12月21日
今日から24節気の冬至です
この日は一年中に、昼間が一番短い、夜が一番長い日です。
冬至から、より一層寒くなります
体を冷やさないよう、体調の管理をしっかりしてくださいね
東洋医学では冬には補腎(腎を補う)が一番大事だと考えます。
腎は西洋医学で分類される腎臓とは、少し違います。
腎臓は、血液をろ過して老廃物を排出し、水の代謝を調整する働きなどがあります。
腎は、そうした水の代謝にかかわる働き以外に、精(生命エネルギー)を宿すという大事な役割があります。
冬になると、体の陽が抑えられたため、腎が冬の熱消費を維持するのに十分なエネルギーを準備するだけではなく、来年のためにも一定量のエネルギーを蓄える必要があるのです。そのため、冬には腎臓に栄養を与えることが非常に重要のことです。
腎臓にいい食べ物は?
◎黒い食品
黒い食品は腎のエネルギーを補充します。
例えば黒豆、アズキ、黒米、黒ゴマ、キクラゲのほか、コンブ、ヒジキ、ワカメなどの海藻類です。また、アズキは利尿作用が強く、腎臓の負担を軽減してくれます。
◎ネバネバ系の根菜類
ヤマイモ、サトイモ、レンコンのようなネバネバ系の根菜類も腎精の補充に優れています。
特にヤマイモは、腎だけでなく、消化吸収をつかさどる脾も強化します。脾は、食べ物から作ったエネルギーを腎に補充し、腎精の補充を助けます。
◎ナッツ類
小さな実に、大きく成長するエネルギーを秘めているアーモンドやクルミなどのナッツ類。
また、塩分を摂りすぎだったら、腎臓に負担がかかるため、塩分を控えましょう!
皆さんは身体に元気になるため、是非、冬のうちにエネルギーをいっぱい蓄えましょう