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当院では大勢の五十肩の方が通ってきています。五十肩に対する鍼灸治療の効果は極めて高いです。今までの治療結果を見ますと、短期間の鍼灸治療で五十肩の痛みが和らげ、完治することも多いのです。関節の拘縮と筋肉の委縮をを防ぐために早めに鍼灸治療をすれば治りやすいです。病院で改善されない方はぜひ早めに鍼灸治療をお勧めしたいです。また西洋医学との組み合わせにより相乗効果が認められます。

五十肩とは

 五十歳前後に肩関節包及びその周囲軟部組織の退行性、炎症性疾患のことを指す。医学的な名称としては肩関節周囲炎という。発症年齢について、50代に言われたが、近年、40代、60代にもよく見られるようになりました。五十肩になると高いところに手をあげると痛む、腕を後ろに回すことができない、肩を下にして横向きで寝むれないなどの症状が現れます。

 

西洋医学では

成因とは

五十肩の原因ははっきりした原因は不明ですが、姿勢が悪い、腱板炎、運動不足、寒冷な環境などにより起こると、肩関節を構成している筋肉、腱、靭帯、滑液包の加齢による退行性、炎症性病変原因と言われています。

 

症状は

急性期―肩関節局部疼痛、時に夜間痛など疼痛を主とする。

慢性期―上挙不能、後ろに曲らないなど運動障害を主とする。 重篤なものは長期化し、病変部位に組織に拘縮と筋肉萎縮が見られる。

 

治療法

保存的治療法(痛み止めなど薬物療法、リハビリテーション)及び手術療法

 

中国医学では

中国医学では五十肩を漏肩風また肩凝風ともいう。中年以後、気(エネルギー)が衰退し、気の不足になり、気が弱くなると血液の流れも悪くなるわけです。その上に寒邪気や湿邪気が肩に入りこんで、または、冷え過ぎ、慢性労損(使い過ぎ)により、局部経絡の阻滞、気血不暢を来たし、お血となりやくなります。お血になったり、経絡の流れが悪くなったりすると痛みが起きます。時間が経ちすぎると筋肉拘縮したり運動制限なども起ります。関節や関節周囲が痛みが発生する。

 

五十肩と鍼灸治療

針灸治療では、経絡の流れを改善し、気血の運行を促す、つまり肩周りの血液の循環をよくすることが大事です。肩周りの主なツボを取り、鍼と灸を併用するとよい効果を得られます。またストレスや疲れを取り除くことも積極的に行われます。 

 

急性期では障害組織の消炎、鎮痛が主眼となっています。運動療法を避けた方がいいです。

慢性期では拘縮の進行を防ぐために循環改善を図ります。この期には積極的に五十肩体操などを取り入れることはポイントです。

 

また、発症と同時に鍼灸をしたほうが治りやすいし、痛みを抑える効果も高いです。時間が長ければ長いほど治りにくくなります。早期治療をすれば、痛みなどの苦痛の改善も出来るし、早く完治することです。

 

治療原則―温経養血、疏筋止痛。

 取穴法則―局部取穴を主に、手足の陽明経及びその他の経穴を配合する。

 取穴ー肩三針、ひじゅなど

 耳針ー神門、肩、腕など

 

五十肩の症例

症例1 

42歳 女性。半年前から左肩が痛くなり、段々ひどくなってきて、夜間に痛くて目が覚めてしまう。整形外科で五十肩と言われ、首の牽引や痛み止め注射およびヒロルロン注射を週1回行っているが、症状はまったく変わらないし、左肩が段々動けなくなり、筋肉も細くなってしまったので、当院で鍼灸治療を受けることになった。5回で痛みが和らげて、睡眠が取れるようになった。1週間に2回、2か月で完治した。

 

症例2
41歳 女性。3周間ぐらい前から右肩から腕にかけてだるくて痛い、痛みが段々ひどくなり、特に寝るとき痛くて寝むれない時もあった。その上痛くて髪の毛をとく、服の着替えをするなどの日常生活の中の動作に支障をきたしますため、当院に鍼灸治療を受けた。最初の1回の鍼とお灸をしたら、次の日に痛みがずいぶん軽減した、3日間続いて鍼とお灸をしたら、痛みがほとんどなくなりました。腕の動きも正常に戻った。

 

五十肩と鍼灸/中国はり     頚肩腕症候群と鍼灸/中国はり

変形性膝関節症と鍼灸/中国はり 関節痛と鍼灸/中国はり

脊柱管狭窄症と鍼灸/中国はり   むち打ち症と鍼灸/中国はり 

ジャンパンー膝(膝蓋靭帯炎と鍼灸/中国はり 

捻挫と鍼灸/中国はり      ぎっくり腰と鍼灸/中国はり  

テニス肘と鍼灸/中国はり    ゴルフ肘と鍼灸/中国はり

「鍼灸がモルヒネより鎮痛効果が高い?」 

Posted by 鍼灸ニュース on Apr 29, 2020 7:00:00 AM  

 

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当院の頚腕症候群の鍼灸治療

当院では頸肩腕症候群に対する鍼灸治療は中国医学に基づき、院長が長い間の臨床経験を生かし、独自開発した治療法を用い、その上、伝統的な体針(身体への鍼)、電気鍼などを併用して治療を行います。鍼治療により神経を圧迫している筋肉の緊張を緩め、炎症を取り除くことによって神経根の圧迫を減らし、痛みや痺れの解消とその緩和ができます。手術をする前にまたは、適当な治療法がない時に、鍼灸治療を試してみるのをお勧めします。

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 頚肩腕症候群とは

頸、肩、腕から手指に及ぶ疼痛、しびれ、冷えなど神経や血管の症状を訴えるものを頸肩腕症候群と呼びます。一側の手指、ことに指先のしびれ感、腕の痛みに始まり、指の巧緻運動障害(はしが持てない、ボタン

のかけはずしができない)、手指の小さな筋の萎縮などをきたし、症状が反対側の指や腕に及び下肢のほうに症状が及ぶこともあります。近年、あらゆる産業分野へのコンピュータの普及にともない頸肩腕症候群(頚肩腕症候群)や眼精疲労、慢性疲労など、すなわち「過労性疾患」に悩む人が増えてきています。重症な人ほど心因性の障害とみなされたり、適切な診断がなされず苦しみ悩んでいる人が少なくありません。欧米では反復性ストレス障害と呼ばれる。

 

成因

頸椎およびその周辺の軟部組織の老化や、一定の姿勢で長時間作業するような職業の人に見られるような筋の疲労、また心理的精神的なものが影響として考えられます。                                  

すなわち原因が分かっておらず検査でも引っかからなくて、病態も分かっていないものも頸肩腕症候群と呼びます。

 

症状

頸、肩、腕から手指に及ぶ疼痛、しびれ、循環障害(冷え)など神経や血管の症状、自律神経失調の症状など多彩の症状です。

 

診断

除外診断となる。X腺で撮影をすれば、しばしば何らかの所見を認めることがあり、また整形外科学的理学所見、精神神経科的なアプローチも必要な場合がある。

 

西洋医学的治療法

対症療法、薬物療法、注射療法、理学療法、精神療法など。

例えば、痛みに対しては痛みの悪循環を改善するために非ステロイド系抗炎症剤や筋弛緩剤などを投与する。頑固な症例に対しては神経ブロック療法も行われます。

 

頚肩腕症候群と鍼灸治療

東洋医学では頚腕症候群を症に属してます。頚椎周辺の異常により肩こり、首から肩・腕・手指に痛みやしびれ、脱力感、冷えなど多彩な症状が現れる病気を指す。症状の程度は様々で、激しい痛みのために眠れないものや、単に指にしびれを感じるだけのものもあります。つまり、一種の不定愁訴です。

