2014年12月30日→
今年も多くの患者様に当院を通って頂き、有難うございました。 来年もより多くの患者様のご健康のお手伝いができるよう スタッフ一同、より一層努力をまいりたいと思いますので、 今後とも宜しくお願い致します。 それでは「新年快楽」〜良いお年を・・・
2014年1月14日
早くも1月の半分を過ぎました。皆さんがお正月の長い休みで十分充電しましたよね。
皆様にご報告したいことがありまして、当院では新しい年にスタッフも入り替えました。
皆様になじみした南野先生が当院から卒業しまして、これから自分の開業を向かって頑張っていくことになりました。とても優しい、パリパリでお仕事をしていただきました先生で、当院にとってとても残念でしたが、本人の為にも頑張ってもらいたい気持ちもありましたので、どうか、南野先生のご活躍をお祈りします。
また、新しい入った平井先生が関西医療大学を卒業した若い先生です。
これからも、宜しくお願い致します。
2014年2月11日
近年、「首の痛み」のある人がかなり増えてきました。
「首の痛み」とは、肩甲骨周辺から後頭部の辺りまでを含めた痛みを指し、多くの人が日常的にこの痛みを経験しています。
そのほとんどは、筋肉の疲労などによるもので、心配はいらないが、パソコンやスマホ等のやり過ぎ、目の疲れなど首の痛みの原因となる要素を挙げている。
一般に、首の痛みの約9割は原因がはっきりしていません。多くが筋肉の疲労や精神的なストレスが関係しているとされ、鍼などの治療により、1、2週間で改善することが多く、あまり心配しなくてもよいものです。
しかし、残りの約1割は明らかな原因があるもので、原因として、
1.骨に転移したがん
2.感染症(細菌の感染で起きる化膿(かのう)性脊髄炎)などの病気
3.骨折・脱臼といった外傷
4.「頚椎椎間板ヘルニア」「頚椎症」「後縦靱帯骨化症」などがあげられます。
これらは専門的な治療が必要となるため、痛みが長引くようであれば原因を調べ、原因に応じて適切な治療を受けることが大切です。
2014年2月18日
1月末と2月初めに顔面神経麻痺の患者様の4人の女性が当院に来られました。そのうち3人が発症1週間以内、1人が1か月以内に当院の鍼灸治療を受けました。4人とも早いスピートで回復しました。本人たちがとても喜んでくれました。やはり、早いうちに鍼灸治療を受けて良かったと思います。
冬と春先に顔面神経麻痺にかかりやすい季節なので、元々冷え症を持つ方、特に注意する必要があります。
ストレスが溜まらないよう、十分な睡眠をとって、身体を冷やさないような対策を心かけましょう!
3月11日(火)
日曜日に松山市にある愛媛県中医研究会に講師として招かれ、特別講演を行いました。
テーマは「不妊症に対する中医学的な治療法」でした。実演も行いました。
医師、鍼灸師、鍼灸学校の学生さんなど60名以上の方が参加し、とても熱心に講演を聞きました。そして、沢山の質問をしてきました。
初めて、四国に行って、飛行機の中から、下を見ると、たくさんの島があって、しかも、人が住んでいるのにびっくりしました。
日帰りで、疲れもありましたが、とても有意義で、楽しい一日でした
3月18日(火)
15日〜16日に「国際中医薬学術大会」が台北で開催されました。日本からの19名を含め外国からの参加者が260名、台湾からの参加者が1600前後で、とても大盛況の大会でした。
各国からの参加者から学術発表があって、特に“中国黒竜江中医研究院院長・中医鍼法学会理事長”ー張縉教授の「鍼刺手法治療運用と効果に関する」、“南京中医薬大学第一臨床医学院産婦人科教室”ー談勇教授の「卵巣機能低下の中医治療」の発表内容は私にとって非常に勉強になりました。
