10月20日
多くの人は60歳ごろになると記憶力に加えて、判断力・適応力などに衰えが見られるようになり、知能の老化が始まります。
記憶の老化が進行し、物忘れが次第に多くなるのもこの時期ですが、この物忘れは加齢に伴う自然なものか?認知症のものか?その違いを分かれば、余計の心配はいりませんが、逆に認知症の疑いでしたら、早めに治療して、進行の阻止も大切だと思います。
以下の表を参考して、自己診断しましょう!
老化による物忘れ | 認知症による物忘れ |
体験の一部を忘れる | 体験そのものを忘れる |
忘れたことを自覚している | 忘れたことを理解できない |
何を食べたか忘れる | 食べたか忘れる |
約束をうっかり忘れる | 約束したこと自体を忘れる |
買い物へ言った時に、うっかり買い忘れる | 買い物に行ったことを忘れ、また買い物に行く |
日付や曜日、場所などを間違える | 日付や曜日、場所などが分からなくなる |
ヒントを与えると思い出せる | ヒントを与えても思い出せない |
作り話はしない | つじつまを合わせた作り話をする |
探し物は努力して見つけようとする | 探し物は誰かに盗られたと思う |