9月9日日
今年の特別の暑さで、皆さんの食欲が落ちてしまい、急に涼しくなると体が追いつかなくて、疲れやすくなり、身体がだるいとか様々の不調が出てきませんか。
食欲のない夏から食欲旺盛の秋に変わると何に気をつけたほうがいいでしょうか。
季節に合わせて身体を補う・・・これ中国医学の基本的な考え方です。
秋になると空気中の湿気がだんだんと少なくなり空気が乾燥してきます。
秋の養生の基本は、益気・潤燥・滋陰(気を補い、乾燥に気を付け、陰を養う)を心かけます。気が足りなくなると疲れやすくなり、気力や体力もなくなります。
気を補う食物はたくさんありますが、穀類やイモ類、豆類、肉類がいちばんいいらしいです。
滋陰潤燥の働きのある食べ物は(身体を潤す働き)落花生・ゴマ・さつまいも・山芋・かぼちゃ・だいこん・白菜・百合・きくらげ・なし・りんご・葡萄・枸杞・オリーブ・杏仁・蜂蜜・豚肉・かも肉等です。
陽気を収斂するために少し酸味のものも一緒にいただくといいでしょう。
皆さんは季節の変わり目に、食事に少し工夫したら、身体の不調をうまく乗り越えるかもしれませんよ。