40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病専門の中国鍼灸(はりきゅう)の林鍼灸院にお任せ下さい(対応言語:日本語・中国語・English)
 

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当院はめまいの治療を得意としています。当院へご来院される方の多くは、ふわふわするめまい、ぐるぐる回るめまいなど、生活や仕事に支障をきたすほどの大変つらい症状があるにも関わらず、検査で異常がないという状態でいらっしゃいます。

現代医学的には異常がない場合でも、当院では東洋医学の理論に基づき、一人一人の症状に合わせて全身的な治療を行っております。沢山の方が普通の生活に出来るまで改善されました。鍼灸により治療は副作用の負担もない、安心で安全な治療法なので、ぜひ体験してください。

  

西洋医学では

|めまいの原因

○循環障害

 めまいの方に共通する症状として、手足の冷えが挙げられます。手足の冷えは末梢の循環障害によるもので、これによって様々な症状が引き起こされます。
○自律神経失調
 めまいの原因のひとつとして自律神経の失調が考えられています。

○頚部の緊張によるめまい

 頚部の異常によって内耳等に循環障害が起きた状態によりめまいする。  

○貧血によるめまい

 動悸、失神、疲れやすい、耳鳴り、吐き気、顔面神経麻痺、動悸、頻脈、胸苦しい、息苦しい、恐怖感などの症状が見られる。

主に不整脈パニック障害貧血起立性低血圧症低血圧症高血圧症動脈硬化不安神経症自律神経失調症更年期障害などの病気に現れる。

 

|治療

循環障害を改善する薬、自律神経調節する薬、貧血を改善する薬などを内服する

 

東洋医学では

東洋医学では、昔からめまい(眩暈)の原因に関する論述が多くある。《素問・至真要大論篇》には、「諸風掉眩、みな肝に属す」、《霊枢・衛気》には「上虚則眩」、《霊枢・口問》には「上気不足」、《霊枢・海論》には「髄海不充」などを挙げられている。

 

|めまいの発病原因と機序

○肝陽亢進による眩暈 

ストレスなどの情志変化により肝の疏泄機能が失調すると肝鬱の状態がおこる。それが改善しないと、熱化して肝陰を損傷するようになる。肝陰不足のために肝陽が亢進し、頭部に影響すると眩暈が起こる。

○痰濁による眩暈

食生活の不摂生や思慮の過度などにより脾胃を損傷すると、運化機能が低下して、痰湿が生じる。この痰湿が中焦に阻滞しているために清陽が頭部に昇らず、脳を温養しないと眩暈がおこる。 

○気血両虚による眩暈 

脾胃虚弱のために気血の生成が悪くなったり、各種慢性疾患により気血を消耗したりすると気血両虚の状態となる。気虚のために清陽が脳をうまく温養できなく、血虚のために脳をうまく滋養できなくなって眩暈がおこる。 

○腎精不足による眩暈 

脳は「髄の海」であり、腎に蔵している精は髄を生じるといわれている。先天的に腎精の不足、また加齢や房事過多などにより腎精を消耗し、腎精の髄を生じる機能が低下し‘髄海の空虚’になると眩暈がおこる。

 

|めまいの鍼灸治療について

○肝陽亢進タイプ

症状:眩暈、耳鳴り、目の充血、頭が脹痛。怒ると症状が増悪、顔面紅潮と盗汗など

治療原則:滋養肝腎、平肝潜陽

○痰濁タイプ 

症状:眩暈、頭が重く、胸悶、悪心、食欲不振、四肢や身体が重だるい、嗜睡 

治療原則:燥湿化痰、行気健脾 

○気血両虚タイプ 

症状:眩暈、心身の疲労により誘発・増悪、顔面・唇・爪の血色不良、心悸、不眠、息切れ、食欲不振、疲れやすい

治療原則:補気養血、健運脾胃

○腎精不足タイプ 

症状: 眩暈、耳鳴り、早老、健忘、精神不振、腰膝がだるい、脱毛、歯の動揺

治療原則:滋養肝腎、養陰填精  

○お血タイプ

症状:眩暈、頭痛 、健忘、耳鳴耳聾、失眠、心悸、唇色が紫暗

治療原則:活血化お、通竅活絡  

 

