40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病専門の中国鍼灸(はりきゅう)の林鍼灸院にお任せ下さい(対応言語:日本語・中国語・English)
 

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慢性疲労症候群(まんせいひろうしょうこうぐん)とは

慢性疲労症候群は、原因不明の強度の疲労が長期間(一般的に6ヶ月以上)に及び継続する病気である、CFS (chronic fatigue syndrome)とも言います。欧米で1980年代から注目されはじめた症状ですが、原因不明の疾患で、通常、血液検査等も含む全身の検査を受けても他の病気が見つからず、精神疾患も当たらない場合に初めて疑われる(除外診断)病気である。

患者が訴える主な症状は、身体及び思考力両方の激しい疲労と、それに伴い、日常生活が著しく阻害されることである。

日本では人口の0.3%にあたる約38万人がCFSを罹患していると推定されているが、認知度の低さにより、適切な診断を受けていないか、うつ病神経症更年期障害自律神経失調症等に誤診されている患者が多いと思われる。

20代から50代のうちに発症するケースが多く、患者全体のうち女性が6〜7割程度を占め、アレルギー疾患を併発するCFS患者が多いと言われている。

 

慢性疲労症候群の診断基準

 (以下の症状が6カ月以上にわたり持続または繰り返し生ずること)

1. 微熱ないし悪寒 
2. 咽頭痛 
3. 頚部あるいは腋窩リンパ節の腫張 
4. 原因不明の筋力低下 
5. 筋肉痛ないし不快感 
6. 軽い労作後に24時間以上続く全身倦怠感 
7. 頭痛
8. 腫脹や発赤を伴わない移動性関節痛 
9. 精神神経症状(いずれか1つ以上)
羞明、一過性暗点、物忘れ、易刺激性、錯乱、思考力低下、集中力低下、抑うつ
10. 睡眠障害(過眠、不眠)
 

慢性疲労症候群の西洋医学的な治療法

西洋医学では慢性疲労症候群に対して根本的な治療法まだありませが、対症療法を中心に行われています。

 

慢性疲労症候群と中医学的な考え

当院では沢山の慢性疲労症候群の方が通っています。鍼灸治療で沢山の方々が症状の改善ができ、疲労感がなくなり、日常生活も出来るようになりました。

中医学的な診察法で慢性疲労症候群の病因や様々な症状を見分け、治療していきます。針灸治療では局部またはひとつの症状を診るだけではなく、全身のバランスや変化を診てその原因を見つけ出します。あちこちの病院で検査しても異常がないと言われた方々や薬ではなかなか改善されない方にぜひ中医学の鍼灸治療を試しにして下さい。

 

当院の慢性疲労症候群に対する鍼灸治療の弁証(見分け)

当院の院長の長い鍼灸治療経験に基づき、慢性疲労症候群を3つのタイプに分けられ、それぞれの症状に治療方針を立つ、選穴して治療することにより、効果が上げています。

 

① 肝気鬱滞

症状 疲れやすい、胸脇脹満、お腹が張る、ため息、食欲不振、抑うつ、やる気ない、肩コリ。舌質暗紅 苔薄白 脈弦  

治療法則 疏肝解鬱

取穴 肝ゆ、気海など お灸なし

 

② 心脾陽虚

症状 倦怠感、めまい、心悸、不眠多夢、軟便または下痢、食欲不振、肩コリ、顔色晄白、舌質淡 苔薄白 脈細弱

治療法則 補中益気、養血

取穴 脾ゆ、心ゆなど+お灸

 

③ 腎陽虚

症状 疲れやすい、畏寒腹冷、腰痛、頻尿、夜間が何回起きる、性欲減退、舌質淡暗 苔薄白 脈沈遅      

治療法則 温補腎陽

取穴 腎ゆ、肝ゆなど+お灸

 

症例

ANTUONY さん 男性 31歳  2010年12月初診

数年前にイギリスで慢性疲労症候群を診断された。病院に処方された薬をずっと飲んでいたが、改善されなかった。来院時、肩背部の痛み、全身疲労感、全身関節痛、不眠、便秘など症状がひどい。弁証して、全身の治療をした。遠方(名古屋)から通っているから、週1回のペースで、通い続いた。半年の治療で、症状がかなり緩和され、疲労感も無くなりました。

 

TKさん 女性 65歳  2013年2月1日初診

平成2年大阪医科大学に慢性疲労症候群を診断された。1日中寝込んで起きれない。お腹の表面が焼けるように熱くて痛い、目がかすんで物を見えない、肩も痛い、日常生活に支障があった。10年以上薬を飲んで、全然効かないと。当院で3クール(30回)の鍼灸治療を受け、お腹の痛みなど症状が緩和され、普通に買い物にも行けるようになった。

 

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   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

記事が2017.No.5 医道の日本に掲載された

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