40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病専門の中国鍼灸(はりきゅう)の林鍼灸院にお任せ下さい(対応言語:日本語・中国語・English)
 

7月23日

今日、当院に通っている一人の不妊症(42歳)の方から電話が入りました

6月24日の体外受精を受けた検査の結果は、胎児が正常に育てられ、心拍も確認されたということでした。

なかなかいいニュースなので、早速、皆さんにもご報告したいです。

おめでとうございます

7月25日(日曜日)

今日の午前、前から月1回の林中医勉強会が開きました。

ぎっくり腰と変形性膝関節症の中医学的治療法を教えました。

鍼灸師皆さんのは休みを返上して遠いところから来て下さって、勉強の意欲はとても強くて、私が非常にうれしく思いました。

自分が持っている技術を出来るだけ皆さんに伝わって行きたい、そして、多くの患者さまを治っていただきたいという気持ちですので、ちょっと疲れても頑張りたいと思います。

早いですね、もう8月に入りました。

暑い日に続いている中、皆さんの食欲は大丈夫ですか?

実は食欲だけにとても自信を持つ私にもこのごろ、食欲が少し落ち込んでしまいました

 

今日の日曜日に久しぶりに花巻(蒸パン)を作りました。

これは私の大好物ですので、食欲を促進してもらって、元気にしないとと思いつづ、 汗がかきながら作ってきました。

美味しそうでしょう、3種類のおかずと二つの花巻を完食してしまいました。

とても元気になりましたよ

作り方に興味を持っている方がぜひ聞いてくださいね

8月10日

毎日暑さが続きますが、皆さんの体調はいかがでしょうか

外は暑いのに、手足はいつも冷たい……

まもなく暑さの盛りを迎えますが、近頃ではそんな「夏の冷え性」に悩む人が増えています。  

過度な冷房が「陽気」「血」の不足を招き、冷えの原因に夏の現代病ともいわれる暑い時期の冷え性。

一般的には女性に多く見られる症状ですが、最近では冷えに悩む男性も増えているようです。

冷たいものの摂り過ぎや、薄着、運動不足の他、過度な冷房も冷えの要因と考えられます。

中医学では、体内の「陽気」には身体を温める働きがあると考えますが、冷房や冷たいものの摂り過ぎなどにより、体内の陽気を消耗すると、身体が冷えやすくなってしまいます。

また、激しい温度差のある室外と室内を繰り返し出入りすることの身体が対応できず、血行障害が起こったり、自律神経のバランスを崩したりすることも冷えを招く原因に。

こうした不自然な状態が続くと「脾胃」消化器系)をはじめとする臓器の働きも低下してしまいます。その結果、冷えだけでなく、全身に倦怠感や頭痛、不眠、食欲不振といったさまざまな症状が現れるようになるのです。

また、女性に冷えは「血」の不足にも注意が必要です。血は全身をめぐって身体を温めているため、貧血や虚弱体質、脾胃の不調などで血が不足すると、冷えが起こりやすくなってしまいます。

本来、暑い夏にはきちんと汗をかくのが自然なこと。不快に感じることも多いものですが、汗には体温を調節したり、新陳代謝を高めたりする大切な働きがあります。

冷房であまり身体を冷やさず、上手に汗をかく自然な暮らしを心がけながら冷え体質を改善していきましょう。

次回は
冷えを予防し、“冷えない体”をつくる養生法をご紹介しますので、ぜひ、お楽しみにしてくださいね

8月13日

8月10日に夏の冷えの対策①夏の冷え症の原因〜を紹介しました

今日は夏の冷えの対策②〜冷え予防5つのポイント〜のお話を。

夏での湯船に。指先を動かしながら入ると血行促進に効果的。

腰と足をしっかり保温。ゆったり半身浴などもお勧め。

こまめに身体を動かす習慣を。血行が良くなり、陽気も全身に届きます。

ようふくは締め付けの少ない物を選んで。外出時は羽織るものを忘れずに。

冷たい食事や飲み物は冷えのもと。摂り過ぎには十分注意を。

以上のことを守る生活を心がけましょうね

8月23日

お盆休を利用して、母校の大学病院病院に見学しに行きました。

年1回の訪問なので、出来るだけ中国中医大学の最新の治療法を勉強したいという気持ちです。

今回には、眼鍼第一人の彭静山先生の弟子田維柱先生を訪ねて行きました。体鍼(全身の鍼)をする上に眼鍼を加えると耳鳴、難聴など難病の治療に効果が一層アップすることができると分かりました。