|その他療法

○耳針療法など 

○薬茶療法 

*竜菊茶 

[組成]竜胆草6g、菊花3g、槐花3g、緑茶4g

[用法]上記分量のものを400mlのお湯に入れ、30分間後その滓を捨てお茶の代わりに飲む。

[効能]清肝瀉火、清利頭目。肝火上炎による眩暈、高血圧症の眩暈に有効。 

*芹棗茶

[組成]セロリ250g、大棗10g 

用法]セロリを1cm位長さ切れ、大棗と一緒にお湯に入れ20分間後にお茶の代わりに飲む。

[効能]平肝息風、止眩暈。軽度高血圧症の頭痛や眩暈に有効。または高コレステロール症、高中性脂肪症に有効。  

*菊花杞子茶

[組成]菊花10g、枸杞15g

[用法]上記分量のものをお湯に入れ20分間後にお茶の代わりに飲む。 

[効能]益肝滋腎、熄風明目。腎精不足タイプの眩暈に有効。

 

症例

Nさん 52歳 女性

2016年10月5日 初診

1年半前より右耳の詰まりを感じ耳鼻科受診すると耳管狭窄症と診断され、アレルギーの薬、点鼻薬で治療を続ける、今年の9月上旬より耳鳴り、難聴が悪化し、1週間のステロイドを服用したが、変化なかった。当院に来た時、右耳低音難聴、耳鳴り、耳つまり、めまいなし。

当院の1回の鍼灸治療で、耳詰まり感が大分なくなって、続いて8回の治療後、耳鳴りもなくなり、耳鼻科に検査を受けたら、もう正常に戻ったといわれた。

 

イさん 47歳 女性

2016年9月30日 初診

9月20日の朝、左耳閉塞感があり、翌日には二重に響くようになったので、耳鼻科受診。突発性低音難聴と診断され、五日間のステロイドの点滴したが、改善しません。耳鳴り、めまいは無く、耳閉感と音が二重に聞こえ、自分の声がひびく。ステロイドーのせいか、眠りが浅くなってきた。

当院に来て、1週間で、毎日治療を受け、その後、隔日、週3回のペースで3週間の治療を終え、二重聞こえがなくなり、耳鼻科受診したら、聴力が同じになった。左耳の閉塞感が少しあるぐらいで、続いての鍼の治療になった。

 

イさん 女性 45歳

2016年4月11日 初診

左目だけ二重になる、目が重い感じがする、左肩こり、頭痛、コンタクトレンズが20年使用した。以上の症状で来院した。5ヶ月の鍼灸治療で、症状がほとんどなくなり、喜んでいるところですが、また、別の症状が発症した。自分の声が脳に響き、めまい、左の耳が時につまり、耳鳴り、低音も聞こえづらくなった。耳鼻科での受診をしたら、メニエル病と診断され、利尿剤だけ処方された。2週間を飲み続いたが、効果なし。当院で、週三回、1ヶ月の治療を受け、耳鳴りと詰まり感がなくなり次第、声の響くも無くなり、病院の検査で、低音難聴も回復した。

 

kさん 23歳 男性 

2016年1月9日 初診

昨年4月から右耳鳴り、難聴になり、病院で騒音性耳鳴り、高音難聴を診断された(自衛官のため、銃の音の騒音だと)。ステロイドを1週間で服用したが、症状がよくなったが、その後また、症状が出てきて、悪化しそうなので不安で、当院の治療にきた。

週2回のペーズで、2ヶ月の治療を受けたら、病院の検査で、聴力を上がってきました、耳鳴りもかなり軽減した。

 

Hさん 76歳 男性 

何年前から両方の耳なり、難聴があり、日常生活にも影響があった。1回の鍼治療後、耳鳴りが元々の3/1まで減って、聴力も少し上がった。5回の治療で携帯での通話も通常にでき、耳鳴りにもあんまり気になくなった。

 

k さん 50歳 女性 

2014年12月10日発症した、突発性難聴で来院。高音〜低音まで聴力の低下、閉塞感、音割れがあった。数回の治療で閉塞感はなくなり、10回の治療で耳鳴りは小さくなり音割れもなくなった。現在、半年程通院し、中〜高音の聴力は改善し、耳鳴りも落ち着いている。

 

