40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病専門の中国鍼灸(はりきゅう)の林鍼灸院にお任せ下さい(対応言語:日本語・中国語・English)
 

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認知症は、一般的には高齢者に多い病気ですが、65歳未満で発症した場合、若年性認知症とされます。若年性認知症は働き盛りの世代ですから、ご本人だけでなく、ご 家族の生活への影響が大きいです。近年、老年性認知症患者が増え続いている中、若年性認知症も増加している傾向です。そのため、認知症の治療と予防がとても重要の課題になります。 

当院には認知症治療のため通院している患者が沢山います。当鍼灸院の認知症への鍼灸治療では、認知症に特効的な「三焦鍼法」以外、頭鍼も行います、前頭葉など脳に刺激により脳への血流の循環が良くして、認知症の症状が緩和をしたり、進行をさせないたりすることが可能です。病院の治療でなかなか緩和されない認知症はあきらめずに、ぜひ、当院の鍼灸治療をお勧めです。

認知症の原因・治療方法などについて西洋医学と東洋医学のそれぞれの考え方を紹介します。

 

西洋医学では 

認知症とは

脳は、体のほとんどあらゆる活動をコントロールしている司令塔です。それがうまく働かなければ、精神活動も身体活動もスムーズに運ばなくなります。

いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活する上で支障が出ている状態です。

若年性(65歳未満)に発症するアルツハイマー病型認知症、老年性(65歳以上)に発症するアルツハイマー型老年型認知症、家族性アルツハイマー病などがある。

 

認知症の原因は

1.認知症を引き起こす病気のうち、もっとも多いのは、脳の神経細胞がゆっくりと死んでいく「変性疾患」と呼ばれる病気です。アルツハイマー病、前頭・側頭型認知症、レビー小体病などがこの「変性疾患」にあたります。

2.続いて多いのが、脳梗塞、脳出血、脳動脈硬化などのために、神経の細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、その結果その部分の神経細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れてしまう脳血管性認知症です。

 

認知症の分類は

1.アルツハイマー型認知症                        

認知症の約半数を占める疾患。脳内に異常なたんぱく質が蓄積し、神経細胞が変性・脱落して脳が萎縮していく。ひどい物忘れや時間・場所の見当識障害などの症状に始まり、高度の認知症となる。

2.レビー小体型認知症

認知症のうち、大脳皮質の神経細胞にレビー小体と呼ばれる構造物ができることで起こるもの。物忘れのほかに幻覚症状がある。また、手足がこわばり、運動障害が生じるパーキンソン病に似た症状を伴う。

 

治療では

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 治る病気や一時的な症状の場合があるため、早期診断、早期治療は非常に重要です。

正常庄水頭症とか、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫などの場合、脳外科的な処置で劇的に良くなる場合もあります。甲状腺ホルモンの異常の場合は、内科的な治療で良くなります。薬の不適切な使用が原因で認知症のような症状がでた場合は、薬をやめるか調整すれば回復します。ところが、こうした状態のまま長期間放置すると、脳の細胞が死んだり、恒久的な機能不全に陥って回復が不可能になります。一日も早く受診することが重要です。 

 

東洋医学では 

認知症とは、知力減退を主特徴とする病証である。主な症状は記憶、判断、計算、認識、分析の能力が減退や性格と人格の変化などがある。本証の病位は脳にあるが、その発症は心・脾・肝・腎臓の機能と密切な関係がある。または胆、三焦なども本証と関連すると考えられる。(治療は主として養心、補脾、益腎がそのポイントとなる。) 

 

認知症のタイプ

1.心脾両虚による認知症 

脾は「意」、「思」を主っている。過度の思慮などにより心脾を損傷し、そのために気血を消耗して脳を養わなくなると認知症がおこる。

症状 忘っぽい、智能減退、言語の表現力が低下、落ち込む、精神倦怠、多夢、心悸、食欲不振、味覚がない、軟便、舌質淡,舌苔薄自,脈細弱

鍼灸治療

選穴:四神聡、脳戸、神門、心兪、脾兪等

 

2、腎精不足による

 認知症 加齢老化や房事過多などにより腎精が不足し髄が減り、脳を充分に栄養できなくなると認知症がおこる。

症状 智能減退、表情呆滞、言語の表現力が低下、落ち込む、腰膝の無力・痛、眩暈、耳鳴、顔色や毛髪に艶がない、歯が弱く・抜け易い、骨折しやすい、舌質紅、舌苔少。脈細弱或は細数

鍼灸治療

選穴:百会、脳戸、神門、腎兪、肝兪等

 

3、痰濁阻竅による認知症 

思慮過度や食生活の不摂生などにより脾胃を損傷して脾胃の運化機能が弱くになり、痰湿が生じる。清気がその痰湿に阻害され、脳竅に届け無くなると認知症がおこる。

症状 智能減退、表情呆滞、独り語、泣笑無常、落ち込む、身体が重だるい、胸腹脹悶、唾液が漏れる、食欲不振、舌質淡、舌苔白厚膩、脈滑/濡

鍼灸治療  

選穴:百会、豊隆、太陵、人中、合谷等

 

4、お血阻絡による認知症 

頭部外傷や情志失調による気滞、或は加齢老化や過労による気虚などの原因で血が生じる。これにより脳の脈絡の気血運行がスムーズに出来ず、脳は気血の栄養を充分取られないと痴呆症がおこる。

症状 智能減退、表情呆滞、泣笑無常、驚き易い、頭痛、唇暗い、皮膚の栄養状態が悪い、半身不随、片側肢体が痺れる、舌質暗、血点・斑、舌底静脈瘤、或は舌体斜め。脈細渋

鍼灸治療 

選穴:三陰交、行間、期門、膈兪、内関等

 

その他の鍼

頭鍼療法 運動区など+パルス

耳針療法 神門、腎、脳、枕穴など

三焦鍼法

 

認知症の養生

日常生活、社会活動の中の養生法(次のことが主に老人性痴呆症の予防や治療に役立つ。 

☆興味、ゲームなどの脳訓練を心がけさせる。

☆老若男女交友の機会をふやしていく。

☆毎日、一定量の仕事を義務づけること。

☆毎日、定期的な肉体運動をさせる。(例えば、散歩・太極拳など)

☆禁煙禁酒。

☆早寝、早起、正常な生活ルールを守ること。

○飲食養生

痴呆症患者に飲食養生の原則としては多種類、高蛋白、高ビタミン、低脂肪などである。以下の食材は認知症の予防や治療に

①  ほうれん草 ②ニラ  ③キャベツ ④竜眼肉  ⑤花菜  ⑥茄子 ⑦桂円 ⑧落花生 ⑨胡麻 ⑩トモロコシ ⑪胡桃仁

 

脳卒中後遺症と鍼灸治療 パーキンソン病と鍼灸治療  

認知症(アルツハイマー病と鍼灸治療筋ジストロフィーと鍼灸治療

多発性神経炎(多発性ニューロパチー)と鍼灸治療

線維筋痛症と鍼灸治療  ギランバレー症候群と鍼灸治療  

メージュ症候群と鍼灸治療 本能性振顫と鍼灸治療   

多発性硬化症と鍼灸治療  脳性(小人)麻痺後遺症と中国はり

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   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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新著書 中医美容鍼灸実践

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記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

記事が2017.No.5 医道の日本に掲載された

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