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温灸と温熱療法の違いは?
温灸が薬草であるヨモギを使用しています。熱と薬効成分が患部に伝わり、病気を治療します。炎を使うので強い浸透力と遠赤外線効果があり、温灸機器など電気を使用するものと比較して、効果の面でたいへん優れています。また、お灸の煙の吸い込みにより効果がアップします。
お灸をすると、身体がポカポカ暖かくなります。それにより血流の循環が良くなり、冷え症などを緩和されるわけですが、お灸の煙に気になる方がいます。
実はその煙も同時に体に吸収され、煙草と他の燃焼物と違って、いろいろ作用があります。
1.お灸の材料は乾燥したヨモギで、それを燃焼させ、身体が必要な微量元素(鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、モリブデン、セレン、クロム)を煙によって吸収されます。
2.お灸の煙は自律神経を調整する作用もあり、安静、催眠の作用もあり、体全体をリラックスさせることが出来ます。
3.お灸の煙は抗がん作用のセレンを含め、吸収されたら、免疫力アップすることが出来ます。
4.お灸の煙は抗菌、抗真菌、抗ウイルス、空気浄化の作用もあり、インフルエンザ、伝染病に予防する効果が期待できます。
5.お灸の煙はメタノールの抽出物の中に抗酸化とフリーラジカルを取り除くものを含み、このものが抗がん、抗老化の効果もあります。
つまり、お灸は他の無煙灸、赤外線、カイロなどと違い、温めるだけではなくその煙もいくつかの効果を発揮することができるわけです。
当院ではヨモギで作ったお灸を使用して、患部による施術法も異なり、箱灸、灸頭鍼、直接灸などがあります。
すべて跡が残らないお灸ですので、ご安心下さい。
◆直接灸
もぐさを指先でひねった米粒半分くらいの小さなお灸です。
一瞬「チクリ」と熱く感じるのが特徴です。
症状によっては、燃えつきる直前に手でおさえ熱さを軽減させたり、
最後まで燃えきらせて使ったりします。
よく用いる症状・有効な症状・・・慢性疾患・便秘・逆子など
◆温灸(棒灸)
棒状に固めたお灸で、棒灸とも呼ばれています。
直接肌にもぐさを置かないので、気持ちよい温かさが長く続きます。
ジンワリと熱が入っていき、最後に熱くなりますが、
「熱い」と感じた時点でお灸を離します。
当院では、最もよく使うお灸です。
よく用いる症状・有効な症状・・・婦人科疾患・冷え性 ・蓄膿症・関節痛など
◆灸頭鍼
固めた円柱形のもぐさを鍼の鍼柄部分に刺して使います。
広い範囲でじっくりとポカポカと温かく感じる気持ちのよいお灸です。
身体を温めて、滞りをとってくれます。
鍼とお灸両方の作用で鎮静効果もみられます。
よく用いる症状・有効な症状・・・寒さからくる腰痛・腹痛・関節痛・リウマチなど