|養生法
1.薬酒療法
◎枸杞生地酒《名医験方類編》
[組成]枸杞子250g、生地黄300g、白酒(焼酒も可)1500ml
[用法]生薬のキザミを酒に入れ、15日間 密封保存後、10-20ml 空腹時に飲む。2回/日
[効能]補腎益精。肝腎陰虚タイプの陽萎に有効。
注意:葱、大蒜の食用が禁忌。
◎鹿茸酒《本草綱目》
[組成]鹿茸6g 山薬10g 白酒500ml(焼酒も可)
[用法]鹿茸片と山薬片を布袋に入れ、これを酒に入れる。密封保存7日間後出来上がる。一日2回、1回15ml 飲む。
[効能]補腎助陽。腎陽虚タイプの陽萎に応用。
2.薬茶療法
◎三子茶《百茶治百病》
[組成]五味子 蛇床子 菟絲子 各10g (一日量)
[用法]上記分量のものを粉にして 適当量のお湯に入れて30分間後出来上る。お茶の代わりに飲む
[効能]補腎固精、壮陽。 腎陽虚タイプの陽萎に応用
◎淫羊霍茶《百茶治百病》
[組成]淫羊霍 五味子 各12g(一日量)
[用法]上記分量のものを粉にして 適当量のお湯に入れて30分間後出来上る。お茶の代わりに飲む
[効能]補腎壮陽、渋精。腎陽虚タイプの陽萎に応用
3.薬粥療法
◎肉じゅう蓉粥《薬性論》
[組成]肉じゅう蓉30g 粳米150g 葱、生姜適量
[用法]まず、肉じゅう蓉と多量の水を鍋に入れ、弱火で煎じる。肉じゅう蓉を取り除いた汁に粳米を入れ煮てお粥にする。
[効能]補肝腎、潤腸。便秘を伴う腎虚陽萎に使う。
◎鶏肝粥《食療粥譜》
[組成]ニワ鶏の肝臓50g 粳米100g 葱、塩、胡椒粉、胡麻油少々
[用法]粳米を適量の水に入れ煮てお粥にする。出来上がる前に薬1×1cmに切った鶏肝と葱、塩、胡椒粉、胡麻油をいれる。
[効能]補肝腎、壮陽、明目。目がかすみ、視力が低下等を伴う陽萎に最適。
◎羊肉粥《飲膳正要》
[組成]羊肉100g 粳米150g
[用法]粳米を適量の水に入れ煮て15分位経ってミチンした羊肉をいれお粥出来上がるまで煮る。
[効能]腎陽を補う。冷え、寒がりを伴う陽萎に
4.補腎の作用を持つ食材の紹介
漢方医学理論により次の食物は腎の働きを強める作用があり、陽萎の治療や予防に良いと考えられている。
◎ニラ 性味:温、辛甘。
帰経:肝、胃、腎経に入る。
作用:温陽行気、健脾強腎、活血固精。性器を興奮させる作用がある。
◎ジャガイモ 性味:平、辛。
帰経:脾、胃、腎経に入る。
作用:益気養胃、健脾強腎、活血消腫。
◎山芋 性味:平、甘。
帰経:肺、脾、腎経に入る。
作用:補益肺気、強腎固精、健脾開胃、延年益寿。
◎苦瓜 性味:寒、苦。
帰経:心、肺、胃経に入る。
作用:清熱消暑、養血益気、補腎健脾、滋肝明目。
◎トマト 性味:微寒、甘酸。
帰経:肝、胃経に入る。
作用:健胃消食、清熱消暑、補腎利尿、涼血平肝、美容降圧
注意:脾胃虚寒による下痢、腹痛者は多食しないこと
◎ブドウ 性味:平性、甘酸。
帰経:肝、胃、腎経に入る。
作用:滋補肝腎、益気生津、強筋壮骨。
◎茘枝 性味:温性、甘酸。
帰経:心、脾、肝経に入る。
作用:補肝腎、益脾胃、養気血。
◎クルミ 性味:温性、甘。
帰経:肺、腎経に入る。
作用:補腎助陽、温肺平喘、補気養血、強腎壮筋、補脳益智
注意:クルミは油が多いので、軟便や下痢者は食べすぎ無いように
◎栗 性味:温性、甘酸。
帰経:胃、脾、腎経に入る。
作用:補腎強骨、健脾養胃、活血止血。
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