40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病専門の中国鍼灸(はりきゅう)の林鍼灸院にお任せ下さい(対応言語:日本語・中国語・English)
 

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 当院には大勢の眼科疾患の患者が通っています。斜視・複視も鍼灸適応症の一つです。斜視・複視の治療には目の周りに鍼を刺す必要があるため、高度の医学知識と熟錬の手技が必要です。当院は眼科疾患の鍼灸治療ができる数少ない鍼灸院です。重度な眼精疲労、緑内障、ドライアイ、加齢黄班変性症、視神経炎など他の眼科疾患の鍼灸治療についてもお気軽にご相談ください。

 

斜視(しゃし)とは

右目と左目の方向が病的にずれていることを斜視といいます。つまり、片目はまっすぐ向いていても、もう一方の目が「違う方向」を見ていることです。

斜視には、いつもずれている恒常性斜視と時々ずれる間欠性斜視があります。

また斜視は、目の位置によって内斜視、外斜視、上斜視、下斜視、回線斜視に分けられます。

 

斜視の原因

普通、斜視といえば、眼球の動きがほぼ正常であるにもかかわらず、左右の目の視線がずれているもの(共同性斜視)をさします。

乳児〜小児期に見つかる斜視の多くは原因不明ですが、屈折異常(遠視、近視、乱視など)や、調節機能(目のピント合わせの機能)の働き過ぎで起こる斜視があることは古くから知られ、共同性斜視とよばれます。

その一方で、眼球運動をつかさどる神経の麻痺や眼球を動かしている筋肉自体の障害によっておこる斜視(麻痺性斜視)があり、どの年代にでも発生します。動眼神経麻痺、外転神経麻痺、滑車神経麻痺などで斜視が見られます。

つまり、子どもの斜視の多くは共同性斜視で、大人に見つかる斜視の多くは麻痺性斜視です。

乳児などでは、斜視がなくても斜視のように見えることがあります。これは偽斜視とよばれ治療不要ですが、まぎらわしいときには診察を受けましょう。

 

斜視の症状

 斜視の症状として、眼位の異常、両眼視の異常(複視)、弱視になるなどが挙げられます。

・眼位の異常

目標を見るときに、片方の目は目標を見ているにも関わらず、もう片方の目は目標と違う方向を向いており、視線の向きに異常が生じます。

・両眼視の異常

両眼視とは、 2つの目で見たものを脳で1つにまとめる働きのことです。斜視によって両眼視ができなくなると、立体感を感じなくなったり、物が二重に見える複視(ふくし)が起こります。

・弱視

両眼視ができなくなることで、斜視のある方の視力が悪くなることがあり、弱視と言います。

 

西洋医学の治療

 斜視の治療は大きく分けると、「手術による方法」と「手術以外の方法」とがあり、きちんと検査した上でどの方法が適切であるかを判断します。

 手術以外ではコンタクトレンズや眼鏡を使う方法やプリズム眼鏡の装用、両眼視機能訓練などが行われます。

 手術では目を動かす筋肉(外眼筋)の付いている位置を調整することで、目の位置を改善します。

 麻痺性斜視の場合は、原因疾患の治療を行うことが第一となり、手術が必要となる可能性もあります。

 

東洋医学では

東洋医学的な鍼灸治療はツボへの刺激により麻痺している神経への血流循環が良くすることと脳からの指令が正しくすることで斜視が緩和されたり、完治されたり事ができるわけです。

当院では、斜視に対して積極的に治療を行っています。他院にない多方面な治療法を同時に行い、更に電気鍼(パルス)と手技の活用によって、鍼灸効果を最大限に引き出す、即効性の高い鍼灸治療を実現しています。当院の鍼灸治療によって多くの斜視の方が完治したり、改善したりすることが認められます。特に原因不明の斜視や、動眼神経麻痺や外転神経麻痺などの麻痺性斜視の場合でも、多くの方に改善が見られます。

 

よく取るツボ

晴明、球上、球後、肝ゆ、光明等

 

症例

 

Sさん 男性 47歳

初診 2024年1月

昨年の11月から右目が二重になって見える状態で、病院にいろいろの検査は異常なし、原因不明の複視だと診断されました。薬の治療はなし、様子を見ることになった。

当院に来院した時、上、右、正面に見る時複視の状態です。眼球運動は異常なし。

当院の週1のペースでの1回してから複視が段々良くなってきて、5回の治療後複視がなくなり、完治になりました。

 

yさん 女性 50歳

初診 2022年11月

原因不明の右目の斜視で複視もある。

来院時、右目が外斜視、複視の症状でした。

当院の10回の治療後、右目は右端まで動けるようになり、斜視も複視もなくなりました。

 

Kさん 女性 47歳

初診 2022年9月

7月に未破裂脳動脈瘤の手術を受け、術後左が見にくくなり両目で見ると二重見える。

来院時、左の眼球が上下に動きにくい、外斜視、複視の症状でした。車の運転もできなくなった。

当院の15回の治療後、遠方に見る時だけ少し複視があるが、車の運転もできていて、日常生活に影響がなくなった。

 