そのあと、台湾大学付属病院にも見学しに行きました。
ちなみに台湾呉副総統も大会に来られて祝辞を述べました。
呉副総統が祝辞 大会会長との写真 日本の先生との写真
2014年3月31日
先日、尼崎にある薬膳料理鉄板焼シネマで上谷先生の送別会を行いました。
上谷先生が当院に2年間務めていただいてとても真面目な先生でした。当院にとって残念の事ですが、不妊治療専門なクリニックの就職で、おめでたいことでした。
これからも西洋医学の先進治療を勉強しながら、一層鍼灸治療を取り組んで頂きたいですね。
ちなみに、国際中医薬膳師の女主人が作った薬膳料理を食べて体に良い物を味わえて薬膳にも興味がわいてきましたて、最高の食事でした。
2014年4月2日
寒い冬も終わり、いよいよ穏やかな陽気の春が到来。店先にも初物の野菜が並び始める頃です。毎日の食生活で欠かすことのできないのが「野菜・くだもの」。身近な存在でありながら、私たちはその大切さをあまり理解していないのかもしれません。
季節ごとに「旬」の野菜・くだものを食べる
◎野菜・くだものは身体にどのような働きをするのでしょうか。
食物には栄養の他に、身体の機能を整える役目もありますが、なかでも野菜・くだものはビタミンやミネラルが多く含まれていたり、豊富な食物繊維が腸内環境を整えるのにも役に立ち、腸内を健康にすることで体全体の免疫力アップに繋がります。
野菜・くだものの色や香りには、ポリフェノール、カロテイド、リモノイド、硫化アリルなど「フィトケミカル」と呼ばれる成分が含まれています。強力な抗酸化力や健康に良い作用があることがわかり、注目されていることから生活習慣病予防は、野菜・くだものを彩りよく食べることが大切です。
日本ではハウス栽培などで旬を問わず、野菜・くだものを購入することができますが、やはり春には春の、夏には夏の、「旬」の野菜・くだものを食べる事をおすすめします。旬のものは味わいが深く、栄養価が高く、値段も手頃になるので、身体に優しく家計にも優しいのです。
春に旬を迎える野菜は、フキノトウ、タラの芽、ウド、タケノコなど苦味や渋味を含んだ芽吹き野菜が多いのが特徴です。苦味や渋味の成分は老廃物を排出する働きがあると言われています。冬は過食や運動不足などで体重が増加する人も多く、脂肪を体に貯め込みやすい季節でもありますね。そんな冬に貯め込んだ体内の不要なものをデトックスしてくれるのが春野菜です。
◎おすすめの春の野菜・くだもの
○アスパラガス
アスパラガスは若芽なのですが、2〜3年もの期間をかけて根っこが大きくなるように育てられます。蓄積された栄養がギュッとつまったところで芽吹いた若芽が収穫されるので、とても栄養価の高い野菜です。
新陳代謝を活発にするアスパラギン酸や高血圧を予防するルチンも含まれています。
○春キャベツ
冬のキャベツに比べて、フワっとした巻きで葉は柔らかくみずみずしく、さわやかな甘みがあります。千切りキャベツやサラダなど生食が合います。
芽キャベツや結球しないタイプの芽キャベツ・プチベェールも春が旬。軽くソテーして食べるのがおすすめです。
○柑橘類
文旦、河内晩柑、デコポンなど、いろいろな種類があります。
品種や産地ごとに食べ比べしてみるのも楽しいと思います。
2014年4月11日
桜花が散り、木の新芽が出始め、皆さんはお花見をしましたか?
当院には、先日、1人の方から、ご出産の報告、3人の方からがご懐妊のご報告を受けました。とてもうれしいと思ってます。おめでとうございます。
その中1人の方が38歳で、結婚4年目の初めてのご妊娠、もう一人の方が45歳で、体外受精で初めてのご妊娠です。皆さんが順調でいきますように!