 

病因病機

1.風寒湿の外邪によるもの

風寒湿の邪気が太陽・陽明経に侵入し、営衛の運行が阻害され、頚肩部の経脈が拘急すると頚肩腕症候群が起きる。

2.お血によるもの

長時間の不良姿勢やコンピュータの長時間の使用などにより、肩部・腕・手など局所の気血運行が悪化し、気滞血おを生じて頚肩腕症候群が起る。

3.血虚によるもの

病後・産後で肝血を消耗し肝血虚に陥り、このために首・肩頚部などの筋肉や経絡を正常に栄養できず頚肩腕症候群が起る。

 

症状

1.肩こり・首の痛み・肩の痛み・腕の痛み・手のしびれ・手の痛み・手の冷感

2.背中の痛み・腰の痛み

3.頭痛・ひどい目の疲れ・疲れやすい・体がだるいなど様々の症状

 

当院の鍼灸(針灸)治療

当院では頸肩腕症候群の方が大勢に通ってきています。頸肩腕症候群に対する鍼灸治療の効果が高い成果を上げています。

治療原則―活血、通絡止痛

体針と耳針療法  

 

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ジャンパンー膝(膝蓋靭帯炎と鍼灸/中国はり 

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妊娠へのアプロ―チ

◎不妊は冷えだけではなく多飲や過食も不妊の原因!

女性の結婚年齢が高くなっていることなどから、不妊に悩む人が増え、不妊治療を受ける人が多くなっている。しかし、人工授精や体外受精などの西洋医学的な不妊治療は金銭的、精神的な面などでの負担が大きい上、治療を受けても必ずしも妊娠が成立するとは限らない。

東洋医学では不妊症を、体の中で生命力を作り出す腎の働きが低下したために熱が不足して身体が冷え、気や血の流れが悪くなると捉える。このため、腎を温めることが治療の基本となる。

しかし近年は、逆に熱がこもって不妊になる女性が増えている。栄養を過剰に摂取したり夜更かしをしたりすると、体内に熱がこもり、血や津液が消耗され不足した状態になる。すると月経周期が乱れ、悪化すると無月経になって妊娠しにくくなるのだ。不妊治療で使用する黄体ホルモン剤には、熱をもたらすものが多いため、熱がこもって不妊になっている女性がこうした不妊治療を受けても、悪循環になることがある。

このように不妊症は、さまざまな病態が関与していて、東洋医学ではこのような病態を詳しく分析して上で治療方針を決め、その病態を改善することが主体となる。

また、最近は出産の高齢化などにより、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮頚がん、子宮体がんといった子宮の病気が増加している。

腫瘍のように形に現れた以上の場合は、東洋医学的な鍼灸治療だけで消失させたり、小さくしたりすることは難しい。ただし、子宮筋腫や子宮内膜症によって引き起こされる症状を和らげる目的には、東洋医学的な鍼灸治療が有効なことが多い。

 

◎妊娠するには心身ともにリラックスすることが必要です。子どもができないと悩みすぎたり、あせって自分を責めたりしないようにしましょうね!

 

◎本格治療の前に、できること。

その1.妊娠に不可欠なことは良好な夫婦生活です。

排卵期は最も妊娠しやすい時なので、毎日基礎体温を測って、排卵期に合わせて性交しましょうとのアドバイスが多いですが、実際には、「排卵日を予測し、それに合わせて性交するよりも生理が終わってから排卵日までの回数が多いほど妊娠の確率が高くなる」排卵は、排卵期以外にも起きることがあるためという。 

 

その2.体づくりも大切です。

 ホルモン治療・人工授精・体外受精等の治療する前に、鍼治療で生理痛、生理不順、冷え性などの症状を改善しつつ、生活習慣の見直しをしながら、子宮内及び身体の環境を整えることで、妊娠しやすい身体を作ってゆきましょう!

 

その3.生活習慣の見直し

以下のことに気をつけてくださいね。

△冷たい飲み物や生物の飲みすぎ、食べすぎは避けましょう!

△風呂はシャワーで済ませずに湯船につかって体を温めたり、夏場の冷房が効いた部屋では、1枚羽織れるものを用意しておきおましょう!

△適当な運動と十分な睡眠、そして心の状態を良好に保つことも心掛けましょう!

△体づくりに一生懸命になりすぎてしまうと、それ自体がストレスになりかねません!適度に、無理せず出来ることから心がけることが大切ですよ!

 

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林鍼灸院では不妊治療院として、年間20代〜40代後半の数多くの女性を妊娠に導いた実績のある鍼灸院(はり・きゅう院)です。多数の方が2人目妊娠のために再来院しております。自然妊娠を望む方、不妊専門病院併用の方など、妊娠を望む様々な方に適切なアドバイスと治療で妊娠の可能性を高めます。

当院に来られた方が、西洋医学的な治療を受ける前に体質改善したい、自然妊娠に望み、または、長い間ARTの治療を受け、なかなか結果が出ずに針灸治療を求める方が県外などを含む遠くからいらっしゃる方が沢山います。このような皆様の立場に立って、心身両面からサポートすることで、多くの方に1日も早く妊娠ができるように努力しています。また、90%の方が1人目出産後に2人目妊娠のために再来院なされてます。

「妊娠は時間との闘い」、どこに行っても上手くいかない方が是非実績のある当院の治療を受けてみてください!

 

◎当院の実績

2009年5月から2013年7月までに他の医療機関で不妊症と診断された挙児希望で、当院に来院し、中医弁証論治による鍼灸治療継続3ヶ月以上(鍼灸治療のみおよびART+鍼灸治療)により、113名の方が自然妊娠とARTで初めて妊娠が成立した。(2013年9月「日本中医学会」に論文を発表した

◎当院の鍼灸治療の方針

1.患者の体質改善、妊娠しやすい体質を作る目的で弁証してから全身治療。

2.患者の有する愁訴の軽減を目的に全身や局部選穴。

3.通い回数、鍼の刺激量の調節など、患者の個々の病態、特に、人工受精・体外受精か否か、採卵・着床・妊娠の継続などそれぞれの時期に応じて選穴と鍼の刺激量の調節および、お灸をするか否かを決定する。

 

当院の鍼灸治療の選穴法則

1.弁証により、選穴を決まり、腹部だけでなく、特に遠隔選穴も重視する。体針(身体の針)以外、必要があれば、当院が独自に開発した眼鍼、頭鍼、耳針およびお灸も併用する。

2.調気血・和脾胃・養肝腎を治療法則として、関元・血海・足三里・三陰交を選穴して、また、タイプ別に加減する 。

 

林鍼灸院の不妊治療はここが違います!