Yさん 男性 59歳

初診 2022年8月

6月初めに頭の打撲で硬膜下血腫になり、脳の手術をしたが、両目の複視は改善されなかった。病院にそれ以上の改善はないと言われた。

当院に来院した時、複視、眼瞼下垂はなし、右目が上と右側の動きが鈍い。

当院の週1~2回のペースでの鍼灸治療10回後、複視がなくなり、完治が出来ました。

 

Aさん 女性 38歳

初診 2022年7月

2015年バセドウ病眼症の手術を受けた。この3年ぐらい前から近距離の複視(2重見える)、上下ずれて見えるのが酷くなった。

当院の2回鍼灸治療後、上下ずれて見方が良くなり、7回後近く見ても複視はなくなった。

 

Tさん 男性 63歳

初診 2022年5月

2月13日ゴルフの球は右目に当たって瞼が4鍼を縫いた傷を負った。その後、二重に見えるようになり、遠方、特に信号を見る時二重に見え、運転に支障があった。眼科に眼球の動きが正常で、原因がわからなく様子を見てくださいと。3ヶ月過ぎでも良くならずに来院した。

当院の週2~ 3のペースでの鍼灸治療6回後、複視がほぼなくなり、傷のところの違和感もなくなった。

 

kさん 男性 53歳

初診 2022年3月

1年前より、約30年ぶりオートバイに乗り始めて、運転1時間程度すると、道路の白線、黄線が二重に見えるようになり、片眼だけで見るときれいに見える。運転に支障をきたすので、何とか治したいと来院した。また、緑内障も持つ。病院に原因不明の複視だと様子を見るしかないと、右耳鳴りもある。

当院の週1のペースでの鍼灸治療5回後、複視がほぼなくなり耳鳴りも良くなった。

 

Nさん 女性 59歳

初診 2021年11月

10月、甲状腺眼症の眼球突出で手術後、複視になった。遠近に見るとも二重見える。遠いところに見る時酷い。

当院の3回鍼灸治療後、近く見る時複視がなくなり、8回後7割治って、10回後複視ほぼなくなった。

 

Oさん 女性 40歳

初診 2021年10月

9月、甲状腺眼症の眼球突出の手術後による複視と斜視になった。生理不順もあり、30歳からピルを服用して人工生理です。また、近眼が酷くて緑内障の予備軍だと言われている。

 

当院の5回鍼灸治療後、複視と斜視は殆んどなくなり、今回の生理も自然に来た。8回の治療後、複視と斜視とも完治した。

 

Aさん 男性 58歳

初診 2021年9月

8月から急に両目でものを見ると2重に見える。眼科に行って点眼薬をしたが変化なし。脳外科でMRIの検査で、異常なし。目の神経に炎症が起きていると言われ、ステロイドの服用になったが、1ヶ月過ぎでも良くならず当院の治療に求めに来た。

当院の週1回の10回鍼灸治療後、複視がなくなり、完治した。もともと耳鳴りの治療のため、続いて鍼の治療をしている。

 

kさん 女性 66歳

初診 2021年5月

3年前から複視が出始め、段々ひどくなった。眼球の動きは正常。原因不明だと病院に言われた。

親戚は当院の治療で治ったから当院の治療に来られた。

当院の週2回の20回鍼灸治療後、複視がなくなり、完治した。

 

Fさん 男性 41歳

初診 2021年3月

2月4日から複視(左眼が右斜め下に傾いて見える)病院に原因不明の斜視と診断され、ビタミン剤を処方してもらった。

当院の週1回の6回鍼灸治療後、複視がなくなり、完治した。

 

Oさん 女性 59歳

初診 2021年3月

1ヶ月前から複視(上、下、右に見る時)が続いている、原因不明の突発性斜視と診断され、ビタミン剤と点眼薬を処方してもらった。1ヶ月の使用しても改善はありませんでした。

当院の週2回の鍼灸治療7回後、複視が8割良くなり、10回後完全になくなりました、完治した。

Mさん 男性 77歳

初診 2021年3月

2月12日急に発症、眼球の裏が鈍痛と眼ケイ下垂が強かった、鎮痛剤を服用した。2月末ぐらいから痛みが軽減したが、複視と眼球の外転が出来ないに苦痛になった。1ヶ月前から複視(上、下、右に見る時)が続いている、原因不明の突発性斜視と診断され、ビタミン剤と点眼薬を処方してもらった。1ヶ月の使用しても改善はありませんでした。神経内科の診療では先生に回復に望めないのではないかということ。

当院の鍼灸治療5回後、少しずつ焦点が合うようになり、10回で複視は完全になくなりました。

 

Mさん 女性 22歳

初診 2020年3月21日

2019年1回目の脳腫瘍の手術をした。今年の1月に2回目の手術後、左眼の内斜視、複視になり、2か月に経ても良くならなかったため、当院の鍼灸治療を求めに来た。

1クール(10回の治療で斜視と複視ともなくなり、完治しました。

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   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

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