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ご報告
月刊北國 アクタス雑誌 2009 No.241 8 にて紹介されました 中国、日本、韓国の伝統的鍼治療の比較検討が行われたのであるという記事の鍼治療検証結果は11月28日、29日に金沢で開催されました国際シンポジウムで明治国際医療大学 川喜田 健司先生より発表されました。
・・・今回の臨床研究は、あくまでそれぞれの国における伝統的鍼治療の経験豊富な3名の治療者による診断、治療、その影響について検討したものである。いずれの国の方法であっても、鍼治療を受けることによって、今回の比較的高かった総白血球数がほぼ2ヶ月間隔の3回の異なる治療後に減少してより正常域に変化している。また、すでにeCAM誌に報告した鍼刺激による白血球成分、すなわち顆粒球とリンパ球の構成比の変化についても各国の治療群において若干の違いがあるものの、同様の傾向が認められている。またストレス状態の指標として計測したアドレナリンの毛中濃度量も鍼刺激によって低下傾向が認められている。鍼には様々な調節効果があることはこれまでも指摘されているところであるが、今回がそれを追認するとともに各国の独自性の持つ意義についても何らかのエビデンスを提供できると思われる今回得られた、同一被験者に対する3ヶ国のそれぞれの観点から定められた診断法、治療法の違いについての解析結果の詳細は明らかになっていないものの、その違いはその生体に対する影響の違いを含め、鍼の臨床を理解する上で貴重な情報をもたらすものとなりうる。このような臨床研究は世界で初めての試みである。個々で得られたデータは、今後の代替医療における鍼治療の役割を理解する上で貴重の情報を提供するものである・・・・・
追伸 当院の院長林の私は中・日・韓の3名治療者の中国代表としてこのプロジェクトを参加しました。