中国医師の資格と日本の鍼灸師両方の資格を持つ女性鍼灸師。日本不妊カウンセリング学会会員の林院長は、医師の経験もあり、鍼灸師の資格だけでは知りえない知識もあるのでなんでも安心して相談できます。妊娠のためには、鍼灸師の知識・経験・技術によって結果が大きく変わってきます。また、不安や精神的なことなど病院の先生には話しづらいことも相談できます。きめ細やかな相談と丁寧な治療を心がけております。

 

高い妊娠率を持っております。

林鍼灸院に3か月以上継続に通っていた不妊症の方は自然妊娠や西洋医学治療と併用して妊娠された方を合わせて妊娠率が80%以上という高い妊娠率です。

 

不妊の漢方薬や食事療法併用のアドバイス等を行なっております。

鍼灸治療と同時に不妊の食事はとても大切になります。患者様のご希望により中医師しか出来ない漢方薬のアドバイス、通院のない日に持続性を保つためにご自宅のお灸指導もしております。

 

鍼灸治療の他に、より患者様に最適な不妊専門病院をご紹介しております。

不妊治療を行いながら、患者様一人ひとりの状態を見極め、治療歴と合わせて、不妊専門クリニックの治療方針、年齢、費用などの面から、より患者様に最適な不妊専門病院をご紹介しております。

 

豊富な経験と実績があります。

林鍼灸院では、伝統医学に基づいて現代医療によみがえらせて、最新の不妊鍼灸治療を提供させて頂いております。患者様一人ひとりの体質に合わせて最善・最適な治療をつくしております。1日でも早く赤ちゃんができるように不妊体質の改善をサポートします 。従って、毎月、たくさんの妊娠、ご出産報告を患者様から頂いております。その上、9割の方が2人目妊娠のために再来院しております。妊娠のご報告

  

タイミング法や人工受精で、ステップアップ時期なども適切に指導しております。

常に患者様のことを最優先に考え、よりスピーディー、より近道、より確実に最終目的”妊娠成立”を達成するために一生懸命治療する事を心がけております。

 

妊娠前から産後までのトータルケア

妊娠初期の流産率を下げたり、つらい「つわり」を緩和する目的の安胎治療。また。妊娠中毒症や逆子、胎児の発育不良、異常分娩を防ぐ目的の安産治療を取り入れて、不妊・妊娠・出産・育児までのサポートをしております。

 

治療を受ける目安と受療方法

「継続治療」が前提です。
あまり間隔を開けて受療されますと、あなたの体にとって「継続治療」にならず、「1回限りの治療の繰り返し」にしかなりません。
原則として1週間に1回、お通いください。体質を変えていくということは簡単なことではありません。

期間    体の状態 治療ペース
 生理周期に異常がある 週1~2回 
基礎づくり   

 ストレスや冷え性・肩こりなど
 症状を持っている 

 
  期間        体の状態 治療ペース
   Ⅱ  生理の状態が落ち着いている  週1回 
本格的に体づくり  

 体の症状が改善している

 
 期間        体の状態 治療ペース
 Ⅲ期      心も体も安定し、  週1回 
  

  妊娠しやすい状態になっている

 
期間        体の状態 治療ペース
Ⅳ期      採卵や移植期間 週2回 
  

 卵のグレートを高め、着床しやすい体の作り

 

採卵と移植時期に数種類の薬を使用します。胃のもたれ、吐き気、お腹が張る、頭痛など様々の副作用が出て来る場合があります。この期間中、薬の副作用を治め、質のいい卵を取るための鍼灸治療をします。

期間        体の状態 治療ペース
Ⅴ期   妊娠反応陽性から安定期(4か月)まで  週1~2回 
  

 流産を防ぐ、安産のための鍼灸治療

 

◎妊娠陽性反応が出た後の流産を防ぎ、安産をサポートする鍼灸治療

ART治療による妊娠が、自然妊娠より、流産のリスクが高いのです。妊娠反応が出でも、油断できないのです、胎嚢の確認、心拍の確認から、安定期の14週に入るまでに、継続的に鍼灸治療を受けることをお勧めします。昔から有名な流産予防や安産の鍼や灸を定期的に受けることによって、子宮に血流が良く、ホルモンのバランスを調整することにより妊娠を維持し、そして、母体と胎児をつなぐ臍帯が太くなり、母体から胎児へ栄養と酸素がスムーズに送られて、行わない場合と比較して頭の発達が良く、胃腸が丈夫で元気な胎児に育つと言われてます。

また、妊娠による腰痛や坐骨神経痛、足のむくみ、だるさなどを取る事が出来ます。ぜひ、経験のある鍼灸院で鍼灸治療を受けることをお勧めします。

 

2016年9月18日に「東洋経済」の以下の記事がありました。

「日本の体外受精の実施件数は世界一である一方、日本は採卵1回当たりの出産率が6.2%しかなく、60カ国中なんと最下位でした」

日本の不妊治療が妊娠しにくい根本的な理由 | 健康

林鍼灸院に3か月以上継続して通っていた不妊症の方は、自然妊娠や西洋医学治療と併用して妊娠された方をあわせて妊娠率が80%以上ですが、「東洋経済」の記事を読み、驚きました。やはり、不妊治療の成功率を上げるのに鍼灸治療が有効だってことをもっと広く知ってもらいたいですね!
 

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中国古代医学文献では頭痛は激しい頭痛を真頭痛、風邪によるものを頭風痛、筋収縮 頭痛に属するものを頭項強急、頭風項痛と表現しています。中医学では頭痛を大きく分けると外感性頭痛内傷性頭痛の二種類タイプがあります。それぞれの症状別に治療を行っています。

 

頭痛の症状 

◎外感性頭痛−急に発病し、疼痛も激しい持続性があり、多くは実証である。以下のタイプに分けます

風寒タイプ−頭痛、項背部に放散、風に当たると悪化、同時に悪風悪寒などを伴う。舌苔薄白、脈浮緊。

風熱タイプ−頭痛は比較的に激しく同時に発熱などを伴う。舌質紅、苔薄黄、脈浮数。

風湿タイプ−頭を包むような重く痛み、四肢や身体が重だるい。舌苔白膩、脈

◎内傷性頭痛−ゆっくり発病し、疼痛もさほど激しくない、疲れると増強するという特徴で多くは虚症である。以下のタイプに分けます。 

肝陽タイプ−頭痛し頭くらむ、ストレスによる増悪する。煩躁、怒りやすい、不眠などを伴う。舌質紅、苔薄黄、脈弦有力。 

腎虚タイプ−頭の中が空痛する、眩暈、耳鳴り、腰膝のだるさと無力感を伴う。舌質、脈細無

気血不足タイプ頭痛が長く続くジクジクする痛みが多く、過労により痛みが誘発されたり増強されたりする。顔色が悪い、疲労倦怠感、めまい、疲れ易いなどを伴う。舌質淡、脈細弱。

△お血タイプ−長期にわたり痛み、痛みの部位は固定して、針に刺されたような刺であり、または頭部に外傷の既往歴がある。舌質紫暗、脈細・渋

痰濁タイプ−頭は重くて痛む、めまい、悪心、嘔吐、胸部や季肋部が脹って重苦しい、食欲不振、痰や唾を盛んに吐くなどの症状を伴う。舌質淡、舌苔白膩。脈弦滑。 

    

頭痛と鍼灸治療

◎外感性頭痛

風寒タイプ−治療原則:きょ風散寒 取穴:百会、太陽など

風熱タイプ−治療原則:清熱きょ風 取穴:合谷など

風湿タイプ−治療原則:きょ風化湿止痛 取穴:風池など

以上の三種類型の頭痛の場合、更に部位の違いにより局部取穴を適確の場合に配合する。

片頭痛(偏頭痛)―太陽など  

前頭痛―印堂など  

後頭痛―風池など  

頂頭痛―百会など 

 

◎内傷性頭痛

肝陽タイプ−治療原則:平肝潛陽 取穴:太衝など

腎虚タイプ−治療原則:補腎養陰 取穴:関元など

気血不足タイプ−治療原則:補気養血 取穴:百会など

お血タイプ−治療原則:活血化お、理気止痛 取穴:太衝など

痰濁タイプ−治療原則:理気化湿、きょ痰 取穴:風池など

 

当鍼灸院では

頭痛に対して鍼灸治療は基本的に中医鍼灸学を基に、お一人一人の体質合わせて鍼灸治療を行われています。頭痛の症状が改善されたり、完治したりすること ができます。良い効果が得られることが多いです。自律神経系のバランスを調整して、患部側の後頭部や側部の筋肉の緊張を和らげることにより、痛みを解消されます。

