2011年3月14日
大阪のゆれでもあんなに怖かったのに。院内で患者さんたちと怖いですねと言い合っていたまさにその頃、被災地は恐ろしい津波に襲われていたなんて・・。
診療後にニュースで知り、現実のものとは思えない映像の数々に絶句しました。なんの影響もなく治療を再開できたことはものすごく幸せなことだったのだと強く感じました。
被災地のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
一人でも多くの命が助かりますように、強く祈っています。
40年の経験、実績と信頼!東京・三鷹にある難病など様々の症状に対応する中国鍼灸の林鍼灸院にお任せ下さい(日本語・中国語・Englishに対応)
2011年3月14日
大阪のゆれでもあんなに怖かったのに。院内で患者さんたちと怖いですねと言い合っていたまさにその頃、被災地は恐ろしい津波に襲われていたなんて・・。
診療後にニュースで知り、現実のものとは思えない映像の数々に絶句しました。なんの影響もなく治療を再開できたことはものすごく幸せなことだったのだと強く感じました。
被災地のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
一人でも多くの命が助かりますように、強く祈っています。
3月に入って、4名の方からの妊娠報告がありました。
一人の方が28歳で、子宮内膜ポリープで手術をしたのですが、再発の可能性が高いと言われ、不妊症の原因ともなるために早期妊娠を望む。1回自然妊娠したが、5週目で流産。その後、自然妊娠はしていない。当院で不妊鍼灸治療を始めてから4ヶ月余で、1回目の体外授精による妊娠ができました。しかも、双子のご妊娠です。おめでとうございます。
一人の方が35歳で、卵巣年齢は実年齢より上だと医者に言われた。その点を改善したいと当院の鍼灸治療を始めた。鍼灸治療をしてから2ヶ月余りで、1回目の体外受精による妊娠となりました。本当におめでとうございます。いま、つわりが出て来たので、つわりの治療のため、続いて当院に通っている。
一人の方が33歳で、不妊治療3年目、3回の体外受精を実行しても妊娠に至りませんでしたが、当院で不妊治療してから3ヶ月で、4回目の体外受精で妊娠となりました。本人は私に鍼が合いますねと、とても嬉しそうに言いました。本当におめでとうございます。
もう一人の方が34歳で、子宮内膜症があって、2回の体外受精を実行しても妊娠に至りませんでしたが、当院で不妊治療してから1ヶ月で(週2〜3回)、3回目の体外受精で着床することができました。本当におめでとうございます。
これからもより多くな不妊の方にいい結果が出ますように頑張りたいと思います
今日も二人の方が妊娠したと、わざわざ当院にご報告しに来られました
おめでとうございます。
一人の方が、5回の人工授精と2回の体外受精を実行してもいずれも着床したことはありませんでした。2年にたっても妊娠が叶わず36歳と言う年齢に焦りを感じていました。当院で、わずか4回の不妊治療で、3回目の体外受精で妊娠となりました。おめでとうございます。
もう一人の方が、1年間半の間、6回の人工授精と3回の体外受精を実行しても妊娠に至りませんでしたが、当院で、1年近くの不妊治療で、4回目の体外受精で妊娠となりました。妊娠検査薬で反応が出てからも、ちゃんと育ってくれているか不安もありましたが、先日、心拍が確認できたと、今日、わざわざ当院に報告しに来ました。
これからも安産に向けてよろしくお願いしますと・・・。
本当におめでとうございます。
東日本大震災から今日で1か月が経ちました。
被災地のみなさまへのお見舞いと、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
地震以後、毎日ニュースで福島第1原発の事故を放送されています。特に最近は放射線の放出の影響で、人々の日常生活にかなり影響を与えそうです。
それでも、前に進まないといけないので、放射線を防ぐ作用があると言われる食品をご紹介したいと思いますので、ご参考になればと・・・
1.新鮮の野菜と果物
4月19日
俗に五月病といわれるものは医学的には「適応障害」とされ、新学期や移動の多い時期、新しい環境に馴染めないことから起きる心身の不調の総称です。五月に限らず、長期の休み明けや環境の変化によって起きる症状も入ります。これらは本人の心がけの問題だけでなく、身体の不調の方が大きな原因となっていることも多いものです。五月病をカラダの季節病として考えてみましょう。
一年≒一日
東洋医学では、一年の春夏秋冬一日の朝昼夕夜と似たものとして考えています。冬眠の季節が夜ならば、生物が活動し始める春は朝となります。五月病は朝に目が覚めたものの、なかなか布団から出られない。また、起きたけれども活動できない状況と似ています。これは、自分の意志とは別に身体の運転をしてくれている、自律神経のリズムの不調が原因です。
身体はまだ冬バージョン?
