1月26日
先日淡路島のたまねぎをいただきました。やはり有名産地のもので、とても甘くておいしかった
たまねぎの中国名は洋葱です。一年四季に欠かせない野菜として使われているもので、その働きなどを紹介したいと思います。
たまねぎの自然の属性が温性で、五味が辛(生)、甘(加熱)で、臓腑が肺・胃・肝臓に入る。
たまねぎの東洋医学的効能
◎温中理気−胃腸を温め、気のめぐりを改善する
◎消食−消化を促進する
◎利水消腫−利尿消腫(むくみを取る)
◎解毒駆虫−毒素を解消し、寄生虫を駆除する
◎通陽−気を巡らせ、身体を温める。
たまねぎの現代医学の作用
◎血栓溶解作用−たまねぎの抽出成分に血栓を溶解する作用があることが分かり、適量を摂ると狭心症や脳卒中の予防効果が期待されている。
◎コレステロール値の降下作用−たまねぎの炒め物は血漿中のコレストロールを値を降下させる作用がある。
◎血圧降下作用−たまねぎの黄色の皮にあるケルセチンが血圧の降下に優れた効果を持つと注目されている。
◎血糖値の降下作用−たまねぎは薬により高くなった血糖値を下げる作用がある。
◎抗菌、殺虫作用−たまねぎの抽出物質は抗菌作用と滴虫の治療作用があると判明した。
次にはたまねぎの栄養素の上手の摂り方についてご紹介したいと思います。ぜひ見てね