鍼灸治療は片頭痛になる原因の一つであるストレスを解消するだけでなく、ストレスから起こる片頭痛の予防にも役立ちます。中医学的な診察法でストレスを受けやすい体質を分析したり、ストレスの原因を見分けたりし、ストレスに強い体質をつくることができます。また、鍼灸により女性ホルモンのバランスを整えることができ生理痛による頭痛もよくなることができます。

 

頭痛の養生

◎外感性頭痛は風に当たることをできるだけ避けた方がいい。

◎痰熱による頭痛は、辛い、甘い、油っこいもの、アルコールを控えた方がいい。

◎睡眠不足による頭痛は睡眠状態の頭痛への影響は大きい。十分な睡眠をとれば、頭痛発作を避け、頭痛の程度を緩和できますので、十分の睡眠を取りましょう。

 

食事療法

◎セロリ汁 

〈食材〉セロリ葉250g 

〈方法〉洗浄してから、セロリ葉の汁を絞り取る。水で1:1の比率に希釈して飲用。 

〈適応〉高血圧を伴う頭痛

 

頭痛と西洋医学 

 

三叉神経痛と鍼灸治療     顎関節症と鍼灸/中国鍼

肋間神経痛と鍼灸/中国鍼    |関節痛と鍼灸/中国針

帯状疱疹後神経痛と鍼灸/中国鍼 生理痛と鍼灸治療   

坐骨神経痛と鍼灸治療     腰痛と鍼灸治療

各種疼痛と鍼灸/中国鍼

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当院のむち打ち(ムチウチ)症の鍼灸治療

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 当院には大勢なむち打ち症の方が通ってきています。この病気に対する鍼灸治療はとても有効的な治療法です。特にむち打ちの後遺症や様々なむち打ち損傷による症状に対応できます。鍼の独特な鎮痛作用を利用して痛みを和らげたり、完治したりすることができます。鍼灸治療は自律神経系のバランスを調整して、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進して症状を改善する治療方法なのです。ムチウチ症による生じる諸症状のめまい、吐き気、耳鳴り、眼精疲労など治療も行われます。

ムチウチ症とは

ムチウチ症はまた、頚椎捻挫、外傷性頚部症候群と呼ぶ。自動車に追突される事故によって発生する頚椎の異常の代表的なものです。

軽いものでは、事故直後にはほとんど症状はありません。しかし、数時間後に頚椎の運動制限や痛みを訴えるようになります。

重いものでは、事故直後から痛みを訴え、時間とともに痛みがひどくなります。

またムチウチ症で困るのは、首の痛みだけでなく、頭痛、めまい、手のしびれ、耳鳴りなど、多彩な症状(自律神経症状)が現れる場合があることです。むち打ち症によって起こる症状の大半はこのような自覚症状です。血液検査やレントゲン検査をすると異常が認められない。

 

原因とは

車に衝突された時、急激な後方からの外力により、頭部・頚部に直接の外力が加えることなく、体幹に加えた衝撃力によって重い頭部を支えている頚部がムチを振り回したような運動を起こし、頚椎周囲の靭帯・筋肉・血管・神経などの組織が損傷を起したのは原因です。

 

症状では

頚椎の運動制限や痛み、頭痛、めまい、手のしびれ、頭重感、耳鳴り、悪心など多彩な症状(自律神経症状)が現れる場合がある。

 

西洋医学的治療法

原則として保存的治療法です。急性期には安静と頚椎カラーによる固定を行う。痛みが強い場合には、病因の鎮痛剤やまた、内服と外用の鎮痛剤や消炎剤が処方されることもあります。

 

ムチウチ症の鍼灸治療

ムチウチ症は首、手の痛み、痺れなど症状が主とするので、東洋医学では「痺症」であると認識されている。「痺」とは詰まって通じないという意味です。

当院の今までの症例治療によるとむちうち症などの交通事故後遺症に対し鍼灸治療の有効率は高いです。鍼灸治療の効果がもっとも上がりやすい運動系疾患の一つだと言えます。現代医学ではこれといった有効な方法がありませんが、鍼灸は副作用のない治療法ですので、鍼灸治療をおすすめします。また、針灸(鍼灸)は交通事故によって滞っている血液を改善することも期待されます。痛みがある部位のツボや反応点、また痛みと関連する経絡などを中心に治療が行われます。当院では中医学の鍼灸知識を活かし経穴(ツボ)や経絡を利用して、鍼とお灸治療を行います。

 

病因病機

局所の捻挫により、経絡気血の運行が悪くなり、長時間で気滞血、脈絡阻塞不通となり、腫れ、痛み、痺れなどが現れると考えられている。

 

治療

 治療原則−疎経活血、通絡止痛。    

 耳針

 

五十肩と鍼灸/中国はり     頚肩腕症候群と鍼灸/中国はり

変形性膝関節症と鍼灸/中国はり 関節痛と鍼灸/中国はり

脊柱管狭窄症と鍼灸/中国はり   むち打ち症と鍼灸/中国はり 

ジャンパンー膝(膝蓋靭帯炎と鍼灸/中国はり 

捻挫と鍼灸/中国はり       ぎっくり腰と鍼灸/中国はり  

テニス肘と鍼灸/中国はり    ゴルフ肘と鍼灸/中国はり

 

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林鍼灸院では緑内障患者の治療が数多く実績のある鍼灸院(はり・きゅう院)です。眼圧の高い方が95%以上の方が正常になり、視野だけ狭くなった方も進行を止められ、安定した状態が保つことができております。

緑内障を含む・眼精疲労飛蚊症加齢黄班変性など眼科の病気を鍼灸治療はかなりな医学の知識、経験が必要です。実績のある鍼灸院を選択してこそ治癒の可能性が上がってきます。当院には県外など遠くからいらっしゃる方が沢山います。緑内障を診断されたら、特に眼圧の高い方がぜひ当院の鍼灸治療をお勧めです。

最新の調査で緑内障の有病率は40歳以上の17人に1人が緑内障であり、約9割の人は未治療、また約7割は正常眼圧緑内障であるといわれています。緑内障による失明は後天失明のもっとも多い原因の1つです。緑内障がある程度進行してしまうと、治療開始後も症状が進んでしまうこともありますので、緑内障の早期発見と早期治療が大切です。

現在、緑内障は従来の眼圧に加え、眼周囲の循環も含めた要因が関係した疾患との考えが眼科医学の主流となり、針治療を試みることで眼の周囲を含めた循環は改善し、また点眼薬物の効果を強めることから眼圧に対しても良好な状態が得られやすくなります。この結果、緑内障の進行を抑えるばかりでなく、個人差はあるものの明確な視野の改善が得られる症例もあり、当院でも多くの症例を集積しつつあります。針治療は薬や手術による副作用や合併症のリスクも無く、緑内障治療の選択肢の一つとして大きな可能性を秘めています。

 

緑内障とは

何らかの原因で視神経乳頭が陥凹し、視野が欠損してくる病気です。

視野が欠損したところは真っ黒見えるわけではありません。脳が勝手な映像を作り出すために症状はほとんどありません。何か見えづらいなと思た時は末期緑内障です。

そうなってから治療したのでは遅いです。なので、「早期発見、早期治療」がとても重要な病気です。

緑内障適切に治療により眼圧を下げることで進行を抑えることが出来ます。

 

緑内障は原発緑内障(開放隅角緑内障、閉塞隅角緑内障)、続発緑内障、発達緑内障、小児の続発緑内障に分類され、正常眼圧緑内障を含む広義の原発開放緑内障が最も発症頻度が高い。

高眼圧症例では眼圧を十分に下降させることにより、視神経障害の改善や進行を阻止が可能な疾患であるが、近年多くの発症が確認されている正常眼圧緑内障では、循環をはじめとして眼圧以外の要因もあると考えられ、眼科医療として最も大きな課題の一つとなっている。

 

