40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病専門の中国鍼灸(はりきゅう)の林鍼灸院にお任せ下さい(対応言語:日本語・中国語・English)
 

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当院には大勢のアレルギーの患者が通院しています。鍼灸治療により身体を内側から整え、病気やアレルゲンの侵入を寄せ付けないバリア力を高めることができます。便利さや美食を追求する現代の生活では、健康の基本となるこのバリアが低下しがちになり、アレルギー性鼻炎を含めアレルギー性疾患が増加。また、体力や自己回復力など身体を守る力が不足して、病気にかかりやすくなる人も増えています。

近年、アレルギー性鼻炎にかかる人の数は増加しており、日本人の5人に1人は、この鼻炎に悩まされているといわれています。

 

西洋医学では

アレルギー性鼻炎は、アレルギー反応によって起こる鼻の粘膜の炎症です。アトピー性皮膚炎やぜんそくなどと同じアレルギー性疾患の一つだといわれています。かぜでもないのに、突然くしゃみや鼻水がとまらない。鼻もつまる……。そんな症状が起こったら、アレルギー性鼻炎かもしれません。季節性アレルギー性鼻炎と通年性アレルギー性鼻炎の2種類があります。 

 

成因

この病気が増えている原因には、気密性の高い居住環境によるハウスダストの増加、花粉の飛散量の増加、大気汚染、ストレス、食生活の変化などが挙げられます。
 

症状

アレルギー性鼻炎は、発作的に起こるくしゃみ、鼻水(さらさらした水のような鼻水)、鼻づまりが繰り返し起こるのが特徴です。この鼻炎には、症状が年中に出る「通年性アレルギー性鼻炎」と、一定の季節に限って症状が現れる「季節性アレルギー性鼻炎」の2つがあります。また2つが同時に起こることもあります。

通年性アレルギー性鼻炎の場合、冬に比較的強い症状が出ます。暖房で窓を閉め切っているため室内にハウスダストが飛び回り、さらに空気が乾燥することから症状が悪化します。合併症として、ぜんそくやアトピー性皮膚炎が起こることもあります。
季節性アレルギー性鼻炎のほとんどは「花粉症」と呼ばれるもので、その発症時期は、原因となる植物の開花時期と一致しています。鼻の症状のほか、目のかゆみ・充血(アレルギー性結膜炎)、のどの違和感、皮膚のかゆみ・湿疹、咳、頭が重たい感じなどの症状が出ることがあります。 

 

治療

アレルギー性鼻炎の治療法には、抗原の除去と回避、薬物療法、特異的免疫療法、手術療法があります。

 

◎抗原の除去と回避
アレルギー性鼻炎になるかどうかは、その人自身の遺伝的な体質によるところが大きいため、完全に予防することは困難ですが、生活環境から原因となる抗原を取り除き、接触を避けることで症状を軽くできます。

 

◎薬物療法

抗アレルギー薬を基本に、必要に応じて症状を和らげる薬を併用します。

局所ステロイド薬(点鼻薬)と飲み薬
鼻粘膜の炎症を抑えるとともに、くしゃみ、鼻水、鼻づまりに優れた効果を示します。効果も比較的早く現れ、抗アレルギー剤の経口薬と併用することで症状はかなり抑えられます。ただ、長く使用すると、鼻の乾燥、眠きが出る場合があります。 

 

◎手術療法

鼻腔の形に異常があって症状が改善されにくい人、薬物療法等では鼻づまりが治らない(鼻の粘膜の腫れがひどい)人には手術療法が効果的です。(但し1〜2年経つと鼻粘膜が再生され、効果が薄れる場合があります)。

 

東洋医学では

中国の古代医学書に「キュウ鼻」という言葉で記された疾患があり、その症状は「突然に鼻がムズムズし、くしゃみが止まらず鼻水が流れる」とある。今でいうアレルギー性鼻炎のことです。それに対する治療法もありました。

 

成因

アレルギー性鼻炎の発症には、東洋医学の考えでは患者の体質が大きな要素としてかかわっている。体力の低下、ストレス下に長期間さらされたりすると自律神経のバランスが失調して外界から入ってきた異物に身体が起こした免疫機能の過剰な反応が起こって発症すると考えられている。

 

鍼灸治療

アレルギー性鼻炎の鍼灸治療の効果については、体質改善のための全体的な鍼灸治療の他に、花粉症によるものは花粉症の時期に週に数回鍼灸治療を続けると、発作が起きなくなることもあります。有効なツボは、迎香、印堂などのツボがある。年中に症状が出る人は定期的に体質改善の鍼治療が必要です。継続の治療はアレルギーの体質を変えていくことができます。 

 

治療原則

体質・体調が悪いために、体に歪みが生じアレルギー性鼻炎を引き起こると考えているため、体質を改善して症状を押さえようというのが、アレルギー性鼻炎の鍼灸治療の基本です。

 

取穴

迎香、上迎香、印堂、足三里など。

手技

補・瀉法を兼施する。

 

生活上の注意と予防法

日常生活の中で注意を払うことで、アレルギー性鼻炎の症状を改善するとともに、発症を予防したり悪化を遅らせたりすることが可能です。主な予防法は次の通りです。 

◎分煙・禁煙を徹底する
たばこの煙は鼻の粘膜を刺激し、症状を悪化させる原因になるので注意が必要です。職場や家庭で、分煙・禁煙が必要です。職場や家庭で、分煙・禁煙を実践しましょう。
 

◎ペットを室内で飼わない
犬や猫などの体にすみついたダニはアレルギーの原因になります。ペットは屋外で飼い、寝室に入れないようにしましょう。ペットの飼育環境を清潔に保つことも大切です。
 

体に抵抗力をつける
 十分な睡眠を取り、過労を避け、ストレスをためないことが大切です。体の抵抗力を高めるため、厚着や冷暖房に頼った生活を避け、適度なスポーツをするようにしましょう。

◎バランスのとれた食生活を心掛ける
 タンパク質や脂肪の摂り過ぎは控えてください。毎日のメニューにビタミンやミネラルをたっぷり含む野菜などを取り入れ、バランスのよい食事を摂る習慣をつけましょう。食品添加物を含む食品にも注意が必要です。

 

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   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

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