飛蚊症と中国鍼灸中国鍼灸/はり/東洋医学

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飛蚊症が目のトラブルの中でも比較的多いトラブルです。眼科で検査しても原因がわからない場合も多く、かなりの方がこの症状で悩まれております。飛蚊症の発症年代は様々で、主に年長者ですが若年で自覚するケースもあります。

当院にはたくさんの飛蚊症の方が通っています。鍼をはじめ、当院の特別の治療方法ー眼鍼療法などを施すにより多くの方は浮遊物が薄くなり・数が減ったなどの効果が現れています。当院にはたくさんの症例を集積しつつあります。

 病院の飛蚊症の治療法について納得がいかなかった場合には、鍼灸治療をやってみるのも一つの方法です。針治療は薬や手術による副作用や合併症のリスクも無く、飛蚊症治療の選択肢の一つとして大きな可能性を秘めています。

 

飛蚊症とは

飛蚊症とは、明るい所(白い壁、青空)などを見つめたとき、目の前に黒い点や虫、糸くずなどの『浮遊物』が飛んでいるように見える症状のことです。

 

飛蚊症の原因

多くの場合加齢により自然発生する。飛蚊症自体は多くの場合目の機能に問題はないが、網膜剥離の初期症状や糖尿病網膜症の症状として現れることもあります。

主に生理的なもの、老化現象的もの、病気によるものなどいくつか挙げられます。 

◎  生理的飛蚊症

病気としてではなく飛蚊症を感じる方もいます。

母胎の中にいる時に本来は消えるべき硝子体の中の組織がそのまま残って飛蚊症として感じるものです。この場合は程度も非常に軽く、病気ではありませんので、心配しすぎないようにしてください。

 

◎  老化現象による飛蚊症

飛蚊症の原因として最も多いものが硝子体剥離です。この硝子体剥離の原因は、老化現象として起こります。硝子体とその奥の網膜は普通ぴったりとくっついています。ゼリー状の硝子体は老化や近視眼で収縮します。収縮すると硝子体と網膜とは離れてしまいます。これが硝子体剥離という状態です。この時もとの接着部分が硝子体混濁となり、その影が飛蚊症となるのです。

◎  病気による飛蚊症

網膜剥離や網膜剥離の原因ともなる網膜の穴が開くこと、眼底出血などの病気による飛蚊症があります。 

 

飛蚊症の症状

目の前を黒い点や虫、糸くずのような「浮遊物」が飛んでいるように見えます。特徴としては、視点を変えるにつれ、それが動き回るように感じる、明るい所でははっきり見えます。目をこすっても全く消えることはないということです。

 

飛蚊症の分類

生理的飛蚊症大きく三つのタイプに分けられます。「生理的飛蚊症」「老化的飛蚊症」「病理的飛蚊症」があります。いずれも鍼灸適応症となっています。

 西洋医学の治療  

@手術

日本では、飛蚊症除去の目的では硝子体手術のリスクは高過ぎると考えられているため、今まで、手術はほとんどない。しかし、最近、硝子体手術の安全性は向上して適応が広がりつつあるため、飛蚊症に対する硝子体手術も安全な手術であるとの見解が日本でも現れている

Aレーザー治療

レーザーで硝子体の混濁を直接に粉砕する施術もある。しかし、若年性の飛蚊症の場合に多い網膜や水晶体付近の混濁には、安全性確保のため、レーザーの照射は避けられる。 

 

飛蚊症について中医学の考え方

中医学では五臓六腑の“肝は目に開竅する”といわれます、眼の疾患は肝の機能の障害が深く影響していると考えられています。肝血が不足してしまうと視覚の異常や眼球の動きの異常など様々な眼病の原因のひとつであると考えています。
また肝の陰液不足のため肝陽を抑制できないためにおこる肝陽上亢や肝の陽気の過亢進による肝火上亢によって目の充血や炎症が起こります。目の充血や炎症は飛蚊症の原因になると考えられます。

 

当院の飛蚊症の鍼灸治療について

当院には中医学の診断方法に基づき全身の治療と目の周りのツボに鍼とお灸を施し、眼周囲の血流を改善し、肝の陰陽のバランスの調節、肝機能が高め、肝血を補うことで、目の炎症を抑え、線維化した硝子体内の物質を排出しやすくします。そして、飛蚊症の浮遊物が薄くなり・数が減ったなどの効果が見られています。

治療原則−補益肝血、健脾舒肝、活血通絡の治療を主とする。

取穴:肝ゆ、腎ゆ、精明など

 

飛蚊症症例

女性 54歳 

1年前から、飛蚊症はひどくなり、特に右目が黒いギザギザの輪のような浮遊物が常にふわふわしている。眼科では放っておくしかないといわれています。

また、眼精疲労、肩コリ、坐骨神経痛もあります。

当院に週1~2回のペースで、鍼灸を受けて3ヶ月後に浮遊物が段々薄くなり・数が減った、眼精疲労、肩コリ、坐骨神経痛もかなり軽減した。そして、通うペースをダウンして10か月後に浮遊物を完全にみえなくなり、完治しました。


女性 53歳 

2年前、右目の前に黒い点や虫、糸くずなどの『浮遊物』が飛んでいるように見える、病院に飛蚊症を診断されたが、特に治療の必要はないと言われた。症状が段々ひどくなり、眼精疲労、肩コリもひどい。

当院に週1のペースで、鍼灸を受けて3カ月後に浮遊物が薄くなり・数が減ったと、眼精疲労、肩コリもかなり軽減した。今も2週間1回のペースで、当院の鍼灸治療を受け、症状は安定している。

 

女性 56歳 

1年前、両目の前に虫ようなもの、黒い点などの『浮遊物』が飛んでいるように見える、目をこすっても全く消えることはない。病院に行ってない。自分が飛蚊症だと言う。また、目の疲れ、首肩こり、腰痛もあった。

当院に最初の1ヶ月で週2のペースで、鍼灸を受けてその後週1で、1月後に黒いものが見えなくなり眼精疲労、肩コリ、腰痛もかなり軽減した。

 

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