40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病専門の中国鍼灸(はりきゅう)の林鍼灸院にお任せ下さい(対応言語:日本語・中国語・English)
 

イラスト(先生).JPG

東洋医学では

腰痛の原因

腰部は「腎の府」といわれ、足少陰腎経の流れが「脊を貫き腎に属している」ので、本病症は腎と密接な関係にある。臨床では、実症虚証に大別する。外邪や外傷による急性腰痛は実証のものが多く、腎虚による慢性腰痛は虚証に属する。 主に以下の4つのタイプがあります。

 1.寒湿による腰痛 寒冷や湿気の多い環境に居住したり、水に濡れたりすると、寒湿の邪気が身体に侵入する。この寒湿の邪が腰部経絡の気血の運行を阻害すると腰痛が引き起る。

 2.湿熱による腰痛 油こい物、甘味・辛味の物の過食により湿熱が生じる(内湿)。また、梅雨など湿気が高い季節には外部の湿熱を感受しやすいために内外の湿熱が腰部の経絡に滞る、気血運行を障害すると腰痛が生じる。  

 3.血による腰痛(内臓の腫瘍はこのタイプに属している) 腰部の使いすぎや打撲などの外傷により、腰部に経絡を損傷して血が形成されると腰痛が起る。

 4.腎虚による腰痛 老化、房事過多等により腎精を消耗して精血不足となり、腰部の経脈を栄養できなくなると腰痛が起る。また、腰は腎の府である。腰部の過労など腎気を損傷し腎陽虚になると、腰部筋脈を温めて養うことができず腰痛が起る。

 

腰痛の症状―タイプ別

 タイプ

 症   状

 舌象 脈象

 寒湿

腰部が重く冷たく痛む、局部を冷す

と増悪、また 雨天と寒冷時に増悪

温めると軽減

舌苔白

脈沈遅緊

 湿熱

腰部が重く、熱感を伴って痛む、

部加温による 増悪、または雨天時

増悪。体がだるい、四肢が重い

舌質紅苔黄

脈濡数

 お血

腰部の刺痛(針に刺されたような痛み)

疼痛部位 固定、活動制限、腰部を揉

み温めると軽減、痛み が夜に増強する

著明な圧痛点

舌質紫暗

またはお血斑

脈沈渋

 腎虚

経過が長い腰部鈍痛、腰部の冷え、

腰部を揉み温め と軽減(喜按、

喜温)、膝・両下肢の無力感、労 

による増悪、精神疲労

舌質淡

苔薄白、

脈細無力

腰痛の鍼灸治療―タイプ別

 タイプ

 治 療 原 則

 取穴

 寒湿

散寒除湿、通絡止痛(寒邪を散し、湿邪を除く

ことにより、局部の気血の流れを改善し、痛み

を止める)

腎兪など

 湿熱

清熱除湿、通絡止痛(熱邪を清め湿邪を除去す

ることにより、局部気血の流れを改善し、痛み

を止める)

委中など

 お血

活血行気、、止痛化お(血液循を促進し、

気の巡りを改善し、お血を除去することにより

痛みを止める)

血海など

 腎虚

温補腎陽、強腰止痛(腎陽補う、腰を強

することにより、痛みを止める)

 

命門など

当院には腰痛の鍼灸治療による痛みが全く無くなり再発もしてない例が結構あります。そのメカリズムは鍼灸特有の鎮痛作用を利用し、腰部や坐骨神経の通路のツボに鍼を打つことによって、その刺激が脳や脊髄といった中枢経路を経て、エンドルフィン、エンケファリン等の鎮痛物質を分泌させ、痛みが和らげられることにより腰痛症状が最善されるのではないかと考えられます。    

腰痛とは 西洋医学の考え 腰痛と中国鍼灸治療     

腰痛の鍼灸治療のメカリズム腰痛の日常養生法     

ぎっくり腰と鍼灸治療   坐骨神経痛と鍼灸治療   

頭痛の鍼灸治療      肋間神経痛と中国鍼灸  

急性捻挫と中国鍼灸

「鍼灸がモルヒネより鎮痛効果が高い?」 

Posted by 鍼灸ニュース on Apr 29, 2020 7:00:00 AM

 

腰椎椎間板ヘルニアに対する治療法が広がりそうです」

Posted by 鍼灸ニュース on Apr 10, 2020 7:00:00 AM
 

料金・診療日

 ご予約はこちら ↓

TEL 06-6344-3736

(なるべくお電話にてご予約ください)

ご予約フォームはこちらをクリック

(ご予約フォームからのご予約は3日前までにお願いします)


※当院のホームページの全ての文章と画像の複製および無断転載は禁じます※

   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

院長の素顔はこちら
院長ブログはこちら

新著書 中医美容鍼灸実践

著書 中医治療学マニュアル

記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

記事が2017.No.5 医道の日本に掲載された

※取材依頼はこちら

ホームページのQRコード

ホームページのQRコード

LINE公式アカウント

LINEでのご予約・お問い合わせの受付をはじめました ぜひ友だち追加お願いします