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8月10日

毎日暑さが続きますが、皆さんの体調はいかがでしょうか

外は暑いのに、手足はいつも冷たい……

まもなく暑さの盛りを迎えますが、近頃ではそんな「夏の冷え性」に悩む人が増えています。  

過度な冷房が「陽気」「血」の不足を招き、冷えの原因に夏の現代病ともいわれる暑い時期の冷え性。

一般的には女性に多く見られる症状ですが、最近では冷えに悩む男性も増えているようです。

冷たいものの摂り過ぎや、薄着、運動不足の他、過度な冷房も冷えの要因と考えられます。

中医学では、体内の「陽気」には身体を温める働きがあると考えますが、冷房や冷たいものの摂り過ぎなどにより、体内の陽気を消耗すると、身体が冷えやすくなってしまいます。

また、激しい温度差のある室外と室内を繰り返し出入りすることの身体が対応できず、血行障害が起こったり、自律神経のバランスを崩したりすることも冷えを招く原因に。

こうした不自然な状態が続くと「脾胃」消化器系)をはじめとする臓器の働きも低下してしまいます。その結果、冷えだけでなく、全身に倦怠感や頭痛、不眠、食欲不振といったさまざまな症状が現れるようになるのです。

また、女性に冷えは「血」の不足にも注意が必要です。血は全身をめぐって身体を温めているため、貧血や虚弱体質、脾胃の不調などで血が不足すると、冷えが起こりやすくなってしまいます。

本来、暑い夏にはきちんと汗をかくのが自然なこと。不快に感じることも多いものですが、汗には体温を調節したり、新陳代謝を高めたりする大切な働きがあります。

冷房であまり身体を冷やさず、上手に汗をかく自然な暮らしを心がけながら冷え体質を改善していきましょう。

次回は
冷えを予防し、“冷えない体”をつくる養生法をご紹介しますので、ぜひ、お楽しみにしてくださいね

   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

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