1月25日(旧暦のお正月)
今日は旧暦のお正月です
中国では旧暦のお正月は一年の中に一番大事しかも賑やかな節目です
外で働いた人、稼ぎ人、学生さん達などほとんどの人が大晦日まで各地から里帰りして一家団欒する
今年も30億の人の大移動だと言われています
ところが、今年の武漢に発生している肺炎の影響で、移動の人数は少なくなったらしい
旧正月の日には昔からの節目としては「貼春聯」「吃水餃」「看春晩」「発紅包」「拝大年」があります
年寄りの人にとって春節が一年ぶりに帰ってきた子供たちとの一家団欒しかも一年の中に一番楽しい時間です
最近、若い人が毎年の同じ行事でそれほど興味がなくなりましたが、帰省は必ずすることです
ちなみに「貼春聯」「吃水餃」「看春晩」「発紅包」「拝大年」はどういうことでしょうか
「貼春聯」〜(春聯を貼る)
旧暦の新年を迎える時、どの家も玄関に「春聯」(扉の両側と上部に、縁起のいい言葉が書かれた赤い紙)を貼る。新たな一年に多くの幸運がやってくるように祈るため。「春聯」は「桃符」が変化したもの。「桃符」には二人の厄除けの神様が描かれ、一家の平安を守るものだったが、時を経て、縁起のいい
言葉を対で書く「春聯」に変化した。
「看春晩」(紅白歌合戦)〜
日本の大晦日の紅白歌合戦のような感じです。ご飯を食べた後に一家人はおやつを食べながら24時まで見ることです。
「春節晩会」の歴史はまた浅いです。1983年から放送開始だそうです。
「発紅包」「圧歳銭」 〜(お年玉)
「年夜飯」が終わると、子供たちが一番楽しみにしている時間年長者は座って、子供たちが跪いて頭を下げる、年末のあいさつを受ける。子供たちはこの時、縁起のいいことを言って年長者の幸福を祈る。年長者はこれを受けて、「紅包」(お年玉)を取り出して手渡す。中にはお金が入れられており、幸運を願うと共に、悪魔を抑え付ける意味がある。
「拝大年」〜 (年始のあいさつ)
旧正月期間中、親戚や友人に出会った場合は、「拱手」(右手で左手のこぶしを軽く握り、胸元で上下させる)しながら、新年を祝ったり、お金がたくさん手に入るよう祈ったり、良い年であることを祈ったりする言葉を交わす。人の家に年始参りをする場合、その家の主人は客をもてなして、アメや「紅包」(お年玉)を渡す。おめでたい雰囲気を添えると
共に、人間関係の調和も促す
私は今年来日25年目になりました。仕事などの都合で、旧正月に里帰り回数がわずか5〜6回だと思いますが、毎年のこの日になると、やはりよく中国にいった時のことを思い出し、とても懐かしい感じと帰りたいの気持ちも強くなりますね。年を取っただよね。笑い
来年に旧正月に故郷に帰りたいと思いますが皆様にご迷惑に掛かるかもしれません。
どうぞよろしくお願い致します