内障の原因

1.近視  2.遺伝  3.糖尿病、高血圧、低血圧、甲状腺機能亢進症糖尿病網膜症、網膜中心静脈閉塞症、白内障、落屑症候群等

 

緑内障の症状

1.視力低下  2.視野狭窄  3.高眼圧

緑内障の初期では、自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が進行していることが多くあります。視神経の障害はゆっくりとおこり、視野も少しずつ狭くなっていくため、目に異常を感じることはありません。

急性の緑内障では急激に眼圧が上昇し目の痛みや頭痛、吐き気など激しい症状をおこします。時間が経つほど治りにくくなりますので、このような急性閉塞隅角緑内障の発作がおきた場合はすぐに治療を行い、眼圧を下げる必要があります。

それ以外の緑内障の場合には、一般には末期に至るまで自覚症状はなく、緑内障においては末期に至るまで視力障害は生じにくいです。末期緑内障において視力低下、視野狭窄を感じます。

 

緑内障の分類

緑内障は大きく二つのタイプに分けられます。

「急性閉塞隅角緑内障」と「開放隅角緑内障」があります。

開放隅角緑内障は鍼灸適応症となってる。

 

急性閉塞隅角緑内障

急に目が痛くなり、頭痛や吐き気が起きて一晩で失明してしまう恐れのある緑内障です。開放隅角緑内障に比べれば少ない緑内障ですが、症状が強く短期間に失明することがあるため、注意が必要です。

開放隅角緑内障

隅角は広いが房水の流出が悪くなっている緑内障です。「眼圧が高くなって目の神経が障害されて視野欠損が起き、最終的には視力が悪くなってくる緑内障」というのがこのタイプの緑内障の定義でしたが、最近では眼圧が高いが目の障害が起きないもの、眼圧は正常だが緑内障の変化がおきてくるものなどがあり、眼圧だけでは緑内障の診断ができないということになっています。

 

西洋医学の治療

1.点眼薬 2.レーザー手術 3.外科手術 4.内服薬 5.点滴療法 

西洋医学では緑内障に対して、現在緑内障の主流となっている治療法は、点眼薬、レーザー治療、手術療法ですが、急性に起こる閉塞隅角緑内障については治療法に選択の余地はありません。速やかに病医院での治療を受ける必要があります。

その他の、主に正常眼圧緑内障を含む広義の原発開放緑内障、続発性緑内障などについてが、針灸治療の対象となります

緑内障と東洋医学/はり

 緑内障は東洋医学では「青風内障」に相当します。進行すると青盲に変わり、失明に至る。その病因は先天の精が不足(遺伝的なもの)と内因(怒、喜、思、憂、悲、驚、恐と言った精神的な動揺によって起きる身体の変調)である。また、風、火、痰などの邪により気血が失調し、気の流れが滞って目の中の通りが閉鎖され、水が滞って充満したために起こると考えられています。また先天の禀賦不足、肝腎の不足、肝鬱気滞、脾の運化失調等から目が栄養されないために起こる。

 

緑内障の鍼灸治療について

古代医学書「鍼灸大全」などに鍼灸治療法も書かれています。針灸治療により眼圧を下げたり、ある程度症状の改善と視野欠損など症状の進行を遅らせることは可能です。

針灸治療により頭頚部や眼周囲の血流を改善し、溜まっている水を流されたことで、眼圧が下がります。また、視神経乳頭部位から眼底部位への血流にも影響を及ぼすことで、視細胞や視神経が活性化して、視力や視野に関しては眼底部位の状態が改善しているものと考えられる。

当院の針灸治療では、西洋医学の眼圧を下げる点眼薬と並行して治療を行うことで、よりよい効果が得られています。また、眼周囲の循環改善により、眼痛や頭痛といった緑内障に関わる症状の改善や、点眼薬と併せて眼圧降下の作用を強めることを目標にしています。その結果、通常の点眼薬のみの治療では見られないような、一定度までの視野の改善や眼圧降下が得られるケースが多く見られる。

治療原則−補益肝腎、健脾舒肝、活血通絡の治療を主とする。

 

緑内障の症例

男性 72歳 初診2023年10月

45歳時、両眼緑内障と診断されました。左右とも1回ずつ手術をしました。眼圧は左が14で、右が18でした。左目の視野欠損が進行している。右目が左より軽かったが、眼圧が高いため点眼薬治療しても下がらなかった。

当院の1クール鍼灸治療後の検査で、なかなか下がらなかった眼圧は両方とも11まで下げました。視野の検査は3月なのでもうしばらく治療を続きたいことです。

 

女性 50歳 初診2023年12月

今年の9月に右目が緑内障が診断されました。眼圧が19で、目薬は処方されたがなるべく使いたくないから当院の治療に求めてきた。

当院の3回の鍼治療後の検査で眼圧が19から16に下げた。しばらく続いて治療することに。

 

女性 19歳 初診2023年5月

1年前に眼精疲労、、飛蚊症で眼科を受診した時眼圧が高いと言われ(28と26)、視野の欠損は今のところないが、家系も緑内障の人もいるから、緑内障の予備軍だと言われた。点眼薬を処方され、しばらく使用しでも眼圧が下がらずため、やめた。

当院週1回のペースでの2回鍼治療後、眼科に検査したら眼圧は28→20、右26→19に下がった。予防するため、しばらく鍼灸を続ける。

 

女性 55歳 初診2023年4月

5年前から緑内障と診断された。眼圧は左23、右26でした。最初、点眼薬により眼圧が下がったが、1年前から眼圧が下がらず緑内障が悪化することで来院した。

週1回のペースで5回鍼治療後、眼科に検査したら眼圧は左23→13、右26→16まで下がった。視野も安定した。

 

女性 53歳 初診2022年7月

4年前に正常眼圧の緑内障を診断された。点眼薬治療を続いてますが手術をしたほうが良いと医師から言われました。どうしても手術をしたくないから当院の鍼灸治療を受けることになりました。週1回のペースで3ヶ月の治療後、眼科の受診で視野が良くなり、手術をしなくてもいいと言われました。とても喜んでくれました。しばらく鍼の治療継続したいことです。

 

女性 40歳 初診2022年7月

4月に緑内障を診断され、眼圧は両方とも21で、右目の視野が中期の欠損といわれた。点眼薬により眼圧が17まで下がったが、それ以上下がらなくて当院の鍼灸治療を受けることになった。

5回治療を受けた後の検査で眼圧が14と15になり、医師にも良かったと言われた。眼圧と視野の安定するためしばらく継続治療する。

 

女性 69歳 初診2022年5月

10年前に緑内障と診断され、右目視野欠けていて、1回手術をした。3種類の点眼薬をしていでも、眼圧が下がらない、視野も狭くなり進行している。来院時、眼圧が18、20です。

当院の鍼灸治療を10回を受けた後の検査で眼圧が16と16になり、視野も安定していた。

 

女性 49歳 初診2022年5月

10年前に進行性緑内障と診断され、左視野欠けていて、2種類の点眼薬をしている。眼圧が12、13です。

当院の鍼灸治療を15回受けた後の検査で眼圧が9と10になり、視野の検査では進行してない安定したと医師に言われました。

 

女性 78歳 初診2022年1月

1年前に緑内障を診断され、両方とも視野欠けていて、見えづらい。眼圧が20、18です。

当院の鍼灸治療を5回受けた後の検査で眼圧が18と17になり、医師に寒い時期にもかかわらず、眼圧下がるのは珍しいと言われたそうです。視野も安定している。

 

女性 51歳 初診2021年11月

5年前から緑内障を診断され、両方とも視野欠損があり眼圧が18、16です。左目の奥が時時痛みがあった。当院の鍼灸治療を1回受けた後の検査で眼圧が両方とも15まで下がりました。視野も安定してました。点眼薬を軽い薬を変え試したい2週間、鍼の治療も併用したら眼圧が上がらなくて、逆に13まで下がりました。

