女性は7の倍数。男性は8の倍数。中医学では、この節目で人の体質に変化が訪れると考えます。
老化が始まる年齢は個人差もありますが、女性が35歳、男性がそれより少し遅く40歳を迎えること。この時期から徐々に体力や気力、性機能など低下し、様々な不調が現れるようになります。
女性の場合、その後40代になると、生理の乱れが始まり、下腹部に力が入れると、尿漏れがたびたびし、膝の痛みなどの悩みが増える。そして、49歳前後になると閉経となります。
男性の場合、40代後半になると排尿機能が衰え、56歳からは老化が本格的に。腰や膝の痛み、性機能低下や精力減退といった悩みが増える。
このような不調には加齢による「腎」の衰えが大きく影響しています。腎は身体の発育・生殖・老化に深くかかわり、生命エネルギ−の源「精」を貯え、五臓六腑の根本ともなる一番大切の臓器ですが、更年期に入るとその機能は自然と衰えます。また、体内の臓器はそれぞれが協力し合って働いているため、腎が弱くなると他の臓器にも影響し、体力や免疫力が落ちたり、性機能が衰えたりといった不調が現れようになるのです。
特に男性の身体は腎と深いかかわりがあるため、腎の養生を考えることが大切です。
過剰の性生活や食事の不摂生を避け、規則正しい生活を心がけましょう。
そして、腎を補い、精(生命エネルギ−源)の減少を防ぐ食材を。
にんにく ゴマ 山芋 スッポン ナマコ クルミ 穴子 にら エビ 羊肉 豚マメ(豚の腎臓)
☆豚マメ(豚の腎臓)のレシピ ☆ナマコのレシピ