生理不順(月経不順)と中国鍼灸/はり/東洋医学

イラスト(先生).JPG生理不順の鍼灸治療は当院のお得意の疾患の一つです。当院では婦人系疾患の専門治療院として、実績のある鍼灸院(はり・きゅう院)です。大勢な不妊症・生理不順・生理痛など婦人系疾患を持っている女性が通っています。多数の生理不順、生理痛、不妊の方が症状がよくなり、子供もできています。当院の院長が独自な耳針療法・眼針療法を加えて、より高い効果を得られています。

生理不順が不妊症の主な原因のひとつであるため、3か月で不順に続いたら、早めに治療は開始したほうがいいと思います。また、いらいらして、胸張る、冷え症、にきびなどを伴うことも多いから、そういった症状を改善しないと、日常生活にも支障をきたすことになるから、鍼灸治療もお薦めます。薬を飲む前、まず中医学的な鍼灸治療をした方がいいと思います。西洋医学的な本格治療をしている場合にもホルモン剤の投与による副作用を針灸で治ることも期待されています。

 

西洋医学では

生理不順とは

正常の生理は9〜15歳から女性の子宮内膜がはがれて出血するのが生理(月経)です。妊娠や授乳時期以外、月に1回なので、医学的な術語が月経と言います。それは25〜38日周期、3〜7日間の持続日数、平均50歳ぐらいまで続きます。

生理周期の乱れと出血量などの異常の状態を生理不順と言います。

 

生理不順のタイプ

「頻発月経」−月経周期が24日以内でおこる。

「稀発月経」−月経周期が39日以上におこる。

「原発性無月経」−18歳以上になっても月経がない。

「続発性無月経」−3か月以上に月経がない。

「不規則月経」−月経周期の長短が不規則。


生理不順の原因とは

月経は子宮だけで起こる現象のように思われますが、実は脳の視床下部や下垂体、卵巣からの排卵、そしてこれらから分泌される様々なホルモンによってコントロールされています。

環境の変化や人間関係などによる精神的ストレス、無理なダイエット、激しい運動、不規則な生活、栄養不良、下垂体の機能の異常、卵巣の異常、甲状腺機能亢進症・低下症、薬の副作用などによりホルモンのアンバランスで起こります。また、血行不良、子宮筋腫および子宮周囲の炎症などで引き起こすの原因もあります。

 

治療では

基本的に薬による「薬物治療」が中心です。ホルモン剤を1〜2週間飲んだり筋肉注射でホルモンを補ったりして月経を起こすのが一般的。

 

東洋医学(中医学)では

原因

実症「肝気鬱滞」、「お血」虚症「腎虚」、「気血虚」によるものに分けられます。

「肝気鬱滞」はストレスや怒りにより肝の疏泄が失調すると発症します。一般的に、肝の疏泄が過度になると月経は早くなり、疏泄が及ばないと月経が遅くなると言われています。なので、肝の疏泄が一定せず過度になったり及ばなかったりすると月経周期が不安定になります。

「お血」は長期な身体の冷えにより血行悪くなり、また「気」の流れが悪くなると「お血」の巡りも悪くなり、血液が滞っている状態も生じやすくなる。

「腎虚」は先天の腎気不足や房事過多(過度の性生活)による腎気の消耗により、腎の精血を蓄える作用が失調して衝脈、任脈に及んで発症します。

「気血虚」は手術後、病後、慢性病気、出血などによる貧血または元々弱い体質、過労、飲食不節により脾の機能を弱め、血の生成不足と統血機能が低下すると生理不順が起こる。

 

症状

肝気鬱滞タイプ

主な症状−月経周期が不安定、経血量も不安定、抑うつ感、乳房の脹痛、胸脇部、下腹部の脹痛、イライラ、怒りっぽくなる、ため息などがあります。 

 

お血タイプー

 主な症状−稀発月経、経血量が多いまたは少ない、血塊が多い、腹痛、顔色暗いなどを伴う。

 

