40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病専門の中国鍼灸(はりきゅう)の林鍼灸院にお任せ下さい(対応言語:日本語・中国語・English)
 

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当院の間質性肺炎の鍼灸治療

当院では、この難病治療には、豊富な治療実績がある中医学を駆使し、現代西洋医学の優れた検査技術で治療効果を確認しながら進めていくのがベストだと考えております。

さまざまな症状や背景因子を持つ患者さん一人一人に合わせて鍼灸をすることで、間質性肺炎の炎症抑制、肺の線維化の緩減、進行停止を最終目標とします。

 

間質性肺炎とは

また、肺線維症とも言います。正常な肺は、目の細かいスポンジのような構造をしており、息を吸えば膨らみ、息を吐けば縮むという動きをスムーズに行っています。

何らかの原因で、この柔らかい肺に、線維化が起こり、肺が固く縮んでゆき、ついには呼吸ができなくなり、死に到ることもある病気です。

発病率10万人に7〜8人といわれる進行性の稀な疾患で、特に特発性間質性肺炎は現代医学ではまだ決定的な治療が確立しておりません。

 

間質性肺炎の原因

○感染症・・・・・マイコプラズマ、ウイルスなど

○放射性肺炎・・放射線治療による副作用

○過敏性肺炎・・トリコスポルンなど

○膠原病

○原因不明・・・・この場合を、特発性間質性肺炎と言います

 

間質性肺炎の症状

乾性咳嗽、息切れ、バチ状指、稔髪音

 

西洋医学的な診断

理学所見・・・ 血液・免疫学的所見・・・赤沈、LDH

呼吸機能検査・・・・・・拘束性障害、拡散能低下

胸部X線写真・CT所見

 

治療の目的と症状の改善について

間質性肺炎の炎症抑制、肺の線維化の緩減、進行停止を治療目的としますが、病状・病程などによって、進行停止までには半年単位の継続治療と十分な栄養・睡眠・生活習慣の改善など患者さんご自身の努力の必要となります。

よって、6か月〜1年間の継続治療によって以下の症状の改善を目的します。

○健康・日常生活レベルの向上・体力の増強・体重の増加など。

○肺活量の増加。(間質性肺炎の炎症の改善による)

○咳、痰、息切れの軽減、あるいは完全緩和。(自覚症状)

○併発している病状の改善。(気胸、貧血、糖尿病、虚弱体など)

ただし、治療中でも風邪、感染などが誘因となり急性増悪することもあります。(特に秋・冬)

 

東洋医学(中医学)の考え

 

リラックスの効能

心と体は密接につながっています。中医学では「心身一如」と言います。 リラックスを常に心がける習慣は本格的な鍼灸治療の効果を最大限に高めます。

 「リラックスしよう、気を楽にもとう、前向きに頑張ろう・・・」と常に心がけることと、鍼灸治療で体は次の様に反応します。

○中医学でいう「気・血・水」の循環がよくなり五臓六腑」の働きがなめらかになる。

○胃腸の働きが高まり、食物の栄養が効率よく体に吸収される。 呼吸が深く穏やかのなり、肺のすみずみに酸素や血液がいきわたる。

○体の末端部分や肺細胞の一つ一つに血液が行きわたり、自然治癒力・免疫力が活性化する。

○中医学の「七情内傷」(極度または長期の喜怒哀楽が各内臓を傷つけるという理論)から離れることができる。

逆にリラックスしていない状態(悩み、怒り、憎しみ、悲しみ、緊張、興奮などのストレス)が長期間続くと、「気・血・水」の循環が滞り、呼吸も浅くなり、低酸素(お血)になりやすく、頭痛、肩こり、不眠、下痢、便秘、冷え、うつ、低体温などの原因となり、針灸治療の治癒力・免疫力の活性化にブレーキをかけてしまいます。

 

日常生活の養生

 深呼吸方法

 1.無理のない程度に背筋を伸ばす。(自由な姿勢)

 2.口を閉じ、舌先を上前歯の裏に軽くつける。

 3.鼻から少しずつゆっくりと息を吸う。(10秒くらいかけて)

 4.息が胸・腹いっぱいになったら5秒ほど息を止める。

 5.口からゆっくりと10秒以上かけて少しずつ息を吐く。

 6.上記1〜5を約10分間繰り返す。

→約10分間を1セットとし、1日数セット行いましょう。

 

○  生活上注意点

 1.日中は適度に動き、夜間はぐっすりと8時間眠る生活を実践しましょう。夜更かし禁物。ゆっくりとお風呂に入ったり、散歩をしたり、ティータイムを設けたり、自分なりのリラックスタイムを取りましょう。

 2.カフェインを含むのみ物(コーヒー、緑茶、ウーロン茶、コーラ、チョコレ ートなど)を控えしましょう。

 3.揚げ物(天ぷら・ポテトチップ・フライものなど)刺激性の強い香辛料などは控え、バランスの良い食事を心がけましょう。

 4.季節の変わり目(特に秋から冬にかけて)に風邪を引かないよう十分注意して下さい。

 

間質性肺炎 症例

 

女性 69歳

1年1前から咳が止まらない。間質性肺炎の疑い。咳と息きれの症状があった。せき止めを服用したが、効果はない。特に夜のせきがひどくて眠れない。週3回のペースで2ヶ月ほど通院後、夜の咳が大分良くなって息切れもなくなった。そのご週1のペースで通っていた。現在、咳がほとんどなくなった。

 

性 65歳

5.6年前からせき・痰、息切れの症状があり、段々ひどくなり、昨年9月に病院の検査をしたら、間質性肺炎と診断されました。吸入薬だけしたが、あんまりよくなってないから、知人のご紹介で来院。週2回のペースで5か月ほど通院後、咳・息切れは大分良くなってきた。その後、週1のペースで通っていた。1年半後に病院のレントゲン等の検査で、間質性肺炎を良くなって、安定していると言われた。

 

女性 75歳

2年前に間質性肺炎と診断され、咳と胸苦しさを訴え来院。週2〜3回のペースで7ヶ月ほど通院後、咳・息切れもなくなり安定する。レントゲン検査で医師から良くなったといわれる。その後も症状が安定していたので2週間に1回のペースで通院。通院の頻度を減らしても変わらず安定しており、肺機能検査の数値も良くなった。咳と息切れはまったくなくなったので通院を終了した。

 

男性、70代

10年前、間質性肺炎と診断され、階段を登ると激しい息切れ、何もしていないのに咳が出て止まらないなどの、症状に悩まされていました。
関東から通っているから1日1〜2回、2クール(20回)集中治療をして、徐々に症状が軽くなってきて、歩道橋に登れるようになり、息切れせずに人前で演説もできました。不整脈、息切れもなくなりました。通院を終了した。

 

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   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

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