林鍼灸院では不妊治療院として、年間20代〜40代後半の数多くの女性を妊娠に導いた実績のある鍼灸院(はり・きゅう院)です。多数の方が2人目妊娠のために再来院しております。自然妊娠を望む方、不妊専門病院併用の方など、妊娠を望む様々な方に適切なアドバイスと治療で妊娠の可能性を高めます。当院に3か月以上継続に通っていた方の妊娠率(自然妊娠、人工授精、体外受精を含む)は80%以上でした。(当院の最新の妊娠報告)
近年、不妊治療に関する鍼灸治療の効果が多くの方に認識されてきており、ネットで不妊治療の鍼灸院を検索するとたくさんの鍼灸院が出てきます。
当院の鍼灸治療は今までの医学的な知識、経験および実績を生かし、患者様にとって最良の治療をすることのできる自信があります。他にない”対話”を重視し、患者さんの身体的な負担、精神的な負担などいろいろな負担を軽減する治療方針を特徴として、県外など遠くからいらっしゃる方も沢山います。また、90%以上の方が1人目出産後に2人目妊娠のために再来院なされてます。
「妊娠は時間との闘い」、どこに行っても上手くいかなかった方が是非、お早めに実績のある当院の治療を受けてみてください!
|不妊症と西洋医学
不妊症の原因として無排卵症、卵管閉塞、卵子の輸送障害、子宮内膜の炎症、子宮筋腫、子宮頚管ポリープ、子宮後傾などがあげられます。また、不妊症の症状としては、ホルモンのバランスが悪くてよい卵子が育たない、子宮内膜症が原因で着床ができない、生理不順などと様々です。
|西洋医学の治療法
◎無排卵の場合は排卵誘発剤を用いたホルモン療法。
◎卵管閉塞の場合はつまっている部分を開通させたり、障害部分を切除する手術を行います。
◎原因不明の不妊症の場合は排卵誘発剤等を用いるほか、人工授精や体外受精を行います。
|西洋医学治療法ー体外受精の成功率の現状について
「日本の体外受精の実施件数は世界一である一方、日本は採卵1回当たりの出産率が6.2%しかなく、60カ国中なんと最下位でした」
「東洋経済」2016年9月18日により
|不妊症と中医弁証
1.不妊の原因
① 腎虚
中医学でいう腎は腎臓のみでなく、内腎・副腎・外腎の3つをさします。 内腎・副腎は一般的な用語で言えば、 腎臓・副腎であり、外腎は泌尿生殖器をさします。泌尿生殖器とは、女性では子宮・卵巣および膀胱など、男性では睾丸などをさします。この腎の機能が低下することを腎虚といいます。
つまり、先天腎気不足、または過労により腎のエネルギが不足なると腎虚という。不妊に関していえば、生殖機能の弱っている状態。女性では卵巣機能不全・黄体機能不全などを意味し、男性では精子減少症、精力減退などを意味します。鍼灸治療の根本はこの腎虚を治すことにあります。
② 肝鬱 ストレスにより肝気の流れが滞り、任脈への気血の輸送量が少なくなり、調節機能も低下するため妊娠しにくくなる。はいきゅうの治療により、気の流れを良くする事でストレスをたまりにくくなり、妊娠に関わる任脈への気血を増やすことが期待できます。
③ 痰湿 先天の肥満体質、後天の飲食の不摂生、辛い物、甘い物の食べすぎなど食生活の影響によりもう一つの「後天ノ気」を弱くする原因となります。後天ノ気」とは食べたものによって生じる気で、人体は様々な影響を受けます。これが弱まると脾胃の機能失調、痰湿内生、気機不調になり、自らの子宮・卵巣を冷やし、ひいてはホルモンのバランスを狂わすことになります。そのためには薬と鍼灸での治療とともに食事の改善も必要となってきます。
④ お血 人体は気、血、水のバランスを基本に成り立っているという考えがあり、お血とは、その中の血の流れが滞った状態を言います。これは、不妊のもうひとつの大きな原因です。月経期間に感受風寒、寒凝お血の状態に陥ると、血行が悪くなり、人間が本来の持っているあらゆる機能を低下させます。もともと下半身は冷えやすいため、子宮・卵巣の機能がさらに低下してしまうのです。人によっては排卵障害や生理不順、および生理痛などを起こし、子宮筋腫・卵巣のう腫・子宮内膜症などの原因にもなりえるのです。
