40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病専門の中国鍼灸(はりきゅう)の林鍼灸院にお任せ下さい(対応言語:日本語・中国語・English)
 

日本での数少ない中国医師資格と日本鍼灸師資格を両方持つ女性中医師による鍼灸治療。鍼灸本場の中国で長年磨いた

鍼灸医術を生かし、お一人一人の体質、症状に合わせた施術を行い、安心して治療をお受けていただけます。

緑内障、眼瞼痙攣、顔面神経麻痺など様々な難病及び不妊体質改善に特化した漢方鍼灸院。漢方相談も行っております。

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発病の主な病因

疾病は、何らかの病因が身体に影響を及ぼし、生理機能が一定以上の変調をきたすことにより発生します。東洋医学では、病気をもたらす病因を外因・内因・不内外因の三つに分けて考えます。

外因
外因とは、外部環境が身体に害をなすもので、六淫(ろくいん)疫癘(えきれい)が含まれます。

〇六淫
六淫とは、風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪の6種類の外邪の総称です。元々、風・寒・暑・湿・燥・火は六気(りっき)といって自然界の気候変化を指すもので、人体にとってもなくてはならないものです。しかし、それらが過剰になったり時季に反して現れると、六淫となって人体に影響を与えて発病の原因となります。

六淫は季節と関係が深く、例えば春季は風がよく吹くので風邪が発生しやすく、夏季は暑邪の影響を受けやすく、長夏(梅雨)は湿度が高くなるので湿邪が発生しやすく、秋季は乾燥しやすいので燥邪が発生しやすく、冬季は寒邪の影響を受けやすくなります。

また、この六淫はそれぞれ五臓と結びついていて、風邪は肝、暑邪・火邪は心、湿邪は脾、燥邪は肺、寒邪は腎に、特に影響を及ぼします。

〇疫癘
疫癘とは、強力な伝染性と流行性を持つ、悪性の感染症(コレラ、ペスト、チフス、ポリオ、天然痘など)を指します。

内因
内因とは、身体の内側から起こるもので、七情(しちじょう)が含まれます。

〇七情
七情とは、怒・喜・思・憂・悲・恐・驚といった大きな感情の変化と、それによる精神的ストレスを指します。突然の強い精神的刺激や、長期に渡って特定の精神的刺激を受け続けることで、身体に変調を起こし、様々な疾病を誘発してしまいます。また、七情はそれぞれ五臓と結びついていて、その感情が過度になると関連する臓の病を引き起こします。例えば、イライラして怒りやすいと肝を病み、喜び過ぎると心気が動じ、考えすぎると脾を病み、憂い悲しむと肺が病み、驚き恐れすぎると腎を病むとされています。

不内外因
不内外因とはその他の原因を指し、主に生活の乱れ(飲食不摂・労逸・房事過多)、外傷などが挙げられます。

〇飲食不摂
食事量の不足や過食、不衛生な飲食物の摂取、偏食などが脾胃に影響を及ぼします。
アルコールや辛いもの、脂肪の多い食事などは、摂取しすぎると身体の中に熱を生み、反対に冷たい飲み物や生もの(刺身や生野菜)などは身体を冷やします。

〇労逸(ろういつ)
労逸とは、労倦(ろうけん)と安逸(あんいつ)のことで、労倦とは疲労を意味し、肉体的な過労と精神的な心労があります。過労は気血を消耗し、心労は気の巡りを滞らせます。

安逸とは、何もせずぶらぶらと遊び暮らすことを意味し、運動不足や怠惰な生活となり、気血の流れを悪くしてしまいます。

〇房事過多
過度な性交渉は、腎に蓄えられている精の消耗に繋がり、病気にかかりやすくなったり、外邪に対する抵抗力が低下したりします。

〇外傷
外傷には打撲・捻挫・骨折・刺傷などがあり、多くは体内でお血を形成します。

   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

記事が2017.No.5 医道の日本に掲載された

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