5月19日
16日に近畿では史上最も早い梅雨入りが発表されましたよね
梅雨の風物詩アジサイはまだ色づいていません。平年より21日、昨年と比べると、25日早かった
早い梅雨入りが1951年統計が始まってから、最も早く雨の季節がやってきました
梅雨の時期になると、頭痛、身体が重い、だるい、疲れが取れにくい、気分の落ち込みなどの症状を出やすくなります。東洋医学(漢方、鍼灸)では天気と体調は影響し合うと考えています
梅雨の時期は湿気が増えます。湿気によって、最も影響をよく受けやすいのは胃腸です。食欲がでない、もたれるなどの症状が出やすくなります
また、湿気は身体の手足の浮腫を生じやすく、身体が重い、だるく感じられます
さらに、湿気により食物の消化力が落ちると、十分なエネルギーが補給されず、疲れやすくなると東洋医学では考えています
また、外気湿気が多い状態は、例えれば「プールの中を歩いている」ように、動きは緩慢になり、エネルギーも消耗しやすくなるのです
身体だけでなく、湿気はこころにも影響を与えると考えられてきました。特に気分がのらなかったり、落ち込みやすくなる傾向があります
梅雨の湿気の影響を受けやすいのは体質とも関係があります。もともと胃腸が弱い方、水分を身体に溜めやすく、浮腫がちな体質が、湿気により影響を受けやすいと考えられています
このような場合、東洋医学の鍼灸では、身体の水分をめぐらし、不必要な水分を外に出すようなツボが使用されます。体質によりツボの取り分けが必要ですので、是非当院にご相談下さい。
ちなみにとてもきれいな胡蝶蘭は患者様から頂いたものです、有難うございました
お花を見て気分一新になりました