2.不妊症の中国鍼灸治療
最近では、高度不妊医療を行う専門病院の中でも鍼灸治療を取り入れる病院ができてくるなど、鍼灸治療を行う事で妊娠する可能性が高まる事も認められつつあります。
不妊症の鍼灸治療の歴史は長いです。鍼灸治療により妊娠率が大幅に向上するという記事や研究結果は中国国内と日本以外にも外国の多くの研究チームによって報告されています。
不妊症を大きく四つのタイプに分けられている。
① 腎虚タイプ
弁証要点:不妊、月経遅れ、経血の量が少ないor閉経、面色無華・暗、腰・下肢の無力感、四肢冷え、性欲低下、軟便傾向。舌淡苔白、脈沈・遅。
治療方針:温陽強腎、調補衝任(腎陽を温め、腎機能を強め、衝任脈を調整する)
選穴:関元、三陰交、足三里、血海、腎兪など
② 肝鬱気滞タイプ
弁証要点:不妊、月経前後不定期、量少、生理痛、乳房脹痛、鬱傾向、イライラする。舌質淡紅、苔薄白。脈弦。
治療方針 疏肝理気、調経
選穴は肝兪、蠡溝、気海など
③ 痰湿タイプ
弁証要点:不妊、肥満/肥満傾向、生理遅れ/閉経、下り物が多く・質粘稠、胸悶、悪心。苔白膩、脈滑。
治療方針:燥湿化痰、理気調経
選穴治療:足三里、陰陵泉、脾兪、太白など
④ お血タイプ
弁証要点:不妊、月経遅れ・量少・色紫暗・血塊、生理痛、普段少腹痛み。舌質紫暗・血斑点、脈細弦。
治療方針:活血化お、調経
選穴治療:足三里、血海、地機、気海など
不妊症は中医学においては原因を臓器(子宮、卵巣、卵管など)だけだと考えません。子宮や卵巣を取り巻く身体全体の状態を併せて治療してゆきます。これは鍼灸治療と生活習慣の見直しを併用することで、自然妊娠しやすいからだをづくりが可能になるからです。お灸で不妊症のツボに温熱作用を与えて、鍼で体調を調整すれば、卵巣、子宮など骨盤内器官の機能が改善され、妊娠しやすい体質を作ることができます。
鍼灸の不妊治療に対する作用とメーカリズム
その主な作用が視床下部・下垂体・卵巣軸を介するホルモン代謝調節と骨盤内循環動態の改善です。不妊症の女性には冷え性の方が圧倒的に多い。冷たい下肢の血液が外腸骨静脈から骨盤内に介して下大静脈へ戻る際に卵巣も冷却されて正常な代謝が抑制されるので、不妊治療には骨盤内血流とホルモン代謝の改善が必要です。
鍼灸治療により子宮の血流がよくなり、受精卵が子宮内に着床しやすくなります。そのほか、鍼灸治療は生理不順・生理痛・子宮内膜症・無月経など婦人科疾患にも効果があります。また、鍼灸でストレスを減らし、肩こりなどつらい症状も改善できます。排卵誘発剤などの使いすぎで低下した卵巣機能を鍼灸で回復しやすくなることもあります。
まとめると
鍼灸は
・生理不順の改善
・排卵の誘発
・骨盤周辺
・子宮内膜の血行の促進
・不妊治療に使われる薬の副作用の減少
などに効果があると言われています。
妊娠するために必要な
・ホルモン分泌
・妊娠を維持するために子宮環境
などを整えることはもちろん、免疫力を高め、心身を健康にすることによっても不妊治療の成功率をより高める役割も果たします。
子宮・卵巣を赤ちゃんのできやすい環境にすること、このような母体づくりをしないでいくら西洋医学的治療(ホルモン治療・人工授精・体外受精等)を試みてもなかなか妊娠するのは難しいと思われます。
当院の実績
2009年5月から2013年7月までに他の医療機関で不妊症と診断された挙児希望で、当院に来院し、中医弁証論治による鍼灸治療継続3ヶ月以上(鍼灸治療のみおよびART+鍼灸治療)により、113名の方が自然妊娠とARTで初めて妊娠が成立した。(2013年9月「日本中医学会」に論文を発表した)
「自然妊娠を望んでいる方」、「原因不明の不妊症といわれた方」や「何回も人工授精・体外受精を受けているのに妊娠できない方」、医師の経験と実績のある林鍼灸院の東洋医学的な鍼灸治療で体質改善をしてみませんか?
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