9月15日
中国の「中秋節」は旧暦の8月15日で、新暦の9月頃で、今年は9月15日です
「中秋節」は春節に次いで中国第二番目の伝統的な祝日です。中秋節の丸い月は団欒を象徴し、この祭りは「団欒節」とも呼ばれています。毎年、中秋節になると、人々は各地から家に帰り、家族と一緒に団欒の食事をします。
この日の月は一年の中で最も円に近く(満月)、最も明るく美しい月といわれます。月餅を食べながら、「仲秋の名月」を観賞するのは風俗です。この習慣は3000年余の歴史があり、古代の月祭りまで遡ることができます。地方により、月を祭る、カボチャ、タニシを食べる習慣もあります。
「中秋節」に親友の間に月餅を送ることも流行って、お互いに祝福の意を表します。
月見をしながら、昔の文学家が作った月を詠う詩句を思い出して、味わいます。
例えば、宋代の文学者で詩人の蘇東坡は、詩の中でこう詠っています。
人有悲歓離合(人には悲しみや歓び、出会いや別れがある)
月有陰晴圓缺 (月には晴れや曇り、満ちる時と欠ける時がある)
此事古難全 (昔からすべて完全なものはない)
但願人長久 (ただ遠く離れていても永久の無事を祈り)
千里共蝉娟 (共に美しい月をめでよう)
今日、仕事が終ってから、家のベランダで、中国から持ってきた月餅を食べながら、満月を楽しみに観賞したいと思います。
皆さんもぜひ、観賞してくださいね