11月2日
晩秋に入っても寒くなくて、とても過ごしやすい日が続いてます
また、2年近くの繰り返した緊急事態宣言も解除され、コロナ感染者もだいぶ減り、とても気分のいい時期になりました
さて、先日にお灸の豆知識についてご紹介しましたが、今日は鍼についてのお話をしたいと思います。
鍼灸は漢方薬と同じく、伝統的な中国医学(東洋医学)治療法のひとつです。
3000年以上の歴史があり、中国文明の発祥地である黄河で生まれて先人が代々培ってきた、効果のあり、安全な、自然なものが現在に伝えられている治療法です。
はりやおきゅうを用いて経絡のつぼに刺すと温めることによって、病気の治療、予防の目的に達することです。
西洋医学の対症治療に対して鍼灸は、筋肉の痛みや凝りをほぐし、内臓や自律神経やホルモンの働きと全身の「気血」バランスを調整、新陳代謝や血液循環を促進、免疫力を強化、体質を改善、自然治癒力を引き出すという根本的な治療法です。
今では自然で安全で、なおかつ効果がある治療法と健康増進、疾患予防の方法となっいます。
鍼灸治療法は体針(身体に鍼とお灸する)、耳針(耳のツボに鍼をするまたは漢方薬の種を埋め込み)、頭針(頭に鍼をする)、皮膚針(主に皮膚病、脱毛症に使用する針)、通電療法、灸法、吸い玉療法などがあります。
次回に鍼の響き及び中国鍼と日本鍼の違い、当院の鍼灸の特徴などをご紹介したいと思います。
是非、読んでいただければ幸いです