また、詳しくご報告するから、ぜひ見てくださいね。
2014年5月7日
春めいてほわほわな毎日ですが、皆様GWいかがお過ごしですか。
当院では5月からスタッフが増えました
前に当院で働いた高橋先生は産休が終り、5月から復帰しました
もう一人の遠藤先生は研修が入りました
2人とも暫く土曜日だけ出ますので、どうぞ、宜しくお願い致します
2014年5月26日
uさんは当院へ8か月通い、1年前に双子の男の子をご出産されました。
先日は大きく成長した二人のお子さんの顔を見せに遊びに来てくれました!!なんとも元気でそして大きな男の子!院内をハイハイして回り、可愛い笑顔をたくさん見せてくれました
熱心に通ってくれたuさん、双子ということで子育ては大変そうですが、幸せそうな姿を見ることができて本当に嬉しいひとときでした。現在3人目を妊娠中なんだとか。こちらはなんと自然妊娠。心身ともにストレスなく充実している証拠ですね。3人目のご無事なご出産を心よりお祈り申し上げます。元気な姿を見せにきてくれてどうもありがとうございます
今後の励みになる嬉しい嬉しい出来事でした
2014年6月2日(旧暦5月5日)
6月に入ったばかりですが、7月の暑さといわれた。体が熱さにまた慣れてないから、熱中症になりやすいですね。こまめにお水を取って、予防しましょう。
さて、今日は中国の「端午節」です。
「端午節」は、「春節」・「中秋節」に並び、中国の三大伝統節句とされています。
旧暦5月5日の端午節には、ちまきを食べて、竜船競漕(ドラゴンレース)を行うなどの習慣がありますが、いずれも2300年前の戦国時代の愛国詩人・屈原を記念するためのものです。
屈原は戦国時代、楚の忠臣で愛国の詩人です。見識が高く物知りで古今の治乱に明るく、文章の修辞にも優れていて、内政外交に目覚しい活躍をし、一時は楚の国の懐王から厚く信任されましたが、有能をねたむ同僚の陰口でその地位を失ってしまいました。楚の懐王は、屈原の内政改革と外交政策を取り入れなかったばかりではなく、屈原を追放してしまいました。
15年間の放浪中、屈原は『離騒』『九歌』『九章』などの優れた詩篇に託して、憂国憂民の気持ちを述べました。紀元前278年、秦軍は楚の都郢(現在の湖北省の江陵県の北部にあった。)を攻め落としました。5月5日、汨羅江(べきら)のほとりでこの痛ましい知らせを聞いた屈原は石を抱えて川に身を投じ、国に殉じました。
この悲報を聞いて、四方八方から船が出て屈原を救おうとしました。人々はちまきを水中に投げて魚やエビに与え、屈原の死体が食べられないようにしました。しかし、残念ながら屈原は帰らぬ人となりました。
この偉大なる愛国の詩人を記念するため、毎年のこの日に人々は竜船を漕ぎ、ちまきを食べます。この風習はいままでも続いています。
ただ、地方の習慣により、南方ではお肉、やさい等を入て、醤油をつけて食べる粽が主とするが、東北地方ではナツメ(棗)、小豆などを入れて、砂糖をつけて食べる粽が主とするそうです。
粽(ちまき) 肉粽 ナツメ粽
この1週間2人の「メージュ症候群」という難病の方は当院にこられました。
両眼瞼が自分の意思とは関係なくこわばって開眼が維持できない状態という症状です。とても辛い病気です。男女ともに起こりますが,40歳以上に起こり,特に50〜60歳代の女性に頻度が高い病気です。
原因はアセチルコリンなどの神経伝達物質の変化があると推定されていますが,現在のところ原因ははっきりわかりません。
病院の治療はボツリヌス毒素を筋肉に注射して、3か月以上になると効果が減弱する再び痙攣して瞼が開けられないので、注射を繰り返す必要があります。
当院の鍼灸治療では眼瞼の周りのツボ、眼鍼(特別のツボ)、頭鍼を総合的な鍼をし、必要な時、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ脳組織を改善することにより、症状が緩和されることが多いのです。
こられた2人の方とも症状が良くなりました。また、続ける必要があります。大変ですが、頑張ってくださいね。
2014年6月26日
中国では昔から、女性の出産後の暫く、たくさんの卵を食べる習慣があります。今その理由は分かりました。卵が鉄分、必須アミノ酸、レシチン、ビタミンB2など栄養素をたくさん含まれ、最高のタンパクを持つ元気の元ですので、出産の出血により貧血、体力低下などの回復に手伝うことができるためです。