一日の見学で、大変勉強になりました。これからの治療に役立つになればと思います。

田先生との写真

難聴の患者に治療している

海に花火にと、アウトドアレジャーに繰り出す機会も多いであろうこの季節。それは「蚊」との闘いでもある。とくに自然の中へ繰り出す際には、虫除けスプレーは不可欠だ。

ところで、「血液型がO型の人は蚊に刺されやすい」とたまに耳にすることがあるが、これって本当なのだろうか?

「そのような研究論文があるのは事実なんです。たとえば1972年に欧米で実施された調査で、ガンビアハマダラカの腸内の血液を調べたところ、その内訳は『O>B>AB>A』で、O型の血液が最も多く検出されたといいます。日本でもヒトスジシマカ(日本で最も一般的な蚊)で調査されたことがありますが、この時も同じく『O>B>AB>A』という結果が出ています」

「実際に蚊が人を刺す前に血液型を察知し、狙いを定めるというのは困難ではないでしょうか。蚊の腸内検査では前述のような結果が出ているものの、単純な"刺されやすさ"の調査では、必ずしもO型が一番という結果は出ていないのです」

確かに、空を飛ぶ蚊がどうやって血液型を認識するのかも疑問だ。そもそも、なぜこのような説が広まったのだろう?

「10年くらい前にあるテレビ番組が、蚊が好んで吸う血液型について調査したことがありました。この番組が『O型の血液の細胞表面にある糖鎖という化合物が、花の蜜と似た分子構造をもっているため、蚊が好んで吸いに来る』という説を紹介したことも、無関係ではないのかもしれませんね。でも実際には糖鎖は不揮発性であるため、飛行中の蚊がそれを認識するのは不可能だろうと言われています」

結論としては、O型が蚊に刺されやすいことを示す科学的根拠は、これまで確認されていないとのこと。現時点では「事実にあらず」と裁定せざるを得ないが、もしかするとこれからの研究で、蚊がO型を好む根拠が証明されることもあるかも

 

9月3日

今年の夏は113年間で平均気温最高の一番暑い夏と新聞に書いてあります。
9月に入っても、毎日36℃を越える厳しい暑い日が続いております。暑さにより食欲が落ち、身体がだるく、しんどい方だ少なくないでしょう

体熱を冷まして夏バテを解消する野菜-にがうり(苦瓜)の栄養素や、効能を紹介します。ご参考になればうれしいなあ

 

苦瓜の栄養素

◎ビタミンC-苦瓜にはビタミンCがトマトの5倍も含まれています。その効能は抗酸化作用があり、血管の老化や動脈硬化を防ぎます。

またコラーゲンの生成を促進して細胞、皮膚、血管壁を丈夫にする働きや、ウイルスを抑制することによる風邪の予防、ストレスによるアレルギー疾患にも効果があります。

◎カリウム-利尿作用とナトリウムと排出作用があり、それによる血圧降下作用もあります。

◎鉄分-造血には欠かせない成分です。

東洋医学的効能
◎清暑熱-夏の暑気あたりを解消する。
◎解毒消腫-毒を解消し、腫れものを収める。
◎清肝火-肝の異常な熱を収める。
◎明目-目の充血を改善する。
◎補腎清肝-腎の機能を良くする。

西洋医学的効能
◎消炎作用-苦瓜の脂質蛋白は免疫作用のある貧食細胞であるマクロファージの活性を促進し、免疫力を高めて炎症を収める。
◎血圧降下作用-苦瓜の汁は降血圧薬として臨床にも応用され、その有効率は80%にも達している。◎血糖値の降下作用-苦瓜の汁は血糖値の降下。
 

次回には苦瓜の話について②-苦瓜の栄養素の摂り方等をお話ししますので、ぜひ、見て下さいね

9月8日
9月3日は苦瓜の話について①-苦瓜の栄養素および苦瓜の効能についてお話いましたが、今日は苦瓜栄養素の摂り方などについてお話ししたいと思います。ぜひ、ご参考に

