放射線の人体に対する影響

福島第1原発の事故により人々の日常生活にかなり影響が与える。411日に放射線を防ぐ作用があると言われる食品をご紹介しましたが、放射線は、人体への影響などに関する、いろいろ調べまして、以下でまとめました。皆様に少し役に立つになればと思います。 

放射線とは

放射線とは、科学的にいうと、高いエネルギーをもち高速で飛ぶ粒子(粒子線)と、高いエネルギーをもつ短い波長の電磁波の総称です。

放射線」は目に見えないので、不安を感じている人もいるでしょう。放射線は、宇宙誕生のときから存在し、私たちは日常生活の中で、いろいろなものから放射線を受けて暮らしており、受ける量が少しならば健康への影響はありません。

また、放射線は医療をはじめいろいろなところで役立っています。 

放射線の種類と性質

放射線」はアルファ線(α線)、ベータ線(β線)、ガンマ線(γ線)、X線、中性子線が主な放射線です。アルファ線、ベータ線、中性子線は粒子、ガンマ線とX線は電磁波です。

放射線の人体への影響 

人体に与える放射線の影響は、放射能を受けてすぐ症状が出るものと、数ヶ月から数年後になって症状が出るものがあります。

放射線の単位

放射線の単位には、放射能を出すほうに注目した単位と、放射線を受けた方に注目した単位の2つに大きく分けられます。代表的な単位である「ベクレル」Bq)は出す方に、「シーベルト」Sv)は受けるほうに注目した単位です。

人体への影響を測る単位Sv(シーベルト)」

「シーベルト」は人体への影響を表す単位です。人体への影響は 放射線の種類や放射線を受けた個所によって異なります。これを考慮して、一つの単位で影響の程度を表せるようにつくった単位が、「シーベルト」です。放射線を受けることを「被ばく」といい、受けた放射線の量を「線量」あるいは「被ばく線量」といいます。「シーベルト」は、この「被ばく線量」の単位ということになります。被ばく線量が同じならば、人体への影響も同じとみなすことができます。低い放射線量のときは、シーベルトの1000分の1の「mSv(ミリシーベルト)」を使います。

自然界からの放射線「自然放射線」自然界からの放射線を「自然放射線」といいます。今、1人が1年間に自然放射線を受けている量は、世界平均で2.4ミリシーベルトといわれています。

放射線の人体への影響

放射線の人体への影響は、放射線を受けた人(被ばくした人)に影響が出る「身体的影響」と、放射線を受けた人の子孫に影響が現れる「遺伝的影響」とに分けられます。

「身体的影響」

短時間に100ミリシーベルト以下の放射線を受けたら人体への影響はないといわれる。

100ミリシーベルト以上に受けると人体に影響が出る。

100500ミリシーベルトを受けると、自覚症状がないが、白血球の数が減少する。

10002000ミリシーベルトを受けると軽い症状が現れる。例えば:疲労感、吐き気、嘔吐、食欲減退、一時的な脱毛、紅細胞減少など。

20004000ミリシーベルトを受けると骨髄や骨密度が破壊されて、内出血、嘔吐などの症状が現れる。4000ミリシーベルト以上を受けると、命に関わるが、治療すれば、回復できる可能性があると。

8000ミリシーベルト以上を受けると、回復の見込みはないと。

長時間微量の放射線を浴びると、身体に蓄積してがん(特に白血病、甲状腺がん)の発症率が高くなる。

短期間で大量の放射線を浴びると、急性放射線病という。吐き気、嘔吐、疲労感、発熱、下痢、ひどい場合には感染症、出血、胃腸の症状、さらにひどい場合には、造血系統の障害、内臓出血、組織壊死など、また、局部に紅斑、浮腫、水泡、疼痛、壊死または脱毛など症状が現れる。

「遺伝的影響」

長時間と少量の放射線を浴びるとがんや、子孫の奇型など遺伝的影響があると。 

放射線の影響を防ぐには

もし大量に放射線を受ける恐れが発生したときは、ともかく少しでも放射線を受ける量を減少させることです。放射線防護の基本は、「距離」「時間」「遮へい」の3つであると。また、放射線を防ぐ作用があると言われる食品を食べることです。