 

女性 44歳 初診2021年8月

20年前に右眼がポスナーシュロスマン症候群を診断された。眼圧が安定しない、何度も上がる(高いとき50まで)。続発性緑内障の疑いので、眼圧を下げたいで、来院した。

来院時、右目の視野が正常、右目の眼圧が34、今まで、点眼薬を使用したら下がりますが最近は下がりません。眼圧の不安定で心身ともに不安になり、眠れない日が続いている。また、首肩コリもある。

当院の鍼灸治療を5回受けて病院の検査で、眼圧が16まで下がったが、その後また30まで上がった時があり、13回の治療ご眼圧が20前後で安定した。15ぐらいまで下がってほしいと今も定期的に治療を受けている。

 

女性 38歳 初診2021年7月

6歳にブドウ球菌膜炎になり、ステロイドの治療の副作用で、白内障、緑内障になり、左に2回、右に1回の手術をした後、眼圧が10前後になり、調子がずっと良かったが、今年の5月から眼圧が徐々に上がり、来院した時に、左が23、右が15でした。視野は両方とも上に見る時にかけている。

当院の3回(毎日)の鍼灸治療を受けて病院検査の結果は眼圧が左23から12、右が15から8まで下がり、視野も安定していた。

 

女性 52歳 初診2021年5月

H26年から緑内障で、ずっと点眼薬治療していて、両方とも視野欠損があり眼圧が11〜14で安定しているが昨年の12月の検査で右目の欠損が進行していて、眼圧も19と22に上がった。目の奥も時時痛みがあった。当院の鍼灸治療を5回受けて病院の検査で、眼圧が13になり、視野も安定した。

 

女性 31歳 初診2021年3月

先天性緑内障で、9回の手術した。1年前から眼圧が両方とも高くなり、右が27、左が18でした。視力は右が0.5、左が0.08で、2種類の点が薬を使用している。たまに頭痛がある。

当院の10回の鍼灸治療を受けて病院検査の結果は眼圧が左18のままで、右が27から20まで下がり、視野も安定していた。

 

女性 72歳 初診2021年2月

7年前に緑内障と診断され、眼圧は左が23、右が16で、視野は左が大分欠けていて、2年後失明すると言われた。右眼も狭くなった。両方とも2回の手術をして、点眼薬左が3種類、右が1種類で、1日3回を使用しているがたが進行は止まらない。

当院の4回の鍼灸治療を受けて病院検査の結果は眼圧が左23から21に、右が16から15まで下がり、視野も安定していた。継続治療中です。

 

女性 68歳 初診2020年11月

16年前に緑内障と診断されて、眼のカスミ、ぼやけ、視野欠損徐々に進行した。眼圧が両方とも20、レーザ手術も2回したが、効果がなかった。最近薄色が見えない、視力も落ちて、欠明の不安が強くなったため、当院の治療を求めってきた。

当院の1クール(10回)の鍼灸治療を受けた後、病院の検査の結果は眼圧が16と18まで下がり、視野も安定していた。

 

女性 56歳 初診2020年10月

5年前に眼圧は左が20、右が18で、眼圧が高い、視野も欠損したとと言われ、緑内障と診断されました。1種類の点眼薬を使用しているが、眼圧が下がりませでした。

当院の5回の鍼灸治療を受けた後、病院の検査の結果は眼圧が18と15まで下がり、視野も安定していた。

 

女性 53歳 初診2020年8月日

2016年に緑内障初期と診断され、眼圧が右23、左が21。視野は右眼下部少し欠けている。10月の検査次第に点眼薬を使用するか、レーザ手術かと決めると言われた。眩暈、耳鳴り、首の痛みなど症状を伴います。

薬と手術を避けるため当院の治療を求めに来た。当院の17回の鍼灸治療を受けた後、眼圧は右が23から19に、左が21〜18に下がり、点眼薬と手術がしなくてもいいと言われた。他の症状もほとんどなくなりました。

今も定期で治療を受けてます。

 

女性 41歳 初診2020年4月

2年半前に左眼緑内障と診断された。眼圧は左が16。視野は左だけ狭くなり、しかも進行している。右が正常。

当院の7回の鍼灸治療を受けた後、病院の検査の結果は眼圧が14になり、視野も安定していた。

効果が続くため、定期で治療を受けてます。

 

男性 64歳 再診2019年2月

10年前、テニス肘で来院して、完治しました。今度、緑内障で来院。5年前、両眼とも緑内障と診断され、眼圧が両方とも16でした。そこまで高くないが視野の欠損がずっと進行していた。当院に来る前、4月に診察の予定があり、もしまた進行すれば手術すると医師に言われた。どうしでも手術を避けたいと当院の治療を求めに来た。1か月の治療後眼圧が13と14まで下げた。さらに1か月後の検査で、視野欠損の進行が止まり、手術はしなくて様子を見ることになった。

 

女性 56歳 初診2019年1月

先日に眼科で緑内障だと診断された。眼圧は左が20、右が21。視野は右が正常、左が少し欠けている。

当院の8回の治療後、眼科の検査で眼圧は左が20から14になって、右が21から15まで下げった。視野もあんてしている。効果が続くため、定期で治療を受けてます。

 

男性 53歳 初診2018年9月

2年前、両眼とも緑内障と診断された。眼圧は両方とも16ですが、視野の欠け左が13で、右眼の視野が狭くなった。7月に京都府立医科大学で手術した。両眼伴う点眼薬を2回/日使用している。視力は右が0.2、左が0.6。

当院に5回の鍼治療後、病院の検査で、眼圧は左右とも12になった。視野も安定している。右眼の視力が0.2から0.7になった。視野も安定している。病院の先生もびっくりしたと。

 

女性 34歳 初診2018年7月

左眼は緑内障で視野の狭くくなるのは止まらない。眼圧が12。

当院の3か月の鍼灸治療後、病因の検査を受け、そしたら進行していた視野が止まった。診断された後に初めて進行が止またと。効果が続くため、定期で治療を受けてます。

 

男性 61歳 初診2018年5月

4月に、右眼が末期、左眼が初期の開放隅角緑内障と診断された。眼圧は右が30、左が26で、視野が狭くなった。点眼薬を2回/日使用している。

当院に12回の鍼治療後、病院の検査で、眼圧は左右とも18になった。視野も安定している。20回治療後に再検査すると、左眼が16、右眼が17になった。眼圧をもっと下げるため、しばらく継続の治療をすることになった。

 

女性 42歳 初診2018年5月

昨年、緑内障と診断され、眼圧は左が20、右が21で、視野が狭くなった。点眼薬を2回/日使用している。

進行しないかと不安で、当院の治療に求めてきた。7回の鍼治療後、眼科の検査で、眼圧は左右とも18になった。視野も安定している。効果が続くため、定期で治療を受けてます。

 

女性 40歳 初診2018年2月

昨年、左眼が生まれつき緑内障で、右眼が正常です。左眼の眼圧が39で、点眼薬だけで眼圧が下げないから、内服薬を併用したら、眼圧29まで下げたが、頻尿など副作用があり、内服薬をやめた。その後眼圧また32まで上がってしまった。

当院に来られた。2クールの鍼治療後、眼圧が32から29、また29から20になりました。眼圧をもっと下げるため継続治療を受けてます。

 

男性 53歳 初診2017年12月

8年前、緑内障と診断され、眼圧は左が20、右が17で、視野が狭くなった。点眼薬を2回/日使用している。

当院に8回の鍼治療後、病院の検査で、眼圧は左右とも12になった。視野も安定している。効果が続くため、定期で治療を受けてます。

 