栄養素の上手な摂り方

苦味のある食物と一緒に調理すると他の食物に味が移ってしまいますが、苦瓜の苦味は肉や魚に移らないため、安心して一緒に調理しておいしくいただけます。

そのため古くから苦瓜は「瓜中君子」(他人に自分と同じことを強要しない、瓜の中の貴人のような瓜)と呼ばれています。苦瓜の苦味は水に30分浸けると少し抜けます。しかし、苦味と一緒に大事な栄養素まで抜けてしますので、なるべく苦味を残すようにして食べましょう。血圧下げるには生で食べるのが効果的です。

生、調理を問わず、食べ過ぎると鼻血が出た実例があります。身体に良いからと言って食べ過ぎは禁物です。

家庭療法への応用
やけど-生の苦瓜をすり潰してものを患部に貼り付ける。

瓜の汁は血糖値の降下。

赤痢-苦瓜150g、米50gで粥を作り、金針菜(中華食材)と一緒に食べる。

丹毒-苦瓜の茎と葉をすり潰して患部に貼る。

9月14日

この1ヶ月で、当院で不妊治療をされていた36歳の二人と34歳の一人の3人から次々と妊娠されましたとの報告がありました詳しくはこちら

とてもうれしくて、よかったです 

その中に一人の方が、また悩みが出てきまして 、それはつわりです。1ヶ月で何も食べられずにやせてしまいました。

昨日、当院に来られまして、つわりの鍼灸治療を受けまして、吐き気などの症状がよくなってきたようですが

おうち帰ったらちゃんと食べられるかな?

今度、来られた時、聞きますから・・・。  

922 

今日は中国旧暦の八月十五です

旧暦815の日を「中秋節」といいます。西暦では9月の下旬ころにあたります。今年は22です。

その日の月は一年の中で最も円に近く(満月)、最も明るく美しい月といわれ ます。 中秋節は春節に次ぐ大節句で、「仲秋の名月」を観賞することは唐の時代 から盛んになっています。また、中秋節は秋の収穫を祝って地の神様を祀る日で もあります。

旧暦の8月に入ると、デパートでは様々な月餅(ゲッペイ)が並びます。一日一日 と円くなるお月様と見比べながら、人々は月餅を買って中秋の夜を待つのです。 十五夜になると、家族そろって、ご馳走を食べたり、お酒を飲んだりして、美し いお月様と家族の団欒を楽しみます。そして、月餅月果(丸い果物:梨、西 瓜、リンゴ、桃、葡萄)を供えます。

中秋のお酒は「桂花酒」。木犀の花の香りがほんのりと漂うこのお酒のアルコ- ル 度は15度とわりあい弱く、甘口で老若男女誰の口にも合うので、月見の一家団楽 にむいています。

月見をしながら、昔の文学家が作った月を詠う詩句を思い出して、味わいます。 例えば、宋代の文学者で詩人の蘇東坡は、詩の中でこう詠っています

人有悲歓離合(人には悲しみや歓び、出会いや別れがあり)

 月有陰晴圓缺(月には晴れや曇り、満ちる時と欠ける時がある)

 此事古難全 (昔からすべて完全なものはない)

 但願人長久 (ただ遠く離れていても永久の無事を祈り)

 千里共蝉娟 (共に美しい月をめでよう) 

今日、 仕事が終わったら、家のベランダで、中国から持ってきた月餅を食べながら、満月を楽しみに観賞したいと思います。

皆さんもぜひ、観賞してくださいね

9月27日 

今年の特別の暑さで、皆さんの食欲が落ちてしまいバッド(下向き矢印)、急に涼しくなると体が追いつかなくて、疲れやすくなり、身体がだるいとか様々の不調が出てきませんか。

食欲のない夏から食欲旺盛の秋に変わると何に気をつけたほうがいいでしょうか。

季節に合わせて身体を補う・・・これ中国医学の基本的な考え方です。

秋になると空気中の湿気がだんだんと少なくなり空気が乾燥してきます。

春は補昇、夏は補清、秋は補平、冬は補温です。補平って何

つまり秋はうまくバランスをとることが大切です。

陰と陽、動と静、湿と燥・・・などです。

例えばあまり動き回りすぎて、大汗をたらたらかいたりすると体内の陽気が外へ漏れ、からだの中の必要な水分(津)が消耗し身体の中の抵抗力が弱くなってしまいます。(動と静のバランスです。