夜が長い冬の身体は、保湿性が高く、活動性は低いものです。春にそれを引きずっていると、朝は起きられず自然と夜更かしになり、やがて冬眠を招き悪循環に陥ります。また春先の倦怠感は、冬の身体の熱の“こもり”が元とも考えられます。
対処法 春仕様のカラダへ!
○ 早寝早起きがいいのは当然ですが、先ず重要なのは早起きの方です。早起きをすることで早寝早起きができるように、体がリズム設定されています。起きにくい人は日の出に合わせて光を浴びるようにして下さい。日光が理想ですが、無理ならば強めの照明をタイマーセットするのもいいでしょう。
○ 適度な運動をお勧めします。保温から発散への移行期間として、少し汗ばむような運動を取り入れてみましょう。
○ 便通を整えます。運動とともに、たけのこ、キャベツ、さやえんどうなど、旬の物から繊維質やビタミンをとるのも効果的です。
鍼灸も自律神経の働きを調整する有効な手段の一つです。以上のセルフケアとともに専門家にご相談ください。
福島第1原発の事故により人々の日常生活にかなり影響が与える。4月11日に放射線を防ぐ作用があると言われる食品をご紹介しましたが、放射線は、人体への影響などに関する、いろいろ調べまして、以下でまとめました。皆様に少し役に立つになればと思います。
放射線とは
放射線とは、科学的にいうと、高いエネルギーをもち高速で飛ぶ粒子(粒子線)と、高いエネルギーをもつ短い波長の電磁波の総称です。
放射線」は目に見えないので、不安を感じている人もいるでしょう。放射線は、宇宙誕生のときから存在し、私たちは日常生活の中で、いろいろなものから放射線を受けて暮らしており、受ける量が少しならば健康への影響はありません。
また、放射線は医療をはじめいろいろなところで役立っています。
放射線の種類と性質
「放射線」はアルファ線(α線)、ベータ線(β線)、ガンマ線(γ線)、X線、中性子線が主な放射線です。アルファ線、ベータ線、中性子線は粒子、ガンマ線とX線は電磁波です。
放射線の人体への影響
人体に与える放射線の影響は、放射能を受けてすぐ症状が出るものと、数ヶ月から数年後になって症状が出るものがあります。
放射線の単位
放射線の単位には、放射能を出すほうに注目した単位と、放射線を受けた方に注目した単位の2つに大きく分けられます。代表的な単位である「ベクレル」(Bq)は出す方に、「シーベルト」(Sv)は受けるほうに注目した単位です。
人体への影響を測る単位「Sv(シーベルト)」
「シーベルト」は人体への影響を表す単位です。人体への影響は 放射線の種類や放射線を受けた個所によって異なります。これを考慮して、一つの単位で影響の程度を表せるようにつくった単位が、「シーベルト」です。放射線を受けることを「被ばく」といい、受けた放射線の量を「線量」あるいは「被ばく線量」といいます。「シーベルト」は、この「被ばく線量」の単位ということになります。被ばく線量が同じならば、人体への影響も同じとみなすことができます。低い放射線量のときは、シーベルトの1000分の1の「mSv(ミリシーベルト)」を使います。
自然界からの放射線「自然放射線」自然界からの放射線を「自然放射線」といいます。今、1人が1年間に自然放射線を受けている量は、世界平均で2.4ミリシーベルトといわれています。
放射線の人体への影響
放射線の人体への影響は、放射線を受けた人(被ばくした人)に影響が出る「身体的影響」と、放射線を受けた人の子孫に影響が現れる「遺伝的影響」とに分けられます。
「身体的影響」
短時間に100ミリシーベルト以下の放射線を受けたら人体への影響はないといわれる。
100ミリシーベルト以上に受けると人体に影響が出る。
100〜500ミリシーベルトを受けると、自覚症状がないが、白血球の数が減少する。
