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4月25日 くもり

最近のニュースで気になる記事がありました。

不妊治療での死亡事故というものです。

記事リンク:https://mainichi.jp/articles/20180424/k00/00m/040/044000c

卵管の通りを良くするため、子宮に通気治療をおこない起きた事故です。

そもそも卵管の検査で問題なしとされていたのに更に卵管の通りを良くしたいと考えおこなったそうです。

通気治療は腹腔鏡でおこなうので、お腹、子宮に小さな穴を開けることになります

患者さんの身体への負担を考えれば疑問が残る選択です

 

記事を読んだときはとても驚きましたし、残念な気持ちになりました

当院には不妊治療の患者様もたくさんいらっしゃるので胸の詰まる思いです。

不妊治療で命を落とすような事があるなんて・・・。

事故が起きた病院は不妊治療で大変有名な病院です。そのような病院でもこのような事故が起きてしまうのですね

 

日本の不妊治療患者数は世界で一番多いにも関わらず国で定められたガイドラインがないそうです。

海外ではすでにガイドラインが作られており、日本より成功割合も高いのですよ

治療に関してガイドラインがあればそれにしたがって治療することができ、大きな事故も少なくなります。

日本も早くできれば良いですね。

 

今回の事故は医療関係者の私たちでも通気治療は必要なかったのでは?と感じます。

不妊治療を受ける方の周囲に不妊治療に詳しい方や医療関係者がいれば

「腹腔鏡は体に小さな穴を開けるんだよ。少し負担ではないかな?」

「造影検査で問題なかったのに通気治療は必要なの?」 などお話できるかもしれません。

治療の方針やリスクを相談できる場所や環境が必要ですね。

 

当院もそのような場所になれるよう、技術の向上と知識の収集が必要です

新しい情報を吸収しつつ患者様に寄り添えればと思います

 

亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

記事が2017.No.5 医道の日本に掲載された

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