11月23日
中医学では、髪は「血の余り」と考えられています。
これは、血が十分にあって体内をスムーズに巡っていれば、髪を健康に保つことができるということ。また、髪は「腎の華」ともいわれ、生命エネルギーの源である腎の「精」が充実していれば、丈夫な髪が育つと考えられています。
このように、髪のトラブルは頭皮や毛髪だけの問題ではなく、体内の健康状態と密接な関係があります。中でも深い関わりがあるのは、「肝」と「腎」。血の貯蔵庫である肝がストレスなどの影響をうけると、血の不足や血行不良を招いて髪のトラブルにつながります。
また、腎の精は年齢とともに自然と衰えていくため、加齢によって髪の元気も失われてしまうのです
ですから、「肝」と「腎」の養生で、髪のトラブルを改善することができます。(肝の養生・腎の養生)
身体を整えることで根本的に髪のトラブルを改善し、髪も身体も心も、イキイキと健康な毎日を過ごしましょう