この季節は暑かったり寒かったり気温が大きく変化します。身体もそれに合わせて温かくしたり、暑くなったらすぐ脱ぐなど工夫が大切です。 (寒と熱のバランスです。)

また秋は空気中の湿気がだんだんと少なくなり空気が乾燥してきます。身体の乾燥に気をつけて潤いをあたえるように心がけます。(湿と燥のバランスです。

秋の食養生の基本は、益気・潤燥・滋陰(気を補い、乾燥に気を付け、陰を養う)を心がけます。気が足りなくなると疲れやすくなったり元気が足りなくなったりと、気力や体力がなくなります。

気を補う食べ物はたくさんありますが穀類やイモ類、豆類、肉類です。

滋陰潤燥の働きのある食べ物は(身体を潤す働き)落花生・ゴマ・さつまいも・山芋・かぼちゃ・だいこん・白菜・百合・きくらげ・なし・りんご・葡萄・枸杞・オリーブ・杏仁・蜂蜜・豚肉・かも肉等です。

陽気を収斂するために少し酸味のものも一緒にいただくといいでしょう。

皆さんは季節の変わり目に、食事に少し工夫したら、身体の不調をうまく乗り越えるかもしれませんよ。

 

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夏の暑さもようやく落ち着き、爽やかな秋の気配を感じるようになりました。身体もほっと一息つく季節ですが、秋は“乾燥”によるトラブルが起こりやすくなるので油断は禁物。体内の潤いを十分に保つよう心掛け、乾燥のダメージから身体を守りましょう。

「肺」の潤い不足が乾燥トラブルの原因に

秋は空気の乾燥が気になる季節。そのため「燥邪」の影響を受けやすく、身体の潤い不足からさまざまな乾燥トラブルが起こります。特に気をつけたいのは、燥邪のダメージをもっとも受けやすい「肺」。肺は「潤いを好み、乾燥を嫌う」という性質があるため、燥邪の影響で肺が乾燥した状態になると、まずのどや鼻、気管支などの呼吸器系に不調が起こりやすくなります。

また、肺には「気」を生成したり、水分代謝を調整したりする働きもあり、「衛気(身体の防衛力となる気)」や水分を身体の表面(皮膚や体毛)に送り届けています。この機能によって、身体の防衛力を高めたり、皮膚に潤いを与えたりしているため、燥邪によって肺の機能が低下すると、免疫力が落ちて風邪をひきやすくなったり、皮膚が乾燥した状態になったりするのです。

そのほか、肺と関わりに深い「大腸」も乾燥の影響を受けやすいため、便秘気味になることも。呼吸器系の不調や皮膚の乾燥、便秘といった症状を感じたら、肺が潤い不足になっているサインと捉え、早めの養生を心がけましょう。 

◎皮膚の乾燥・痒み

主な症状 皮膚の乾燥・化粧乗りが悪い・乾燥による皮膚のかゆみ・髪のパさつき

皮膚を守る潤い食材 

●豚皮 ●豚足 ●鶏の手羽先 ●白きくらげ ●オリープオイル

◎口・鼻の乾燥主な症状 

口、のどの乾燥感・味覚が鈍くなる・空咳・声のかすれ・風邪をひきやすい

口・のど・鼻を守る潤い食材

●大根 ●蓮根 ●百合根 ●梨 ●蜂蜜 ●枇杷の葉茶 

◎便秘気味(腸の乾燥)

主な症状 便秘気味・コロコロした便が出る・排便時間が長い

大腸を守る食材

●イチジク ●アロエ ●バナナ ●マンゴ ●キウイフルーツ 

●白菜 

昨日、木曜日の休み日に講師として神戸市生涯学習支援センターで講義を行いました。 

内容が東洋医学からみた健康法でした。20名の方が参加していただき、沢山の質問をしていただきました。とてもよかったです。

これからも皆さんの健康に少し役に立つになれば・・。     

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2010年10月13日

大勢の不妊治療の方々が妊娠できて本当に心から嬉しかったですが、最近、41歳の方で、11回の人工授精と4回の体外受精を行いましたが、なかなか上手くいかなかった。

当院の鍼灸治療6ヶ月(週1or2回)で、初めての妊娠を確認されました。しかも自然妊娠でした。

本人ももちろん、通ってきた病院の先生さえびっくりされたようです。

現在、妊娠9週目で、胎児の元気な心拍も確認されました。病院に順調に育てられましたと言われました。出産の予定日は来年5月そうです。

来年のご出産を心からお楽しみに待ってきます。

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以下のことを守ることで、健康促進・延命長寿ができると言われてます

