40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病専門の中国鍼灸(はりきゅう)の林鍼灸院にお任せ下さい(対応言語:日本語・中国語・English)
 

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当院では沢山の脳性麻痺後遺症の患者が通っています。 

中国では脳性麻痺後遺症に対する針灸治療は針灸適応症の中で最も多い疾患の一つです。鍼灸治療により手足の麻痺やこわばりなどの症状によい変化が見られ、手足の動きなど運動機能の改善された効果が非常に高いです。

当院は様々な原因による運動障害(麻痺)に対して治療を行っており、改善された例も多くあります。特に小児脳性麻痺に対する当院の鍼灸治療効果が高いです。

この病気のある方がぜひお早めに一度ご相談ください。

 

脳性麻痺とは

脳性麻痺(のうせいまひ)は、妊娠中から生後4週間までの間に、脳への損傷によって引き起こされた運動機能等の障害などの後遺症をいいます。

脳の障害であるため、傷のつく場所によっては知的障害や行動障害、視覚障害、難聴、けいれん性疾患などが見られることもあります。その程度は軽度から重度のものまで様々です。

脳性麻痺は、乳児1000人のうち1〜2人に起こります。しかし、未熟児ではその割合が100人のうち15人に上昇し、極低出生体重児では特に多くみられます。通常、子供が2、3歳に成長するまで診断されません。

 

脳性麻痺の症状

脳性麻痺の主な症状は運動機能障害です。主に痙直型、アテトーゼ型、運動失調型、混合型に分類され、そのタイプによって症状が異なります。頻度が高いのが痙直型とアテトーゼ型です。ときに運動野以外の脳の部位も損傷がみられ、脳性麻痺の小児の多くに、知的障害や行動障害、視覚障害、難聴、けいれん性疾患などの別の障害がみられます。

◎(痙直型)

脳性麻痺の70%以上を占め、手足に筋肉のこわばりが見られ、筋力も低下します。そのため片脚がもう一方の脚にぶつかるように交差して歩くハサミ足歩行や、つま先立ちで歩く小児もいます。斜視などの視覚障害が見られることもあります。

最も重い障害は痙性四肢麻痺で、けいれん発作や嚥下困難に加えて、ときには重い知的障害もみられます。嚥下困難のある小児は、誤嚥性肺炎を起こすこともあります。痙性片麻痺、両麻痺、または対麻痺の小児の多くは、知能は正常で、けいれん発作を起こす頻度も下がります。

◎(アテトーゼ型)

脳性麻痺の約20%に見られ、手足や体幹の筋肉が不随意的にゆっくりと動きます。よじれるように動く場合や突然動く場合、断続的に動く場合などがあります。強い感情が起こると激しくなり、睡眠中には生じません。

一般に知能は正常で、けいれん発作を起こすこともほとんど見られません。言葉をはっきり発音することが困難なことがよくみられ、深刻な場合も多くあります。原因が核黄疸である場合、難聴や視線を上に向けることが難しいといった症状がよくみられます。

◎(運動失調型)

脳性小児麻痺の5%程度にみられ、体の動きがうまく協調せず、筋力も低下します。特に歩調が不安定で、両脚を広げた不安定な歩き方をしたり、物に手を伸ばしたときにはふるえるような動きがみられます。そのため素早く動いたり、細かい動きを要することをしたりすることが困難になります。

◎(混合型)

このうち2つが複合したもので、ほとんどが痙直型とアテトーゼ型の混合型です。脳性小児麻痺の多くにみられ、重い知的障害がみられることがあります。

 

脳性麻痺の原因

脳性麻痺は、出生前に生じた脳の奇形や、妊娠中から生後1ヶ月の間の赤ちゃんに起こった脳損傷によって生じます。脳の奇形や損傷が起きる原因は様々で、ときに複数の原因が関与します。未熟児、子宮内障害、新生児脳症、および核黄疸がしばしば一因となりますが、15〜20%の症例では周産期(出産前後の時期)に生じる問題が原因となります。具体的な問題としては、分娩中の酸素欠乏、感染症、脳損傷などがあります。妊娠中に風疹やトキソプラズマ症、ジカウイルス感染症、サイトメガロウイルス感染症などの感染症に感染すると、脳性麻痺の原因になることがあります。

ときに、遺伝子異常により脳性麻痺の原因となる脳の奇形が生じることもあります。

 

脳性麻痺の治療

西洋医学では

脳自体の障害に対する根本的な治療法はありません。 

運動障害の程度を軽くして、生活のレベルをできるだけ高くするために、運動訓練(リハビリ)をおこないます。理学療法や作業療法、装具を用いることなどによって、筋肉の制御や歩行が改善される可能性があります。可能な限り早期に開始した方が効果も上がるため、早期に診断し訓練を開始することが大切です。

 

中医学(東洋医学)では

中国では、日本と違って昔から脳性麻痺後遺症、顔面神経麻痺、脳卒中の後遺症、パーキンソン病など沢山の脳神経病気に対する鍼灸が臨床の場で使われています。特に脳性麻(のうせいまひ)を患ったお子さんたちが、の治療をけていると、手足の麻やこわばりなどの症状によい化がられ、手足のきなど運動機能の改善された効果が非常に高いです。

鍼には筋肉のこりをほぐす強い作用や、血液や体液の循環を良くする効果を持つことも科学的に証明されています。その上、鍼に低周波電流を通した時に起こる筋肉の運動を利用して麻痺筋の力を強める治療も行われています。

 

治療法則ー疏通気血、調和経脈

◎四肢麻痺の場合には

取穴 上肢―曲池、外関など

   下肢―環跳、足三里など

 

◎知的障害の場合には

取穴 四神聡 腎兪、頭針

 

◎視覚障害の場合には

取穴 頭針の視区、えい明、光明など

 

◎難聴の場合には

取穴 頭針の暈聴区、大衝など

 

◎けいれん性の場合

取穴 頭針の振震区 肝兪、曲泉など

 

早期診断、早期治療はとても大事ですが、子供にはもっと重要なです。病院に診断されたお子さん、又は、一歳になっても立つことも歩くことも発声することも出来ないお子さんは早めに当院にご相談してください。

 

 


脳卒中後遺症と鍼灸治療 パーキンソン病と鍼灸治療  

認知症(アルツハイマー病と鍼灸)筋ジストロフィーと鍼灸治療

 

多発性神経炎(多発性ニューロパチー)と鍼灸治療

線維筋痛症と鍼灸治療  ギランバレー症候群と鍼灸治療  

メージュ症候群と鍼灸治療 本能性振顫と鍼灸治療   

多発性硬化症と鍼灸治療  

 

脳性麻痺の痛みに鍼灸が効果的であるというアメリカのレポート

Posted by 鍼灸ニュース on Apr 24, 2020 7:00:00 AM

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   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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