以下で、卵に関する知識を少し紹介したいと思います。
卵の自然属性 平性 甘味。
卵の栄養素 鉄分、必須アミノ酸、レシチン、ビタミンB2
東洋医学的作用
安五臓:五臓を補い、その機能を高める。
寧心:心の機能を回復する。
養血安胎:血を養い、胎の安定を促す。
止痢:下痢をとめる。
現代の研究
抗うつ・抗アレルギー作用:卵には成人の必須アミノ酸の八種が含まれ、その中でメチオニンは大豆よりも豊富で、抗うつ・抗アレルギーに効果がある。
貧血の予防作用:吸収しやすい鉄分が含まれ、貧血の予防にも良い。
動脈硬化の予防:卵の黄身に含まれるレシチンという脂肪を溶かす作用をもつ成分に、動脈硬化を予防する
働きがある。しかし、卵の黄身はコレステロールの含有量が高い食品(100g中1400mg)であり、成人で一日500mgで十分である。
口内炎・口角炎を回復する作用:生卵の黄身を綿棒で患部に塗ると痛みが収まり回復も早くなるという臨床効果があり、卵黄のビタミンB2などの成分の働きであると考えられている。
栄養素の上手な取り方
卵はタンパク質のアミノ酸が理想的なバランスで含まれ、「完全食品」といわれています。ビタミンC以外のビタミンのほとんども含まれるほか、吸収のよい鉄分、リンも豊富です。卵白はよく加熱して固くなると吸収によいのですが卵黄は半熟がベストとされています。ゆでる時間は100℃で5〜10分ぐらいでよいでしょう。卵の卵黄はコレステロールが高い反面、脂肪を溶かす成分もあり、動脈硬化の予防の働きもあります。万人に当たるとはいいきれませんが、卵を毎日二つ食べると死亡率が高くなるという報告があります。食べすぎには注意しましょう。卵にはビタミンCが含まれておらず、ビタミンEも少ないため、CとEの多い食品と一緒に組み合わせて食べましょう。(東方栄養新書より)
2014年7月4日
梅雨の季節が続いておりますが、皆様の体調がいかがでしょうか
6月に、当院に通っている不妊症の方の中5人から妊娠したという報告がありました
本当におめでとうございます
これからも順調に育てますように
まだ、赤ちゃんの写真を送っていただきたいですね
最大の台風8号が何回も上陸して、被害も遭ったが、ようやく、落ち着いたようです。大阪に雨と風がそれほどひどくは無かったです。これから、台風が多い時期になりますね。
さて、今日、前回のブログの"卵のお話”に続き、卵1品料理のレシピを紹介したいと思います。
卵1品のレシピ(トマトと卵の炒め物)
・卵 3個(よくといて)
・トマト 2個(乱切り)
・塩 少々
・ネギ みじん切り少々
・サラダ油 大さじ3
[作り方]
@ といた卵に塩少々、ネギ少々を入れてよくまぜておく。
A 熱したフライパンに油を入れ、さらに熱して卵を炒め、卵が固くなったらトマトを入れてさらに炒め、三温糖入れて炒めると出来上がり。
これは簡単で美味しい家庭料理で、トマトにじゃ卵には含まれていないビタミンCなどが含まれていて良い組み合わせです。
ぜひ、作って見てください
2014年7月28日
梅雨が上げしまして、暑さいよいよ厳しき折、皆様いかがお過ごしでしょうか?
最近、りんごに含まれる天然成分「りんごポリフェノール」が、人の疲れやすさや寝つきなどを改善することを初めて実証した。そして、老化の原因となる体内の活性酸素を取り除く「抗酸化力」の強さで、老化防止の効果もあると7月11日の産経新聞により記事がありました。
実際、昔から「1日1個のりんごは、医者を遠ざける」ということわざがあります。
健康にいい食品として知られるりんご。
その東洋医学的効能は
生津潤肺(セイシンジュンパイ):津(唾液など)の分泌を促進し、肺を養い機能を回復する。
清熱除煩(セイネツジョハン):熱を収め、イライラを解消。
開胃醒酒:食欲を促し、二日酔いを解消。
現代医学の研究より
コレステロール値の降下作用:臨床実験では、りんごの食物繊維は血中のコレステロール値を下降させる効果がある。
整腸作用:りんごの繊維は水分を包有する効果があり、便の柔らかさを保ち、便の出がよくなる。
利尿作用:ペクチンを除いたりんごの液はブドウ糖より2〜3倍上回る利尿効果がある。また、ブドウ糖より強く血糖値を高める効果も見られる。
そして、最近の研究により「疲労度」や「寝つき」などの改善、活性酸素を取り除く「抗酸化力」で、老化の防止などにも注目されたようです。
またまた暑い日が続いてますね!
