「端午節」の話について

6月7日(旧暦5月5日雨


今日は中国の「端午節」です。

「端午節」は、「春節」・「中秋節」に並び、中国の三大伝統節句とされています。

旧暦5月5日の「端午節」には、ちまきを食べて、無病息災を祈念する行事や田舎で竜船競漕(ドラゴンレース)を行うなどの習慣がありますが、いずれも2300年前の戦国時代の愛国詩人・屈原を記念するためのものです。

 

【端午節】は無病息災を願う行事

「端午節」は無病息災を祈念する行事であることもあります。

旧暦の5月5日頃は、春の農作業が一区切りつき、入梅を前にする季節の変わり目でもあります。こうした時期は特に体調を崩しやすく、また、梅雨の影響で衛生環境も悪化します。

中国ではこの時期に薬草を摘み健康を祈願する習慣がありました。中でもよもぎや菖蒲は邪気を払う力があるとされ、菖蒲酒を作って飲んだり、よもぎで人形を作って飾ったりなどしていました。

現在も治療として使われているお灸は5月に摘んた新鮮なヨモギを干してものです。

 

【端午節】には粽(ちまき)を食べます

屈原の体が魚に食べられないように、という配慮から、大きな音を立てて魚を追い払ったと同時に、魚が空腹にならないように(または、屈原への供養のため)川へちまきを投げたという言い伝えがあります。

ちまきは中国語で【粽子】といいます。糯米を菖蒲の葉で包み、それをゆでたり蒸したりものを粽子といいます。

現在も中国各地に「ご当地粽子」があります。ただ、地方の習慣により、南方では中身がお肉、やさい等を入て、醤油をつけて食べる粽子が主とするが、東北地方ではナツメ(棗)、小豆などを入れて、砂糖をつけて食べる粽子が主とするそうです。

私は中国の東北にある瀋陽の出身ですので、小さい頃からナツメが入った粽を砂糖をつけて食べるという習慣なので、今でも日本も売っているお肉、やさい等を入て、醤油をつけて食べる粽子をあんまり好きではないです。笑!

今日も中国物産店で買ったナツメ粽を食べました。

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  粽(ちまき)            肉粽              ナツメ粽