57歳 女性

2年前突発性難聴になり、病院でのステロイドの点滴などにより、難聴が残ってないが、耳鳴りがずっとひどくて近所の鍼灸院に2週間で毎日鍼灸治療を受けたが全然治らなくて顔にたくさんの鍼をして痛くて、鍼に怖くなり、心身症になった。その後、漢方薬、病ん院からもらった安定剤を2年間ずっと飲み続いたが、良くななりませんでした。ネットで林鍼灸院を見つかり、1回を治療を受けたら、鍼の痛みもそれ程なかった。3回目の治療で、耳鳴りのなり方が少し変わってきて、音も小さくなり、5回を受けたら、耳鳴りに全然気にならなくなりました。持病の腰痛、坐骨神経痛も良くなりました。  

           

Mさん 66歳 男性 

3月発症した突発性難聴で来院。聴力の低下、耳鳴り、閉塞感があった。2回の治療で耳鳴りが小さくなったと改善がみられた。3回目の治療後、病院の検査で聴力が上がっていることがわかる。

7回の治療で聴力は正常に近づき、耳鳴りと閉塞感もまったくなくなった。

Nさん 43歳 男性 

5月20日発症 突発性難聴で来院。めまい酷く、ふらつきもあり歩行時杖をついていた。耳鳴り、耳閉感が強い、高音難聴。3回の治療でつまり感はほとんどとれ、高音の聞こえも良くなった。5回の治療後、耳鳴りは気にならないくらい良くなり、杖がなくても歩けるほどめまいも良くなった。聴力も良くなった。

 

タ・ユさん 男性  52才

1ヶ月半前、原因不明で急に左耳が聞こえなくなった。病院の検査では、突発性難聴(低音障害型感音難聴)と診断され、大量の副腎皮質ステロイドや血管拡張薬を点滴した。聴力はわずか改善したが、耳鳴と耳の閉塞感がなかなか改善しない。しばらく病院外来で通院するが、それ以上は症状が改善しなかった。当院に鍼灸治療にはじめた。最初の毎日または隔日の治療を8回続け、耳の詰まり感と耳鳴が随分良くなってきて聴力もほぼ正常に戻り、その後、週2回のベースで18回の鍼治療で、聴力が正常に戻って、耳鳴、耳の閉塞感も残さずに完治した。

 

ホ・タ さん 女性 47才

 ライブハウスで左耳が聞こえなくなる。病院で騒音性突発性難聴と診断され、3週間の入院で、大量の副腎皮質ステロイドや血管拡張薬を点滴した。聴力が低音以外はほぼ正常値だが、左耳低音難聴(中度)が残り、耳鳴、音割れ、音が響いて二重に聞こえる。耳詰まった感も残っている。友人の紹介で当院を訪れ、13回の鍼灸治療で耳の聞こえと以上の症状が改善された。 

 

カ・ユさん 男性 44才  

2週間前、左耳が突然聞こえなくなり、耳鳴、耳詰まりが強く、とても不快感です。1週間の入院で、左耳突発性難聴と診断された。ステロイド剤の点滴、高圧酵素療法により、聴力が発症した時より5%が上がったが、ほとんど聞こえないし、耳鳴、耳詰まりが残った。現在、血管拡張剤を飲みながら、当院の鍼灸治療を受けている。隔日のベースで7回の鍼灸治療後、病院の検査で聴力が50%回復した、耳の閉塞感も改善された。現在も週2回のベースで耳鳴の治療を受けている。 

TMさん 49歳

突発性難聴で来院。耳の詰まり感、耳鳴りがある。1回の治療で耳鳴りが聞こえなくなり詰まり感も気にならなくなった。その後、耳鳴り、詰まり感が出ても治療すると症状が改善される。1クール(10回で)、耳鳴りと閉塞感は無くなった。もともともっているアレルギー性鼻炎もかなり改善した。

 

ISさん 56歳

左耳の難聴のため来院。以前、同じ症状が出たことがあり、薬の治療で治ったが今回は治りが悪い。耳鳴り、詰まり感、めまいはなく、高音が響くのが気になる。2回の治療で響く感じが無くなり、左耳で電話の声も聞こえるようになった。その後、3回治療し、電話の声もずいぶん聞こえが良くなった。

 

TKさん 48歳

右耳の詰まり感、難聴のため来院。詰まり感は3回の治療で気にならなくなり、1クール(10回)治療したところで聞こえにくさもなくなり完治した。

 

 

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   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

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