今日、ある市立病院からの紹介で、一人の顔面神経麻痺の患者さんが当院に来られた。7月18日に発症して、15回のステロイドの点滴治療を受けたが、なかなか回復できず、今後薬の治療に加え、当院の鍼灸治療を進められました。
同じ日に一人の女医も逆子で当院の治療を受けました。
今まで、当院に沢山の医師、歯科医師、看護婦師など医療関係者、また、弁護士、大学教授など大勢な方が通っていますが、一番うれしいのが病院からの紹介です。
なぜといいますと、実は、鍼灸治療をファースト・チョイスしたほうが治りやすい病気が、たくさんあります。病気になって、最初に病院の診療を受けますよね、現代医学だけの治療により治った病気が沢山ありますが、東洋医学の治療も必要な病気も少なくありません。患者さんへの情報がやはり病院の医師から一番多いので、医師の助言により、適している治療法を選んで、早く治れることは、患者さんにとって一番うれしいことですよね。
これからも、もっと沢山の病気を治す鍼灸治療、それと信頼してくれる皆さんにお答えるように努力したいと思います。
2014年8月8日
8月7日22時2分立秋節気になりまして、涼しくなり過ごし安い秋になるはずですが、中国の昔には“早立秋涼爽爽、晩立秋熱死牛“という俗語があり、すなわち、立秋の時間が午前であれば、その後の気候がすぐ涼しくなり、もし、立秋の時間が午後であれば、秋になってもしばらく熱さが続いているということです。今年は“晩立秋”ですので、暑熱がしばらく続きそうなので、また、辛抱する必要がありますよ!
ちなみに、今日、前回のブログに書いた逆子で来院したひとりの女医さんから病院での検診で、逆子を治りましたとわかり、1回だけの治療で、ビックリしたとうれしい報告がありました。帝王切開手術をしなくて、良かったですね!
2014年8月13日
また暑い日が続いていますが、朝晩が少し涼しくなり、過しやすく季節になりましたよね
さて、明日から、五日間(14日―19日)夏休みに入ります、ご迷惑をおかけします
なお、20日(水)から通常とおり、21日(木)も診療をしますので、よろしくお願いいたします
2014年9月6日
「日本産科婦人科学会(日産婦)は4日、2012年に国内で行われた体外受精の治療件数と出生児数を公表した。
約33万件の治療が行われ、3万7953人が生まれた。いずれも過去最高で、年間の全出生数に対する体外受精児の割合は約27人に1人で、約74人に1人だった10年前と比べて大幅に高まっている。 国内の体外受精児数の累計は、1983年に東北大で初めて生まれて以来、34万1750人となった。
体外受精は、妻の卵子と夫の精子を体外で受精させ、妻の子宮に戻す不妊治療。晩婚化などで出生数が減る一方で、加齢による不妊に悩む女性が増加している。04年度から治療費の公費助成も始まり、治療を受ける夫婦も増えている。」(読売新聞 9月5日(金)より)
以上のデータから分かったのは、体外受精の成功率が11.5%、すなわち体外受精を受ける人の9.5人に一人しか妊娠できないという結果です。とても厳しい状況ですね。
当院には不妊治療で通っていた患者の内、妊娠したという報告を受けた方の割合が大体2.5人に一人でした。やはり、鍼灸と併用して体外受精の成功率が高くなるのが明らかですね。
体外受精治療を受ける前、または、すでに受けているがなかなか上手くいかない方が、是非当院の鍼灸治療をお勧めです。
2014年9月15日
休日に国際薬膳調理師 中医薬膳師である辻本由美先生が主催した薬膳教室に参加した。今回のテーマは「秋の食養生」でした。
秋は乾燥するため、肺の働きが活発となるため、「滋陰潤肺」、「益胃生津」、「補気温肺」を必要になります。
「滋陰潤肺」ー津液を補い、肺を潤します。
食べ物が白きくらげ、松の実、白ゴマ、柿、杏仁、卵、牛乳、豆腐、クコの実
「益胃生津」ー胃を養い、津液を生じさせる。
食べ物がりんご、きゅうり、トマト、豆腐、ビワ、梨、キウイ
「補気温肺」ー肺気を補う、肺を暖める。
食べ物がもち米、胡桃、蜂蜜、鶏肉など
薬膳教室では、勉強をしながら、薬膳料理を食べられます。分かりやすい講義と美味しい料理を食べられますので、とても楽しく、勉強にもなります。
月、1回の勉強会なので、興味がある方がぜひご参加をお勧めます。
開催日時などのお問い合わせはお好み焼きシネマです。
2014年9月23日
今日は秋分の節分です。秋分が“二十四節気”の中に十六番目の節気です。秋の90日の中、平分秋気という。すなわち、この日は昼と夜の時間が同じになります。明日から、昼より夜が長くなるから、早く暗くなり、本格の秋が始まります。とても快適な、過しやすい季節がしばらく続きます。
ちなみに、二十四節気とは、節分を基準に1年を24等分して約15日ごとに分けた季節のことで、1ヶ月の前半を「節」、後半を「中」と言います。その区分点となる日に季節を表すのにふさわしい春・夏・秋・冬などの名称を付けました。
早くも10月になり、今年はあと3ヶ月で終わますよね。
9月に、当院に通っている4名の方から妊娠をしたという報告がありました。
とてもおめでたいことで、本当におめでとうございます。
これからも、もっと多くな方からのうれしい報告をもらえるように、スタッフ全員が一層頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
2014年10月11日 晴れ
先日、ある患者様の息子さんからお土産をいただきました。
こちらの患者さまはうつ病で来院された方で、80歳の男性です。当院にいらっしゃった時は「申し訳ないけど鍼治療は信じない。息子に無理やり連れてこられた」とおっしゃっていました
食欲がなくご飯がおいしく食べられない、眠れず睡眠薬を毎日服用している、やる気はない、一日中にテレビばかり見ている、ため息も多く、鍼治療中も落ち着かないご様子で何度もスタッフに話しかけていらっしゃいました。
しかし、1回目の鍼治療後、患者様から「これは効いている感じがする。続けて治療してもらいたい」とのお言葉が
その後5、6回の治療で睡眠薬を飲まなくても眠れるようになり、ため息もなくなりました。この頃には治療中に眠ってしまうほどリラックスなさっていました
10回の治療が終わる頃には食事も美味しく食べられるようになったとのことでした!