女性 34歳

進行性の緑内障で、眼圧は21と20で、視野は左目が少し欠けている。強度近視、点眼薬は使用してない。また、不安症、便秘、冷え症、肩こりなど症状がある。

当院に1クールの鍼治療を受け、肩こり、便秘などの症状が緩和されたが、眼圧が下がらず続いて治療4か月後、眼圧が両方16まで下がった。視野も安定して、その不安もなくなった。

 

男性 45歳

眼圧があまり下がらず、視野も狭くなっている、特に左眼がひどくて内側に1/3かけている。1年前に緑内障が診断され、点眼薬を使用しても眼圧が下がらなくて、進行している。

当院に通い始め、鍼灸治療を受けて8回で眼圧を下がって、続いての治療で、正常になりました。視野も安定しました。

追伸:図は患者さんが作った今まで治療の経過と結果のグラフでした。

この方の自分なりな体調管理、そしてわかりやすい結果のまとめに感心しました。

まだ、紉同じような症状に困った方に鍼で治ると伝えてい きたい紉とおしゃいました。(追跡 2020年2月26日時点で、眼圧が両方10、視野が安定している)

 

女性 54歳 初診2017年7月20日

5年前、緑内障と診断され、眼圧は左目が24、右目が20で、特に左目の視野も狭くなった。ずっと点眼薬を使用してて、眼圧が下げたが、最近、また上がって薬も効かなくなった。右下の瞼がぴくぴくする。

当院に5回の鍼治療後、病院の検査で、眼圧は左が24から20に、右が20から18になった。10回の治療後再検査したら、両方の眼圧が16になった。視野も安定している。右下の瞼がぴくぴくするのも軽減された。(追跡、2020年2月29日現在眼圧が両方14で、視野が正常でした)

 

男性 55歳 初診2017年6月17日

10年前、緑内障と診断され、眼圧は両方とも15で、視野が狭くなった。ずっと点眼薬を使用している。

当院に6回の鍼治療後、病院の検査で、眼圧は左右とも9になった。視野も安定している。

 

女性 38歳 初診2017年6月10日

3年前、緑内障と診断され、眼圧は左目が35、右目が36で、視野も狭くなった。点眼薬を使用してない。頻繁にぎっくり腰になり、腰痛が起こる。

当院にただ7回の鍼治療後、病院の検査で、眼圧は左が35から20に、右が36から23になった。視野も安定している。腰痛もよくなった。

眼圧が正常になるまで通う続けると。

 

女性 34歳 初診2017年4月20日

進行性緑内障と診断され、眼圧は左目が21、右目が20で、視野も少し狭くなり、強度近視。目の病気で不安症になった。点眼薬を使用しても眼圧は下がらない。視野の症状も少し進行していた。冷え症、便秘もあった。

当院にただ6回の治療後、病院の検査で、眼圧は左が21から18に、右が20から17になった。視野も安定した。眼圧が正常になるまで通う続けると。

 

女性 44歳 初診2017年4月4日

3月に緑内障と診断され、眼圧は両方とも18で、視野も少し狭くなった。点眼液がなしで様子見ると。飛蚊症、肩こり、手足の冷えなど症状もあった。

当院にただ8回の治療後、病院の検査をした。結果は眼圧が11と12になった。視野も安定した。飛蚊症、肩こりも楽になった。

 

男性 49歳 初診2017年1月7日

1年前に緑内障を診断され、眼圧は左右とも24、視野も少し狭くなって視力も低下した。点眼薬を1年間ずっと使用しても眼圧は下がらない。視野の症状も少し進行していた。首と目の周りが重い、腰痛の症状もあった。

当院に1クール(10回)での治療後、病院の検査を受けたら、眼圧は左が24から17に、右が24から18になった。視野も安定している。しばらく通う続けている。

 

男性 45歳 初診2016年10月11日

2年前に緑内障を診断され、左がひどい。眼圧は左が16、右が15でした。視野も少し狭くなった。点眼薬を2年間ずっと使用しても眼圧は下がらない。視野の症状も少し進行していた。腰痛、左の肩こり、背中張りの症状もあった。

当院に1クール(10回)での治療後、腰痛、肩こりの症状が緩和され、病院の検査を受けたら、眼圧は左が16から11に、右が15から10になった。安定させるため、しばらく通う続けている。

 

女性 56歳 初診2016年10月4日

5月に目の違和感があり、8月に眼科にて緑内障だと診断された。眼圧が左、右とも20でした。視野も両方欠けていた。眼圧が16を目標して点眼薬をはじめたが、2か月に経って、今も眼圧が下がらなかった。

右の坐骨神経痛で、駅から当院まで歩くのも精いっぱいだった。右眼が強度近視。

当院に最初週2回、1か月後週1のベースで、2か月の鍼灸治療を受けた後、病院の検査に行って、眼圧が左が16、右が18まで下げた。右の坐骨神経痛もよくなり、当院への通院も平気になった。

 

女性 41歳

4年前両眼が緑内障を診断された。眼圧は両方が18で、視野も狭くなった。点眼薬を使用して、眼圧が少し下げたが、不安定で視野も進行していた。偏頭痛も持ち、首肩こりもあった。

当院の鍼治療を受けて3ヶ月後、眼圧が13から14まで下げてその後も安定していた。

 

女性 47歳

3年前から眼圧が高く(左が21、右が20)緑内障と診断された。視野が正常。経過観察中。

肩こりひどくて、眼瞼下垂も前からあった。近眼もひどい。

当院に最初週2回のベースで、鍼灸を受け、3ヶ月後週1で、半年に通っていた。眼圧がりょうほうとも16になった。その後も週1か2週間1回か定期的に鍼の治療を受けている。眼圧が安定している。

 

男性 32歳 

7年前、右目が緑内障を診断された、視野が狭くなり、眼圧が16〜18でした。眼精疲労、肩コリもひどい。

当院に週1のペースで、鍼灸を受けて3カ月後の眼科診療の結果、眼圧が12まで下げた。視野も進行してなかった。今も2週間1回のペースで、当院の鍼灸治療を受け、症状は安定している。

 

男性 33歳 

23歳時、緑内障(両方)が診断され、眼圧が17、右目の視野が狭くなって。目の薬が毎日使用しているが、進行してしまうんじゃないかという不安感がある。

当院に最初週1のペースで、鍼灸を受けて半年後の眼科診療の結果、眼圧が13〜14で、視野も進行してなかった。今も週1回のペースで、当院の鍼灸治療を受け、症状は安定している。

 

男性 49歳 

1年前から視力低下、特に、右目がひどい、病院から緑内障の予備軍だと言われました。右目の視野も少し欠けている。視野が狭くなっている。眼圧が目の薬で調節している。他には首肩コリ、腰痛。

当院に週1のペースで、鍼灸を受けて5月に眼科診療の結果、眼圧と視野ともが正常に戻った、首・肩こり・腰痛も良くなった。今、健康維持の為、2週間1回鍼灸治療をうけている。

 

男性 44歳 

2週間前左目が緑内障と診断され、眼圧が21で、視野も狭くなった。目の薬だけで不安があるから、当院の鍼灸治療を受けることになった。

週2のペースで、鍼灸を受けて8月末に眼科診療を受け、眼圧が13になった。その後も週1のペースで鍼灸治療を受け、今年の4月にの再検査で、眼圧が11出正常に戻った。他の軟便、ひざの痛みも良くなった。 

 

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養生法

 

1.薬酒療法

◎枸杞生地酒《名医験方類編》

[組成]枸杞子250g、生地黄300g、白酒(焼酒も可)1500ml

[用法]生薬のキザミを酒に入れ、15日間 密封保存後、10-20ml 空腹時に飲む。2回/日  

[効能]補腎益精。肝腎陰虚タイプの陽萎に有効。

 注意:葱、大蒜の食用が禁忌。

 