「健康十守」

一.少肉多菜  二.少塩多酢  三.少糖多果  四.少食多噛

五.少衣多浴   六.少言多行  七.少欲多施  八.少憂多眠 

九.少車多歩  十.少憤多笑

私には十守の中に八つを守れていると思いますが、皆さんがいくつかを守られるんですか

休日に友達と食事を食べしに行きました。

阪神野田駅に近くにある「ちゃんこごっつ庵」のお店です。

有名な大相撲さんもよく来られらしくて、とても美味しい鍋料理でした。

初めてちゃんこ料理を食べたから、野菜の甘さに感動して、ついつい食べ過ぎしてしまいました。

なるほど、やはり大相撲さんたちがよく食べたものがおいしい、そして、太ってきた原因もよく分かりました。

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一緒に写真を撮ってくれた方は1026に公開された写真の方です。この方は写真を公開した理由が “一日も早く鍼灸治療を受けて、早く治してほしい”とメッセージを同じ顔面神経麻痺に罹った方に伝えていきたいという気持ちだそうです。この方に感謝の意を表したいと思います。有難うございました。 

11月6日

食卓に欠かせない健康食-棗(ナツメ)

小さなリンゴを思わせる真っ赤なナツメの実。秋になると豊かに実るその果物は甘酸っぱい風味もまたリンゴによく似っています。

日本ではそれほどなじみのない果物ですが、中国では古くから暮らしの健康食として親しまれていて、「一日三個のナツメを食べると年を取らない」と伝えられているのだそうです。古典の医学書でも身体に良い五果(桃・李・杏・棗・栗)の一つとして数えられていて、漢方薬や薬膳料理には欠かせない存在です。

また、棗は美容効果があることも知られていて、世界を虜にした京劇の女形俳優・梅蘭芳は、棗の美容食(紅棗方)を毎日食べてその美しさを保っていたのだそうです。身体を整えながら綺麗になれる、女性にとっては何とも嬉しい果物です。

さて、棗は果物とはいえ果汁の少ないさっぱりとした味わいなので、その分いろいろな食べ方が楽しめるのもいいところ。旬の時期(9月~10月ごろ)には新鮮なフルーツとして食べるのもお勧めですが、蜂蜜漬けや砂糖漬け、ドライフルーツなどにしておけば一年中楽しめます。

また、乾燥した棗は料理にもよく使われていて、産後の女性には棗入りの栗お粥、冬の免疫力アップには棗の入った八宝粥、おやつ感覚で食べるなら棗と小豆の甘い粽、と身体に優しいメニューもいろいろ。中医学では棗は「補血」(血に栄養を与え)、「補脾胃の気」(脾胃の気を増やす)と考えられていて、胃腸虚弱や貧血、月経不順、不眠と言った症状のほか、免疫力の向上にも効果があるとされています。

寒さの厳しくなるこれからの季節は風邪やインフルエンザの予防にも効果的。乾燥棗や棗のお茶なら手軽に使えるので、この冬はぜひ棗をメニューに加えてみてはいかがでしょうか

1112

5年前、私がテレビの伊藤の食卓番組に出演した時のことを思い出しまして、その内容を皆さんにご紹介したいと思います。

皆さん、毎日料理を作った時、欠かせない砂糖、お塩は固まってしまってなかなか取れないことがありませんか?(図1)

それで、ある物を入れて一晩に置くと、元に戻ってサラサラになります(図3)。

それはみかんの皮、または、グレープフルーツの皮です。

方法:みかんの皮を砂糖の入れた器に入れって、一晩をしただけでOKです(図2)。長くでも3日間でみかんの皮を取り出して捨ててください。

非常に簡単なやり方で、硬くなった砂糖とお塩に困った方がぜひやってみてください。

図1

図2

図3

   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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新著書 中医美容鍼灸実践

著書 中医治療学マニュアル

記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

記事が2017.No.5 医道の日本に掲載された

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