そして先日、患者様の息子さんがわざわざご来院くださり「父もずいぶん良くなり、安心しました」と嬉しいお言葉をいただきました
患者様から良くなった、元気になったというお言葉を聞くのはうれしいものですね
患者様により良い治療をさせていただくために私どもも精進して参ります
2014年10月24日
昨日のニュースにより、早くも今年はインフルエンザの感染が始まった。
気になる感染症2位のインフルエンザ。春に選定された3株によるワクチンの接種が、今年も始まっています。
乳幼児や高齢者がインフルエンザ同様気をつけたいのが、流行が始まっている、RSウイルス感染症。肺炎などが重症化して死亡することもあり、現在開発中のワクチンが期待されています。
また、今年は落ち着いている風疹ですが、30歳以上の男性の20%、女性の10%は、十分な抗体がないといいます。妊婦が感染して出生児に障害が起こる、先天性風しん症候群の予防は大きな課題。子供を持つ前の人だけでなく、すべての世代が社会防衛として抗体検査や予防接種を考えましょう。
呼吸器系の感染予防は、やはりマスクと手洗い。飛沫感染だけでなく、小さい粒子が空気中を漂う空気感染(飛沫核感染)もあるので、流行期はマスク着用を習慣に。
2014年11月3日
なんだか花がムズムズ。「朝晩の冷え込みで風邪を引いた?」と思っているあなた。もしかすると花粉症かもしれません。
秋の花粉症、原因となる植物は?
原因となる体表的な植物はブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどがある。
風邪との違いは?
花粉症 風邪
鼻水 水っぽい 粘りがある
目のかゆみ あり なし
発熱 あっても微熱 高熱も
食欲 あり なし
天気と症状 晴天で悪化 無関係
症状の継続 数ヶ月 長くて1週間
以上の症状があれば風邪か、花粉症か、自分で判断しましょう!
11月8日(土) 晴れ
立冬し、肌寒くなってきましたね。
うれしいご報告が2件ありました!