1000〜2000ミリシーベルトを受けると軽い症状が現れる。例えば:疲労感、吐き気、嘔吐、食欲減退、一時的な脱毛、紅細胞減少など。
2000〜4000ミリシーベルトを受けると骨髄や骨密度が破壊されて、内出血、嘔吐などの症状が現れる。4000ミリシーベルト以上を受けると、命に関わるが、治療すれば、回復できる可能性があると。
8000ミリシーベルト以上を受けると、回復の見込みはないと。
長時間微量の放射線を浴びると、身体に蓄積してがん(特に白血病、甲状腺がん)の発症率が高くなる。
短期間で大量の放射線を浴びると、急性放射線病という。吐き気、嘔吐、疲労感、発熱、下痢、ひどい場合には感染症、出血、胃腸の症状、さらにひどい場合には、造血系統の障害、内臓出血、組織壊死など、また、局部に紅斑、浮腫、水泡、疼痛、壊死または脱毛など症状が現れる。
「遺伝的影響」
長時間と少量の放射線を浴びるとがんや、子孫の奇型など遺伝的影響があると。
放射線の影響を防ぐには
もし大量に放射線を受ける恐れが発生したときは、ともかく少しでも放射線を受ける量を減少させることです。放射線防護の基本は、「距離」「時間」「遮へい」の3つであると。また、放射線を防ぐ作用があると言われる食品を食べることです。
連休が明けて、皆さんが疲れているでしょう
ご報告:当院に4月からもう一人の鍼灸師スターフが増やしました。もっとスムーズに治療ができますように頑張りますので、どうぞ、宜しくお願いします
「気」という言葉をよく耳にされると思います。
「元気がある」とか、「無邪気な子供」などの「気」です。実はこの「気」、私たちの身体の中を流れているエネルギーのことです、この「気」が病むと「病気」になります。文字通り「病む気」と書きます。
では、どうすれば病んだ「気」を正常にして「元気」に戻すことができるでしょうか。そこで登場するのが、ツボです。
ツボには「ツボを心得る」「ツボに鍼をする」、「ツボを押さえる」などというように、肝心要という意味があり、まさに「気」を正常化するための肝心要の治療点となるのがツボなのです。
次から「自分で治せる5分間ツボ療法」を紹介したいと思いますので、是非ご期待して下さい。
5月16日
春になると、万物成長の季節になります。
中医学の五行学説では春は肝と関係が深いとので、春になるとにイライラしやすく季節といわれている。イライラする・落ち着かない・集中できないなど、気のめぐりが悪くなると、体にストレスがかかります。
イライラを抑えるため、自分で治せる5分間ツボ療法をご紹介します。
そんな時、百会・太衝のつぼを押してみましょう。
① 軽く目を閉じて、人差し指のはらで、百会をしばらく押します。
② 両手の親指のはらで、太衝をしばらく押します。
効果:個人差がありますが、頭がスーッとし、気持が落ち着きます。軽い頭痛にも効果的です。
百会−頭のてっぺんにあり、左右の耳の延長線上と鼻からの延長線とが交わる点の所。
太衝−足背の第1、第2の足指の間、上に2横指の所。
ツボの位置:
百会-頭のてっぺんにあり、左右の耳の延長線上と鼻からの延長線とが交わる点の所。
太衝-足背の第1、第2の足指の間、上に2横指の所。
5月21
食養生とは、文字通り“食で命を養う”ということ。私たちの身体は食べ物から摂る栄養でつくられているため、食を整えることが健康を保つ一番の基本となります。日本は豊かな食に恵まれた国。だからこそ、自分の身体に必要な食べ物をきちんと見極め、日々の食養生で健やかな身体づくりを心がけましょう。
食材のパワーを味方につけ、身体の中から健康に
カロリーや栄養素の計算ではなく、食べ物の持つ「味と性質」から食事を考える。これが、食養生の基本です。
