11月16日
過ごしやすい日が続いていますが皆さんがお元気ですか
11月2日に鍼について①のお話をましたが今日は鍼についての②をご紹介したいと思います。
鍼を打つと気持ちよくて、またつらい症状も改善されたのですが、なぜですか?とよく聞かれますが…
鍼を打つと、だるいような、重いような、ズーンとした感じを受けることがありますよね。また、人によっては温かく感じたり、心地よく感じたりしますが、これこそが「響き」と言われるものです。
鍼の響きは、経絡の流れに沿って感じることが多く、「得気」とも言います。「得気」は、文字通り、「気を得ること」。つまり、鍼の響きは、気を得ることができるというわけです。
鍼の響きは、脳内でモルヒネを生み出す原動力です。脳内の下垂体で作られるエンドルフィンは、鍼の刺激によって生み出され、全身をめぐって痛みを和らげ、精神を安定させる働きがあります。
要するに、響き(得気)があれば、鍼の治療効果がより現れやすくなるということです。
もちろん響きを感じないと、効果がでないということではありませんが、ある程度の「響き(刺激)」は、必要だと言えるでしょう。
当院では、響きを生まれやすくために、常に正確的な場所(ツボ)を取ることと手技をうまく行うことを重視されてます。
とても心地よい治療をするので、安心して治療を受けていただくことができますよ。
次回に中国鍼と日本鍼の違い、当院の鍼灸の特徴などをご紹介したいと思います。
是非、読んでいただければ幸いです