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2012年4月16日

3月12日に鍼灸科学最前線②ーアレルギーと鍼灸をご紹介しました。

今日は痛みとはりきゅうについてご紹介したいと思います。

私たちの身体の中には、痛みを起こしていろいろな危険信号を発してくれるヒスタミン、ブラジキニンなどの「発痛物質」と、痛みを抑えてくれるエンドルフィン、ノルアドレナリン、セロトニンなどの「鎮痛物質」があります。エンドルフィンは大脳中枢で形成される物質で、強力な鎮痛剤であるモルヒネの数百倍も鎮痛効果があると言われています。

鍼治療には、これらの鎮痛物質を中枢で大量産出される働きがあり、痛みを取る際に通常用いる麻酔薬の代わりに鍼麻酔が行われることもあります。麻酔薬ミスが生命の危機をもたらすことがあるように、麻酔薬は少しでも使い方を誤ると恐ろしい結果になります。しかし、鍼麻酔では痛覚だけが消え、ほかの機能や意識はすべて正常に働くので、安心して使うことができます。

そういうわけで、三叉神経痛や頭痛、腰痛など様々な痛み疾患にとって鍼治療は非常に有効的な治療法ですと認められているわけです。

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