食材には「五性(湿性・熱性・寒性・涼性・平性)」や「五味(酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味)」といった性質がありますが、その特性を季節や体調の変化に合わせて取り入れることで、食事から身体を整えるのです。
難しいことのようですが、実はこうした食材選びは普段からごく普通にやっていること。例えば、身体や脳が疲れていると甘いものが食べたくなったり、寒い時期に身体を温める辛い料理がおいしく感じられたり。そんな風に、私たちはその時々で身体が求める食べ物を自然と選んでいるのです。
食養生は、こうした食べ物の特性を積極的に取り入れ、健康な身体づくりに活かす中医学の知恵。日々の食事は、今の健康だけでなく5年、10年先の身体づくりにもつながります。
いつまでも元気に過ごすためにも、まずは食材のパワーを知り、自分の身体に必要な食べ物をきちんと選ぶことを心がけましょう。
5月28日
根気よく鍼灸治療による体質改善を行い妊娠できました。
3年前、卵管妊娠で、両側卵管をとった。1年前から5回体外受精したが、まったく反応なし。もともと冷え性とストレスのため、体質改善の必要と林鍼灸院の鍼灸治療を受けることになった。5ヶ月の鍼灸治療後、6回目の体外受精で妊娠することができましたと、とても喜んでいました。出産までのサポートこれからも宜しくお願いします。
冷え性と足のむくみを鍼灸治療で改善して妊娠できました。
原因不明の不妊症です。人工受精4回、体外受精1回を行ったが、いずれも着床したことはありませんでした。39歳と言う年齢に焦りを感じていました。冷え性、足のむくみもあって、やはり、体質改善しないと、駄目だと妹さん(当院に逆子の治療を受けた)からのお勧めで当院に通って始まった。4ヶ月の鍼灸治療で、2回目の体外受精で、妊娠することになった。今も信じられないけど、順調に育っていると、病院の検査で分かりました。
当院に通っている沢山の不妊の方を早く妊娠できますように努力したいと思います。
6月1日
5月21日に食養生が元気の基本を紹介しまして、今日はその続き、食べ物の「五性」「五味」と主な食材を紹介したいと思います。
≪五性≫
身体を温める、冷やす、という働きを表すもの。
「寒性」「涼性」「温性」「熱性」また、寒熱のどちらにも属さない「平性」の5つに分けられます。
“温性・熱性”身体を温める食材で、気・血の流れを良くしたり、新陳代謝を高めたりする働きがあります。寒い時期や、冷え性の人、疲れやすい人などに。
主な食材→しょうが、ねぎ、にんにく、玉ねぎ、ニラ、しそ、よもぎ、シナモン、紅花、唐辛子、桃、胡桃、かぼちゃ、鶏肉、羊肉、牛肉、さけ、あじ、えび、もち米、酒類、紅茶、黒砂糖 など
“平性”冷やし過ぎず、温め過ぎず、寒熱どちらにも属さない穏やかな食材。常食に適していて、虚弱体質の人や病後、高齢の人などにも安心です。
主な食材→とうもろこし、山芋、じゃがいも、キャベツ、もやし、人参、黒きくらげ、クコの味、小豆、大豆、ごま、ぶどう、りんご、豚肉、いか、うるち米 など
主な食材→きゅうり、セロリ、トマト、苦瓜、大根、ほうれん草、れんこん、緑豆、なす、スイカ、梨、バナナ、あさり、しじみ、わかめ、豆腐、そば、緑茶、はと麦、白砂糖 など
≪五味≫
五味は五行学説に基づいた考え方で、それぞれの味が五臓に対応しています。
「酸味=肝」「苦味=心」「甘味=脾」「辛味=肺」「鹹味(塩味)=腎」というように分かれて対応する臓器を調整する作用もあります。
主な食材→レモン、梅干し、酢、サンザシ など
主な食材→苦瓜、杏仁、銀杏、緑茶 など
主な食材→白米、牛乳、バナナ、はちみつ、肉類、なつめ、天草、黒砂糖 など
主な食材→しょうが、ねぎ、ミカンの皮、紅花、にんにく、玉ねぎ、ニラ、大根 など
主な食材→昆布、わかめ、のり、いか、あさり など
元気な脾胃で食養生の効果アップ!
