胃痛(急・慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍)と中国鍼灸/はり/東洋医学

イラスト(先生).JPG胃痛とは

胃痛は急・慢性胃炎胃・十二指腸潰瘍、神経性胃炎、胃下垂などにより起こることが多い。主に上腹部痛、吐き気、食欲不振、、ゲップ、胸やけ、体重減少など症状です。

胃痛に対しては鍼灸治療が効果を上げている。ストレスによる胃炎や神経性胃炎の治療は主に自律神経系のバランスを調整する目的です。針灸治療することによってストレスを解消されて、自然治癒力を引き出して、完治することも多いです。
急性胃炎

 急性胃炎とは、その名のとおり胃に急性の炎症がおこった状態のことで、激しい胃痛、嘔吐、血便、発熱、食欲不振などの症状があらわれます。急性胃炎の原因はさまざまですが、大きく分けて感染性のものと非感染性のものとがあります。

感染性が食べ物から細菌などに感染すると、胃痛・下痢などの症状が起こります。

非感染性が細菌以外の原因で起こり急性胃炎の中で占める割合は低いとされている。

 

慢性胃炎とは

胃の粘膜がなんらからの原因で傷つき、炎症を起こしている状態が持続的に繰り返される病気です。

原因

精神的に強いストレスがあったり、アルコールの飲みすぎ、暴飲暴食などで胃酸の分泌過多になり、胃壁を守っている粘膜が胃液によって消化され、炎症してびらんを起こしてしまうことが慢性胃炎を発症させる原因です。

軽度のびらんの場合は原因となったストレス等がなくなると時間とともに経過が良くなっていきますが、重度の胃炎の場合は胃壁が萎縮してしまい、症状が慢性化してしまいます。

最近では、慢性胃炎の原因として、ストレスや暴飲暴食などの他に、ピロリ菌との関係が明らかになってきました。ピロリ菌は現在わかっているところでは、胃の中にすむことが出来る唯一の細菌です。

 

慢性胃炎の治療

何も症状の無い場合は特別に治療をする必要はありません。患者さんに自覚症状がある場合は、症状に応じて、ピロリ菌対策や胃の粘膜保護薬などの薬を用います。

しかし、薬よりももっと大事なことは、急性胃炎の治療と同じく、規則正しい日常生活です。十分な睡眠、暴飲暴食を避ける、お酒、タバコをやめる、バランスの良い食事をすることが大切です。

 

胃潰瘍と十二指腸潰瘍とは                            

ストレスのために胃痛や下痢が続いたり、ひどい場合には胃潰瘍や十二指腸潰瘍になることがよくあります。

胃には食物中のタンパク質を消化する働きがあります。胃自体もタンパク質でできているのですが、表面を防御機能によってしっかりと守っているため、消化されることはありません。ところが、アルコールやカフェインなどの攻撃因子やストレスなどのために防御因子が弱くなると、胃は自らの作用で自分自身を消化してしまいます。これが潰瘍です。

以前は、男性に多い病気でしたが、更年期の50代の女性にも多く見られ、若い人の発症率も高くなってきました。

 

症状は 

みぞおち辺りの腹痛吐き気・嘔吐・食欲不振・体重減少吐血下血 背中の痛み口臭・酸っぱいゲップ・胸やけ 。胃潰瘍が食後に痛み出し、十二指腸潰瘍、空腹時に腹痛が起こり食事をすると治まる。

 

胃痛と中国鍼灸治療

鍼灸には胃痛の原因となるストレスを緩和するだけでなく、胃腸の状態を整える働きがあります。たとえば「足三里」「中かん」というツボには胃液の分泌促進、「陽陵泉」には胃液の分泌抑制の作用がある。このようなつぼを取って、痛みを緩和させ、原因となるストレスを緩和、心身を健全に保ち、健康な胃をつくるためにも、鍼灸は快適な方法です。

 

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