響きには、痛みを和らげ、精神を安定させる物質を作る力があります!

【林院長より】鍼を打つと、だるいような、重いような、ズーンとした感じを受けることがあります。
また、人によっては温かく感じたり、心地よく感じたりしますが、これこそが「響き」と言われるものです。
鍼の響きは、経絡の流れに沿って感じることが多く、「得気」とも言います。
「得気」は、文字通り、「気を得ること」。つまり、鍼の響きは、気を得ることができるというわけです。
鍼の響きは、脳内でモルヒネを生み出す原動力です。脳内の下垂体で作られるエンドルフィンは、鍼の刺激によって生み出され、全身をめぐって痛みを和らげ、精神を安定させる働きがあります。
要するに、響き(得気)があれば、鍼の治療効果がより現れやすくなるということです。
もちろん響きを感じないと、効果がでないということではありませんが、ある程度の「響き(刺激)」は、必要だと言えるでしょう。
当院では、響きを生まれやすくするための手技で鍼灸治療を行います。使用している鍼も施術部位により太さと長さが違います。
とても心地よい治療ですので、安心して治療を受けていただくことができますよ。