食養生は“食べること”が基本。いくら身体にいい食材を選んでも、食欲がなかったり、しっかり栄養を吸収できなかったりしては食材のパワーを活かしきれません。食欲不振や胃痛などの不調を感じているときは、まず脾胃(胃腸)を元気にして機能を高めることが大切です。
脾胃を元気にする食材→大豆、山芋、米、りんご、サンザシ、鶏もつ、生姜、八角、三椒、カルダモン、グローブ、ナツメグ など
先日、誕生日のお祝いため、中華料理店に食べに行きました
以下の料理を注文した。
○炒腰花「ホルモン(豚腎)の炒め」−腎臓を補う(更年期障害を防ぐ、老化を遅らせる効果)
○羊肉串、○水煮魚−冷え性を改善する
○拌幹豆腐絲(湯葉の和え物)−美容効果がある
とても美味しかった
お店の名前は“凰家”、難波の25番出口すぐのところにある。女将と話しをしたら、同じ中国瀋陽の出身の“老郷”だと分かった。とても嬉しかった
6月15日
ふくらはぎなどの筋肉が痙攣を起こしてつる「こむら返り」は、運動中や寝起き、妊娠後期の女性などを突然襲い、毎日のように起きる場合もある。ストレッチや温水浴が予防策とされますが、実は鍼による治療が高い効果が得られると、最近、注目を集めている。
こちらでは自宅でもできるツボを押す方法をご紹介します。
ツボの位置:
曲泉穴−膝を曲げた時に内側にできるしわの上端付近にある。
太衝穴−足の背の第1、第2の足指の間、上に2横指の所にある。
押す法:両手の親指のはらで、太衝、曲泉をしばらく押します。
この二つのツボはどちらも鍼灸の世界ではよく知られたツボで、つま先から肋骨付近までを結ぶ「肝経」の上に位置する。中医学では肝経が筋肉と腱を司とる、ストレスなどが原因で肝経が弱ると、筋肉のひきつりやけいれんが起こりやすいと認識されます。以上のつぼを刺激すると、ひきつりやけいれんを改善ができるということです。
曲泉穴−膝を曲げた時に内側にできるしわの上端付近にある。
太衝穴−足の背の第1、第2の足指の間、上に2横指の所にある。
押す法:両手の親指のはらで、太衝、曲泉をしばらく押します。
この二つのツボはどちらも鍼灸の世界ではよく知られたツボで、つま先から肋骨付近までを結ぶ「肝経」の上に位置する。中医学では肝経が筋肉と腱を司とる、ストレスなどが原因で肝経が弱ると、筋肉のひきつりやけいれんが起こりやすいと認識されます。以上のつぼを刺激すると、ひきつりやけいれんを改善ができるということです。
6月22日
当院にはお灸をよく使われている、特に冷え性の方に。その原材料はヨモギです。
中国で「艾葉(ガイヨウ)」という名が付き、漢方薬としても用いられています。「艾(もぐさ)」という字は「無くなる」という意味で、病気をなくす薬という意味があります。中国では古くからヨモギを虎に見立てて魔除けにする風俗があり、これは病を治すとされ、陰暦の五月五日、鶏が鳴く前に艾を採集して玄関にかけます。
日本でこれが始まったのは江戸時代(文政五年)で、コレラを防ぐための魔除けとして玄関にかけました。
ヨモギの効能
≪東洋医学的な効能≫
除湿止痒→皮膚の湿疹を収め、痒みを止める
散寒止痛→寒気を追い払い、痛みを止める
温経止痛→腹部を温めて不正出血を止める
灸百病 →ヨモギを棒灸にしてより多くの病気に効果がある
≪現代の研究より≫
アレルギー反応を抑制する作用 → ヨモギの精油はアレルギー反応を抑制する。
利胆作用 → ヨモギの精油は胆汁の排泄を促進する。
抗菌作用 → 広範囲の抗菌作用がある。
喘息抑制作用 → ヨモギの精油は喘息を収める。
抗凝血作用 → 生ヨモギには凝血作用のある血小板を抑制する働きがある。
≪家庭療法への応用≫
慢性肝炎 → ヨモギ20グラムを煎じて飲む。
皮膚の痒み・体癬・湿疹 → ヨモギ30グラムを濃く煎じて、液を患部に塗る。あるいは250グラムで薬浴する。
生理痛 → ヨモギ15グラムに適量の水を加えて卵2個を煮て、卵とスープを食べる。
胃の冷え痛み → ヨモギ6グラムを煎じて頓服。
イボ → ヨモギで患部をこする。イボが脱落するまで毎日数回行う(一般的に3〜10日で効く)
2011年6月29日
受精卵の状態は良くないと言われたのに、意外に着床しました。
