シミ(しみ)と中国鍼灸/はり/東洋医学

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当院のシミ(しみ)治療には、治療の前に必ず全身の状態を見ます。たとえば、脈診(みゃくしん)と舌診(ぜっしん)などを行います。これは「美」は心身の健康を基礎として初めて成立するものと考えているからです。シミは肌のトラブルだけでなくて、身体内部の状態を反映しているのです。脈診と舌診は中医学独特な診断法で、あなたの抱えている症状を引き起こしている原因を探ることが可能です。その疾患になる原因を鍼治療で取り除く、シミの改善と同時にストレス、便秘や月経時の不快感、生理痛、疲れやすい、肩こり、冷え性、むくみなどの女性に多い悩みの症状の改善も可能になります。

 

シミ(しみ)とは

シミにはいろいろなタイプがあり、中でも一番多いのは老人性色素斑である。日光性黒子とも呼ばれる。紫外線の影響の他に、ニキビやしっしんなど皮膚病に病変がある場合、治療後にシミになることもある。シミは日光に当たりやすい顔面、手背、前腕伸側などに見られるが、胸部、背部といった被覆部にも見られることがある。そばかす状の小さい色素斑が多発する小斑型と、大型の色素斑が単発または数個散発する大型斑とがある。しかし、両者が混在、合併して発生することもあり、厳密には区別できない。発生当初は薄い茶色をしているが次第に濃くはっきりしてくるのが特徴であり、特に加齢によって数が増え、色も濃くなって目立つようになる。男女共に見られるが、30歳過ぎから見られ始め、50歳位で顕著になってくることが多いのである。

 

シミの原因では

西洋医学では

一般には、皮膚の老化や皮膚機能低下の人に、長い期間繰り返して日光に当たったことが、原因だと考えられるが、それ以外にニキビやしっしんなど皮膚病に病変など、皮膚に加わった刺激によって、メラニン顆粒が異常に作られてしまって表皮にたまってしまってシミになる、または、中年期以後の女性のシミは、ホルモンの影響で皮膚の新陳代謝のスピードが遅くなったりすることなども原因になると認められている。

 

中医学では

シミのような色素沈着は「お血」の症状として捉える。つまり、情志の不調、ストレスなどの原因で肝の疎泄の機能失調により肝気が滞る、気滞血おになるため、シミとなる。

 

治療では

西洋医学的治療法は

レーザー治療

 ◎光治療

 ケミカルピーリング

 イオン導入

 飲み薬、ぬり薬など

シミと鍼灸治療

 中医学では皮膚は内臓の鏡であると認識し、内臓のさまざまな障害が皮膚に現れてきたものがシミであると捉えるため、内臓の不調を整えることによってシミになる原因を取り除いく治療が重視されているのです。

1.治療

 行気活血化おをはかる。針にて瀉法を主とする。鍼灸以外に、耳針、刺絡なども用いる。

 鍼法

◎体針

局部取穴 シミの局部   

遠隔取穴 肝兪、膈兪など

◎耳針

灸法

養生法

◎できるだけ紫外線を避けることが必要である。

◎化粧品の使用に注意を払うこと。

            

  

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