一般に鍼が使われているが、最近になると温灸や電気鍼など治療法が現れます。発病の早い時期に針灸治療と西洋医学を合併してすればよい効果が得られることが多いです。

○痰湿中阻タイプ

 治療法則:湿化痰、健脾理気

腎陰不足タイプ

 治療法則:滋補腎陰、平肝潜陽   

 

症例

 

Hさん 60歳 女性

2022年1月 初診

昨年の夏から夜中に左耳鳴、回転眩暈があり、一晩が治ったが今年の1月にキーンと耳鳴りしてその後段々ひどくなり、耳の閉塞感も感じるになった。耳鼻咽喉科に突発性難聴とメニエール症と診断された。ステロイドの薬の治療をしても耳鳴りを治らなくて、段々激しくなっている。手足の冷え、便秘、舌紅、脈遅。

当院の鍼灸治療8回終わたところ耳鳴りの声小さくなり、まとめて睡眠もできるようになり、眩暈もなくなった。

Mさん 43歳 女性

2021年3月 初診

1年前、回転性眩暈がして、耳つまり、耳鳴り、聞こえづらくなった。病院にメニエール病と言われ、ステロイドの点滴治療などをした。眩暈と右の耳の症状が少し良くなたが、左の耳なり、詰まり感、聴力(低音)低下のままでした。時時ふわふわの眩暈があった。

当院の鍼灸治療7回で、耳つまりが大分良くなり、ふわふわ感もなくなった。耳鳴りがまたあるから継続して治療している。

 

Mさん 51歳 女性

2020年1月 初診

3日前より左耳の詰まり、耳鳴り、めまいがあり、診察結果はメニエール病と診断された。左耳の低音難、右耳も耳鳴り、不眠、冷え症を伴います。

病院に処方された利尿剤を服用したが改善を見られなかった。当院の鍼灸治療2回で、耳つまりがなくなり、継続して10回で耳鳴り、眩暈ともなくなり、聴力が戻て来た。

 

Nさん 52歳 女性

2017年10月5日 初診

1年半前より右耳の詰まりを感じ耳鼻科受診すると耳管狭窄症と診断され、アレルギーの薬、点鼻薬で治療を続ける、今年の9月上旬より耳鳴り、難聴が悪化し、1週間のステロイドを服用したが、変化なかった。当院に来た時、右耳低音難聴、耳鳴り、耳つまり、めまいなし。

当院の1回の鍼灸治療で、耳詰まり感が大分なくなって、続いて8回の治療後、耳鳴りもなくなり、耳鼻科に検査を受けたら、もう正常に戻ったといわれた。

 

イさん 47歳 女性

2016年9月30日 初診

9月20日の朝、左耳閉塞感があり、翌日には二重に響くようになったので、耳鼻科受診。突発性低音難聴と診断され、五日間のステロイドの点滴したが、改善しません。耳鳴り、めまいは無く、耳閉感と音が二重に聞こえ、自分の声がひびく。ステロイドーのせいか、眠りが浅くなってきた。

当院に来て、1週間で、毎日治療を受け、その後、隔日、週3回のペースで3週間の治療を終え、二重聞こえがなくなり、耳鼻科受診したら、聴力が同じになった。左耳の閉塞感が少しあるぐらいで、続いての鍼の治療になった。

 

イさん 女性 45歳

2016年4月11日 初診

左目だけ二重になる、目が重い感じがする、左肩こり、頭痛、コンタクトレンズが20年使用した。以上の症状で来院した。5ヶ月の鍼灸治療で、症状がほとんどなくなり、喜んでいるところですが、また、別の症状が発症した。自分の声が脳に響き、めまい、左の耳が時につまり、耳鳴り、低音も聞こえづらくなった。耳鼻科での受診をしたら、メニエル病と診断され、利尿剤だけ処方された。2週間を飲み続いたが、効果なし。当院で、週三回、1ヶ月の治療を受け、耳鳴りと詰まり感がなくなり次第、声の響くも無くなり、病院の検査で、低音難聴も回復した。

 

kさん 23歳 男性 

2016年1月9日 初診

昨年4月から右耳鳴り、難聴になり、病院で騒音性耳鳴り、高音難聴を診断された(自衛官のため、銃の音の騒音だと)。ステロイドを1週間で服用したが、症状がよくなったが、その後また、症状が出てきて、悪化しそうなので不安で、当院の治療にきた。

週2回のペーズで、2ヶ月の治療を受けたら、病院の検査で、聴力を上がってきました、耳鳴りもかなり軽減した。

 

Hさん 76歳 男性 

何年前から両方の耳なり、難聴があり、日常生活にも影響があった。1回の鍼治療後、耳鳴りが元々の3/1まで減って、聴力も少し上がった。5回の治療で携帯での通話も通常にでき、耳鳴りにもあんまり気になくなった。

 

k さん 50歳 女性 

2014年12月10日発症した、突発性難聴で来院。高音〜低音まで聴力の低下、閉塞感、音割れがあった。数回の治療で閉塞感はなくなり、10回の治療で耳鳴りは小さくなり音割れもなくなった。現在、半年程通院し、中〜高音の聴力は改善し、耳鳴りも落ち着いている。