1件目は、10月に妊娠のご報告を頂いたTさんから、「双子ちゃんでした。」とご報告を受けました
Tさんは2年前に一人目をご出産され、2人目も鍼治療を併用しながらの治療で無事、妊娠されました
なんと、産後1回の体外受精でのに妊娠でした
Tさんはたいへん驚いていらっしゃいましたが、「5人家族だと賑やかそうですね。」と、表情は嬉しそうでした
2件目は1年ほど当院で治療していらっしゃったKさんが自然妊娠したというご報告を頂きました
45才での妊娠です鍼灸治療で体質改善できていたのではないでしょうか
本当に嬉しいご報告でした
お2人がご無事にご出産されるのを心よりお祈り申し上げます。
また、お子さんを連れて遊びに来ていただけるのを心待ちにしております
2014年11月18日→
近年、老人性認知症患者が増え続いている中、若年性認知症も増加している。認知症の予防のために、日常の養生がとても重要であります。
ここで、飲食養生を2回に分けてご紹介したいと思いますので、皆さんに役に立てば嬉しいです。
認知症の予防の飲食は原則としては多種類、高蛋白、高ビタミン、低脂肪などである。
以下に認知症の予防や治療に良い食材を紹介したいと思います。
ほうれん草
効能:養五臓、通胃腸、補気血
応用:貧血、便秘、高血圧症、動脈硬化症の予防や治療に良い
注意:1、脾胃虚寒による下痢者は少食。
2、豆腐等大豆の製品や昆布と一緒に食べない方が良い。
ニラ
効能:補虚益陽、健脾益腎、温中行気、活血解毒
応用:腎虚陽萎、高脂血症、心脳血管疾患、アルツハイマーと血管性認症の予防や治療に良い。
注意:1、陰虚内熱の方は食べ過ぎないこと。
2、胃の病気を持つ方は慎食
レイシ
効能:滋陰養心、寧神益脳、填精補髄、護膚美顔
応用:心肺機能の低下、貧血、体質衰弱、美容に良い。
キャベツ
効能:健脾和胃、益心腎、聡耳明目
応用:腎虚腰痛、胃と十二指腸潰瘍、老年シミ、腎虚タイプの認知症に良い。
竜眼肉(別名:益智)
効能:補血益心、補脾益脳、潤燥除煩
応用:イライラする、不眠症、健忘症に良い。
2014年11月24日
認知症の予防の飲食は原則としては多種類、高蛋白、高ビタミン、低脂肪などである。
前回認知症の予防ー飲食養生@をご紹介しました、今日は続いて認知症の予防ー飲食養生Aを紹介したいと思います。
花菜
応用:癌の予防と治療、特に乳癌に有効。脳の栄養を補充し痴呆症の予防に有効。
茄子
効能:清熱解毒、活血化、風通絡
応用:高血圧症、動脈硬化、眼底出血に良い。また近年の研究により記憶力を高め、脳の疲労を緩和させる効果があることが分かった。
落花生
効能:健脾和胃、潤肺化痰、養血健脳
応用:胃腸虚弱、咳喘痰多、心血管疾患、血小板減少、記憶力の減退に良い。
胡麻
効能:補五臓、強筋肉、填脳髄、補中気
応用:高脂血症、心脳血管疾患、老化の防止に良い。
トモロコシ
効能:健脳抗衰、利胆降圧、利尿止血
応用:高血圧症、狭心症、高コレステロール症、認知症や癌の予防に良い。
胡桃仁
効能:脾腎固精、温肺定喘、潤腸通便、強筋健脳
応用:動脈硬化症、高血圧症、神経衰弱、智能減退、老化の防止に良い。
12月1日 雨
12月に入り、そろそろ本格的に寒くなってきますね。
今年もあと1ヶ月で終わりです。1年があっという間です
当院には11月にも嬉しい報告がありまして、5人の患者様から妊娠の報告をいただきました!
そのうち3人の方が双子を妊娠されました
3人ともお腹の胎児は順調に育っています。お生まれになるのが楽しみですね
そして、1人の方は45歳での自然妊娠でした!こちらの方はもうすぐ安定期になります
妊娠報告のページに詳しく報告させていただいております。良かったらこちらも見てくださいね。
今月もたくさんの方からご報告を頂けて本当にうれしく思います
元気な赤ちゃんを出産できますよう心からお祈り申し上げます
2104年12月22日
今日は冬至です、1年で最も昼間の短い日です
冬至は24節気の1つで、古代中国の暦の作成において、最も早くに確立された節気である。この日は、太陽が南回帰線上にあるため、北半球では昼が最も短く、夜が最も長い。冬至を過ぎると、昼は次第に長くなる。そこで、3000年以上前の周代(紀元前1046〜同256年)の暦法では、この日を1年の始まりとした。
中国は広い国ですので北と南では随分違った習俗を持っています。
北方の地域での冬至の食べ物は何と言っても餃子です。中国ではお正月に餃子を食べる事は近頃よく知られてきましたが、餃子はお正月だけでなく冬至にも食べる行事食であり、勿論日常でも中国の人に愛されている料理のひとつ。「餃子ほど美味しいものはない」と言われるぐらい人々にとっては古里の団らんの思い出を呼ぶ料理となっています。
特に北方では「冬至は餃子、夏至は麺」と言う言葉があるほど、冬至に餃子は欠かせない食べ物です。
南方や台湾では「飩(わんたん)」とごまの入った小倉餡を白玉粉で丸い団子状に包み『湯圓』を食べる習俗は現在も残っているそうです。
日本では冬至の日は昔からゆず湯
にはいって身体を清め、”ん”のつくものを食べると運を呼び込めるといわれています。
身体にぽかぽかにするゆず湯は美肌効果が抜群!
