2月4日
今日は立春です
立春とは春の始まりを意味します。
春は、目覚める季節で、動植物も目覚め始めるように私たちの身体も身体的・肉体的に不安定な状態になりやすい季節です。
東洋医学では春が「肝」に影響が出やすい季節とされています。
「肝」の働きは、西洋医学でいう本来の肝臓の働きの他に「血液を貯蔵する」、「全身の気や血を巡らせる働き」爪や目、涙、筋腱なども分類自律神経、目や筋肉、感情や情緒中枢のコントロール機能まで働きします。
肝の気や血は滞りなると良くないと、頭痛・のぼせ・めまい・不眠・ドライアイ・便秘・肌荒れ・情緒不安定などの症状に繋がります。
肝血が充分にあると、体の隅々まで栄養がいきわたり、髪の毛や肌もパサつかずに潤い、筋肉や腱の伸び縮みもスムーズにおこなえます。
春の養生では
☆適度に運動をして、ストレスをためないようにしましょう。
☆寝る前に好きな香り、好きな音楽、好きな本などで精神状態をリラックスさせましょう。
☆早寝・早起きを心がけましょう。朝の散歩もおすすめです。
☆呼吸法を意識して、天地の間の陽気を胸いっぱいに吸い込みましょう。
☆旬の野菜(玉葱、ふき、たけのこなど)をたっぷりとって、血液を浄化しましょう。