 

57歳 女性

2年前突発性難聴になり、病院でのステロイドの点滴などにより、難聴が残ってないが、耳鳴りがずっとひどくて近所の鍼灸院に2週間で毎日鍼灸治療を受けたが全然治らなくて顔にたくさんの鍼をして痛くて、鍼に怖くなり、心身症になった。その後、漢方薬、病ん院からもらった安定剤を2年間ずっと飲み続いたが、良くななりませんでした。ネットで林鍼灸院を見つかり、1回を治療を受けたら、鍼の痛みもそれ程なかった。3回目の治療で、耳鳴りのなり方が少し変わってきて、音も小さくなり、5回を受けたら、耳鳴りに全然気にならなくなりました。持病の腰痛、坐骨神経痛も良くなりました。 

            

Mさん 66歳 男性 

3月発症した突発性難聴で来院。聴力の低下、耳鳴り、閉塞感があった。2回の治療で耳鳴りが小さくなったと改善がみられた。3回目の治療後、病院の検査で聴力が上がっていることがわかる。

7回の治療で聴力は正常に近づき、耳鳴りと閉塞感もまったくなくなった。

 

Nさん 43歳 男性 

5月20日発症 突発性難聴で来院。めまい酷く、ふらつきもあり歩行時杖をついていた。耳鳴り、耳閉感が強い、高音難聴。3回の治療でつまり感はほとんどとれ、高音の聞こえも良くなった。5回の治療後、耳鳴りは気にならないくらい良くなり、杖がなくても歩けるほどめまいも良くなった。聴力も良くなった。

 

タ・ユさん 男性  52才

1ヶ月半前、原因不明で急に左耳が聞こえなくなった。病院の検査では、突発性難聴(低音障害型感音難聴)と診断され、大量の副腎皮質ステロイドや血管拡張薬を点滴した。聴力はわずか改善したが、耳鳴と耳の閉塞感がなかなか改善しない。しばらく病院外来で通院するが、それ以上は症状が改善しなかった。当院に鍼灸治療にはじめた。最初の毎日または隔日の治療を8回続け、耳の詰まり感と耳鳴が随分良くなってきて聴力もほぼ正常に戻り、その後、週2回のベースで18回の鍼治療で、聴力が正常に戻って、耳鳴、耳の閉塞感も残さずに完治した。

 

ホ・タ さん 女性 47才

 ライブハウスで左耳が聞こえなくなる。病院で騒音性突発性難聴と診断され、3週間の入院で、大量の副腎皮質ステロイドや血管拡張薬を点滴した。聴力が低音以外はほぼ正常値だが、左耳低音難聴(中度)が残り、耳鳴、音割れ、音が響いて二重に聞こえる。耳詰まった感も残っている。友人の紹介で当院を訪れ、13回の鍼灸治療で耳の聞こえと以上の症状が改善された。

 

カ・ユさん 男性 44才  

2週間前、左耳が突然聞こえなくなり、耳鳴、耳詰まりが強く、とても不快感です。1週間の入院で、左耳突発性難聴と診断された。ステロイド剤の点滴、高圧酵素療法により、聴力が発症した時より5%が上がったが、ほとんど聞こえないし、耳鳴、耳詰まりが残った。現在、血管拡張剤を飲みながら、当院の鍼灸治療を受けている。隔日のベースで7回の鍼灸治療後、病院の検査で聴力が50%回復した、耳の閉塞感も改善された。現在も週2回のベースで耳鳴の治療を受けている。 

 

TMさん 49歳

突発性難聴で来院。耳の詰まり感、耳鳴りがある。1回の治療で耳鳴りが聞こえなくなり詰まり感も気にならなくなった。その後、耳鳴り、詰まり感が出ても治療すると症状が改善される。1クール(10回で)、耳鳴りと閉塞感は無くなった。もともともっているアレルギー性鼻炎もかなり改善した。

 

ISさん 56歳

左耳の難聴のため来院。以前、同じ症状が出たことがあり、薬の治療で治ったが今回は治りが悪い。耳鳴り、詰まり感、めまいはなく、高音が響くのが気になる。2回の治療で響く感じが無くなり、左耳で電話の声も聞こえるようになった。その後、3回治療し、電話の声もずいぶん聞こえが良くなった。

 

TKさん 48歳

右耳の詰まり感、難聴のため来院。詰まり感は3回の治療で気にならなくなり、1クール(10回)治療したところで聞こえにくさもなくなり完治した。

 

 

料金・診療日

↓ ご予約はこちら ↓

TEL 06-6344-3736

(なるべくお電話にてご予約ください)

ご予約フォームはこちらをクリック

(ご予約フォームからのご予約は3日前までにお願いします)  

※当院のホームページの全ての文章と画像の複製および無断転載は禁じます※

   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

院長の素顔はこちら
院長ブログはこちら

新著書 中医美容鍼灸実践

著書 中医治療学マニュアル

記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

記事が2017.No.5 医道の日本に掲載された

※取材依頼はこちら

ホームページのQRコード

ホームページのQRコード

LINE公式アカウント

LINEでのご予約・お問い合わせの受付をはじめました ぜひ友だち追加お願いします