結婚して7年がすぎ、子供が出来ない事に焦りを感じ、不妊治療を1年前から始めました。人工授精6回、体外受精を1回でもダメで、何か他に方法がないかと探していたところ友人から林先生のことを聞き、鍼灸治療をすることになりました。
そして、2回目の体外授精をする時、受精卵の状態は良くないと言われて、前から決まったことだから、予定通り行いましたが、意外に着床しました。それは鍼灸治療のお陰だと思います。不妊治療に限界を感じている中で林先生に出会えたことに感謝です。
2011.6月30日
結婚後4年間、子供が授からなかったのに、鍼治療は8ヶ月で、便秘症と手足のほてり、寝汗を治し、自然妊娠する事ができました。
結婚4年で、妊娠したことはない、自分は便秘症と手足のほてり、寝汗の症状があり、不妊専門の病院に通う前、体質を改善した方がいいと友人から聞き、林鍼灸院に通い始めました。しばらくの鍼治療で便秘症と手足のほてり、寝汗を治した。そして、今年の6月に生理が来てないのに気付き、検査したら、妊娠陽性が出た。2週間後、病院で心拍も確認されて、妊娠7週目だと言われました。鍼治療のおかげで、結婚4年で自然妊娠する事ができました。本当にありがとうございました。
とてもうれしいニュースでした
軽い熱中症に効くツボ
最近、日本では節電に関する話題が多くなります。良いことですが、とても暑い季節に、無理に節電すると(エアコンの控えなど)、熱中症になるリスクが高くあります。それをならないようにしていただきたいですが、もし、軽い熱中症になったら、以下のつぼを押すことによって、吐き気、めまい、脱力感など症状が少し緩和されることができる。
ツボの位置:人中(水溝)−鼻柱の下、溝の上方です。
内関−前腕の手首の上3分の指の真ん中の所です。
湧泉−足の裏、指を曲げた時に出来るくぼみの中です。
押す法:人中−さし指でしばらく押します。
内関・湧泉−両手の親指のはらで、しばらく押します。
7月15日
これから桃を美味しく食べられる時期になります、桃の効能を少しご紹介したいと思います。ぜひ、ご参考してください。
桃は「長生果」と呼ばれているバランスよい果物です。自然の属性が温性で、気血両虚、胃腸弱い、血行悪い、陽虚、全身冷えの方に相性はいいと言われます。
≪東洋医学的効能≫
生津潤腸−体や腸を潤わせ整腸機能を助ける
補脾活血−胃腸の機能を良くし、血の巡りを促進する
消積 −体内の老廃物を体外へ排出する
≪現代の研究より≫
整腸作用−モモには水溶性食物繊維のペプチドが豊富に含まれている。胃腸に優しい整腸作用がある。
血中コレステロール値の降下作用−モモの食物繊維の働きでコレステロール値を下げると考えられている。
鎮痛作用−モモの木の葉にはグリコシドという成分が含まれ鎮痛作用があり、頭痛や神経痛などを緩和させる。
利尿作用−モモの花にはケンフェロールという成分が含まれ、利尿作用が認められた。
≪家庭療法への応用≫
寝汗−桃肉15gに適当に水を加え、300mlまで煎じて、毎日2回に分けて飲む。飲むときは少し砂糖を入れて味をつける。
便秘−桃仁(漢方薬)9gをすり潰して少量の水を加え、煎じた後、30gのハチミツを加え、毎日3回に分けて飲む。
早漏−熱したフライパンに桃肉30gを入れ、表面が焦げるまで乾いりして、すぐに水を加え、30gのナツメを入れ、一緒に100〜150mlまで煎じて飲む。
7月22日
この度、店舗を移転することになりました。
新店舗住所は、≪大阪市北区曽根崎新地1−5−17 高田屋ビル2F≫です。
8月25日より新店舗にて治療を開始いたしますので、ごあいさつかたがたご案内申し上げます。新店舗はJR 東西線北新地駅の11−21番出口を上がったすぐと、大変便利な場所です。
今後ともよろしくお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
8月1日
7月にも2件の妊娠報告がありました。おめでとうございます。
毎月、当院に不妊症で通っている方から、妊娠の報告があり、とてもうれしいことです。これからも大勢の不妊に悩めれている方に役に立つのためにもっともっと頑張りたいと思います