ゆずの皮の成分は紫外線ダメージを軽減し、はりの低下を防止。また、種の成分は保湿力が高いので肌をしっとりさせてくれるとのこと
「ん」のつく食べ物
地方によっては、みかんなど「ん」のつく食べ物を食べると幸せになるともいわれているそうですよ。
かぼちゃの別名は「南京(なんきん)」。やはり「ん」がついていますね。
かぼちゃは身体を温める食べ物で、つらい便秘症や冷え症に悩む女性の強い見方!
栄養価も高く、豊富なBカロチンは体内の“老化”を防止してくれます
また、「ん」のつく食べ物:みかん、大根、にんじん、れんこんなど。
皆さん、今日ぜひ、「ん」のつく食べ物を食べて、ゆず湯にはいってください、運が来ますように
2014年12月30日→
今年も多くの患者様に当院を通って頂き、有難うございました。 来年もより多くの患者様のご健康のお手伝いができるよう スタッフ一同、より一層努力をまいりたいと思いますので、 今後とも宜しくお願い致します。 それでは「新年快楽」〜良いお年を・・・
ちなみに今年もこの妊娠報告が最後となります。
12月に、7名の方から、ご懐妊の報告がありました。
その中、自然妊娠が2人、一人が42歳ではじめて自然妊娠をした。一人が双子です。
本当におめでとうございます
今年も沢山の赤ちゃんが誕生し、そして多くの方がお母さんになられました
来年も多くの幸せ報告ができるよう頑張って参ります
来年の診療がは1月5日(月)からです、よろしくお願い致します。
患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。
新著書 中医美容鍼灸実践
著書 中医治療学マニュアル
記事が2012.No8 医道の日本に掲載された
記事が2017.No.5 医道の日本に掲載された
・大阪市内
北区・福島区・此花区・港区・鶴見区・淀川区・平野区・生野区・中央区・狭山区・旭区・阿倍野区・都島区・城東区・天王寺区・大正区・浪速区・住吉区・西区 ・東淀川区・西淀川区・住之江区・旭区・東城区など
・大阪府
和泉市・豊中市・堺市・河内長野市・箕面市・吹田市・守口市・大東市・茨木市・八尾市 ・高槻市・池田市・ 富田林市・泉大津市・岸和田市・東大阪市・藤井寺市・寝屋川市・枚方市・羽曳野市・泉佐野市・貝塚市・柏原市・松山市・三島郡・豊能郡・交野市・泉南郡など
・兵庫県
神戸市・明石市・伊丹市・加古川市・芦屋市・三田市・川西市・尼崎市・西宮市・宝塚市・川辺郡 ・ 三木市など
・京都府
京都市・宇治市・丹波市・長岡京市・八幡市・向日市・相楽郡・京田辺市・八幡市・宇治田原市など
・奈良県
奈良市・橿原市・大和郡・生駒市等
・滋賀県
大津市・草津市・長浜市・彦根市・錦織・滝が丘・栗東市・守山市・野洲市・高島市など
・和歌山県
和歌山市・田辺市・上富田町・吉礼・橋本市
・鳥取県 大山町・倉吉市・鳥取市
・香川県 高松市 観音寺市・さぬき市
・岡山県 岡山市・玉野市・笠岡市
・長崎県 長崎市・飯塚市等
・熊本市 宇城市・熊本市等
・福岡県 福岡市・前原市
・佐賀県 武雄市
・徳島県 阿波市・徳島市・鳴門市等
・高知県 高知市・土佐市・安芸市
・三重県 名張市・津市・鈴鹿市・松阪市
・石川県 金沢市・小松市 ・加賀市
・福井県 越前市・坂井市・福井市
・富山県 富山市・高岡市・射水市・砺波市
・愛知県 名古屋市・一宮市・豊橋市・富士見台
・岐阜県 岐阜市・海津市・各務原市
・静岡県 富士市・静岡市・菊川市
・東京都 江東区・新宿区・港区・世田谷区・目黒区・板橋区・大田区・北区・国立市
・埼玉県 さいたま市 ・吉川市・熊谷市
・広島県 尾道市・大竹市・尾道市
・愛媛県 松山市・四条市・今治市・伊予市
・山口県 下松市・防府市・下関市・山口市
・島根県 大田市・出雲市
・冲縄県 那覇市 宮古島
・北海道 函館市 札幌市
香港・シンガポール・ハワイ・アメリカ・ドバイなど多くの地域の方々が来院されています!