腎虚タイプー 

主な症状−稀発月経、経血量が少ない、耳鳴り、頭のふらつき、下肢や腰のだるさなどを伴う。 

 

気血両虚タイプー 

主な症状−生理が遅れる、量が少ない、血色が浅い、顔色が蒼白またはつやが無い、立ち眩み、ふらつく、寒がり、手足が冷え性。 

 

当院の月経不順の鍼灸治療

鍼灸治療時にはタイプによって取るツボも違いますし、手技も違いますので、まずタイプの見分けをしなければなりません。当院では、患者様ひとりひとりの症状に合わせて、適切な治療を行いますので、安心してご来院ください。 

鍼灸で卵巣や子宮などの血流をよくしてその機能の正常化によって月経順調になる目的とした治療を行います。また、自律神経やホルモンのバランスを整えることにより、いらいらして、ふらつき、肩コリなど症状も改善することができる。

鍼灸治療は副作用の心配もなく、体質を改善していけるので、何よりも安心して治療を継続していけます。


症例 

44歳 2017年1月初診

一昨年5月から全身性エリテマトーデス悪化してから生理が止まった。時々薬で人工生理を作る。体の冷え、頻尿(夜3回起きる)筋肉のこわばり、関節痛、いらいらしやすい。

当院の鍼灸治療を4回受け、イライラが軽くなり、生理も1年半ぶりに自力で来た。その後も週1回のペースで通い続き、生理が自力で3回来て、順調になった。頻尿もなくなり夜が起きなくなった。関節痛と筋肉のこわばりも緩和されて現在も続いて治療中。


26歳 2016年12月初診

14歳初潮、15歳まで順調でした。16歳から来なくなり、ホルモン剤で起こせないと自力で来ないです。病院でいろいろ検査をしても原因不明です。ほかの鍼灸院で1年半に治療を受けたが、特に変化なかった。冷え性、便秘。

当院の鍼灸治療を1回受け、胸張るようになり、2回を受けた後、何年ぶりに自力で生理が来て、6日間で、量も正常でした。現在も続いて治療中。

 

16歳 2016年8月 初診

生理不順、12歳初潮後、順調でした。14歳から、ダイエットのきっかけで、生理が不順になり、2015年4回,今年2回が来た。いつもイライラする、腰がだるい。

当院の鍼灸治療を受け2か月後、生理が来て、量も普通でした。今も続いて治療中。


35歳 2015年 初診

中学3年で初潮後、高校のときから3ー6ヶ月に1回程度しか生理が来ない。高校の時、ホルモン治療を1ヶ月程度やって生理が来るようになったが、病院に通うのをやめるとまた無月経に戻った。不眠(入眠障害)導眠剤を飲まないと眠れない、イライラする。前回の月経が7月でした。 

最初に週2回のペースで当院の鍼灸治療を受け、11月に、生理が来た。その後週1回のペースで、継続の治療を受け、毎月生理が来ていた。睡眠も薬なしで眠れようになった。

 

44歳 2015年 初診

今年の1月にライブの後右耳が突然聞こえなくなって、閉塞感もあり、病院の突発性難聴と診断されたと同時に生理も不順になった。2ヶ月、長い時3ヶ月も来ない。当院に突発性難聴と生理不順の治療後、3回の鍼で、生理が来た。その後も続けるの鍼灸治療により、生理が順調になり、突発性難聴もかなりよくなりました。

 

18歳 2014年 初診

12歳初潮以来、生理不順でした。不定期で、早くなったり、遅くなったりする。疲れやすい、生理の量が少ない。食欲不振。

週1回のペースで当院の鍼灸治療を受け、半年後、生理の周期が正常に戻ってきた。食欲も通常になり、疲れもとれた。

 

30歳 2012年 初診

5年前から生理不順になった、年3、4回しか来ない。生理前イライラする、胸張る。寝付きのよくない。

当院の鍼治療を受け、3ヶ月後、生理が毎月に来るようになった。生理前の症状も緩和された。1年の治療を受け、生理不順が治った。

 

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