◎鹿茸酒《本草綱目》

 [組成]鹿茸6g 山薬10g 白酒500ml(焼酒も可)

 [用法]鹿茸片と山薬片を布袋に入れ、これを酒に入れる。密封保存7日間後出来上がる。一日2回、1回15ml 飲む。

[効能]補腎助陽。腎陽虚タイプの陽萎に応用。

 

2.薬茶療法

 三子茶《百茶治百病》

 [組成]五味子 蛇床子 菟絲子 各10g (一日量)

 [用法]上記分量のものを粉にして 適当量のお湯に入れて30分間後出来上る。お茶の代わりに飲む

 [効能]補腎固精、壮陽。 腎陽虚タイプの陽萎に応用 

 

◎淫羊霍茶《百茶治百病》

 [組成]淫羊霍 五味子 各12g(一日量)

 [用法]上記分量のものを粉にして 適当量のお湯に入れて30分間後出来上る。お茶の代わりに飲む

 効能]補腎壮陽、渋精。腎陽虚タイプの陽萎に応用 

 

3.薬粥療法

肉じゅう蓉粥《薬性論》

[組成]肉じゅう蓉30g  粳米150g  葱、生姜適量

[用法]まず、肉じゅう蓉と多量の水を鍋に入れ、弱火で煎じる。肉じゅう蓉を取り除いた汁に粳米を入れ煮てお粥にする。

[効能]補肝腎、潤腸。便秘を伴う腎虚陽萎に使う。

 

◎鶏肝粥《食療粥譜》

[組成]ニワ鶏の肝臓50g  粳米100g  葱、塩、胡椒粉、胡麻油少々

[用法]粳米を適量の水に入れ煮てお粥にする。出来上がる前に薬1×1cmに切った鶏肝と葱、塩、胡椒粉、胡麻油をいれる。

[効能]補肝腎、壮陽、明目。目がかすみ、視力が低下等を伴う陽萎に最適。

 

◎羊肉粥《飲膳正要》

[組成]羊肉100g  粳米150g 

[用法]粳米を適量の水に入れ煮て15分位経ってミチンした羊肉をいれお粥出来上がるまで煮る。

[効能]腎陽を補う。冷え、寒がりを伴う陽萎に

 

4.補腎の作用を持つ食材の紹介 

漢方医学理論により次の食物は腎の働きを強める作用があり、陽萎の治療や予防に良いと考えられている。

 

◎ニラ 性味:温、辛甘。

     帰経:肝、胃、腎経に入る。

     作用温陽行気、健脾強腎、活血固精。性器を興奮させる作用がある。

 

 ◎ジャガイモ 性味:平、辛。

         帰経:脾、胃、腎経に入る。

         作用:益気養胃、健脾強腎、活血消腫。 

 

 ◎山芋 性味:平、甘。

     帰経:肺、脾、腎経に入る。

     作用:補益肺気、強腎固精、健脾開胃、延年益寿。

  

◎苦瓜  性味:寒、苦。

     帰経:心、肺、胃経に入る。

     作用:清熱消暑、養血益気、補腎健脾、滋肝明目。

 

◎トマト 性味:微寒、甘酸。

    帰経:肝、胃経に入る。

    作用:健胃消食、清熱消暑、補腎利尿、涼血平肝、美容降圧

     注意:脾胃虚寒による下痢、腹痛者は多食しないこと 

 

◎ブドウ 性味:平性、甘酸。

     帰経:肝、胃、腎経に入る。

     作用滋補肝腎、益気生津、強筋壮骨。

 

◎茘枝  性味:温性、甘酸。

     帰経:心、脾、肝経に入る。

     作用:補肝腎、益脾胃、養気血。

 

◎クルミ 性味:温性、甘。

     帰経:肺、腎経に入る。

    作用補腎助陽、温肺平喘、補気養血、強腎壮筋、補脳益智

          注意:クルミは油が多いので、軟便や下痢者は食べすぎ無いように

 

◎栗  性味:温性、甘酸。

        帰経胃、脾、腎経に入る。

    作用:補腎強骨、健脾養胃、活血止血。

 

ED(インポテンツ)は女性の協力

男性がED(インポテンツ)になってしまう多くの原因は心因的なものにあります。
うまくいかないと、女性に悪い、かっこ悪いという気持ちが焦りとなってますますだめになってしまうのです。EDの治療には、パートナーである女性の協力は欠かせないもの。なので、セルフケアにも積極的に協力していきましょう。


ED・インポテンツと中国医学的な鍼灸治療

男性不妊膀胱炎間質性膀胱炎前立腺肥大症

 

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当院では大勢のインポテンツの方が通ってきています。伝統的な鍼灸治療法によりよい効果が得られます。インポテンツは機能性と器質性に分かれますが、機能性が9割近いと言われています。その原因は精神的なものが多く、それが鍼灸治療の主な対象となります。鍼灸治療で高い有効率が見られます。治療法についても、鍼治療の以外のお灸も積極的に使います。身体を暖めて循環をよくして、体質改善を中心に治療が行われます。

 

現在、成人男性の約4人に1人がインポテンツ(EDと言われているのだそうです。割合の多さに驚かれるかもしれないが、実はEDとは「男性が最もかかりやすい生活習慣病」なのです。


特に最近は仕事や環境のストレスが多く、ストレスを発散できずためこんでしまうと若くしてもEDになってしまうという人が多くなっているようです。東洋医学の鍼灸治療は西洋医学との組み合わせにより相乗効果が認められています。

ED・インポテンツとは

性交時に勃起しない、あるいは十分な勃起が維持できないため、満足な性交が行えない状態のこと。最近では「勃起障害(ED:erectile dysfunction)」といわれています。
現在、40〜70歳の男性の半数以上が何らかの原因でEDになっていると考えられているそうです。

EDの原因には

 身体に問題のある「器質性」と身体に問題のない「機能性」の2つに分類されます。

「機能性」は「心因性」とも呼ばれており、EDの大部分を占めています。新婚EDがその代表。

「器質性」には、陰茎そのものの障害、神経や血管の障害、内分泌異常などがあります。糖尿病でみられるEDは、神経や血管の障害によるものです。



西洋医学的治療

軽度のEDの場合の治療法として、以下の5つがあげられます。

・できるだけ体をリラックスさせ、ストレス解消に努める
・ 適度な運動をするようにする
・ 喫煙や飲酒の習慣を見直す
・ コレステロール値を下げるよう食生活を見直す
・ 男性ホルモン「テストステロン」の分泌を促進するサプリメントを摂取する

以上のような方法をとることで、軽度なEDは徐々に改善されていきます。

・ED治療薬の他、精神安定剤などがあります。

 

ED・インポテンツの中国医学の考えについて

ED・インポテンツは中国医学では「陽萎」と呼びます。陰茎の勃起に障害が起こるために性交ができない病証である。遺精、滑精、早泄を伴いやすい。

中国医学ではこの病気は体質が弱いかあるいは老化の早まり、また房事過多、長期にわたる手淫(マスターベーション)および過度の思慮などによって循環が悪くなって、血流が滞ることにより引き起こす。

インポテンツ・EDは悩み事が多いことも原因の一つで、悩みもまた精を不足させるのです。血管の詰まり、美食や脂っこいものを食べている人は血管に脂肪の塊があることで流れがせき止められています。宗筋(陰茎の筋肉)が栄養されなくなって緩み、陰茎に力がはいらず立たなくなり、セックスに際しても堅くならないと考えています。鍼灸治療でこういった症状を取り除くことによって、インポテンツ・EDが改善されるわけです。

 

発症の機序とは

心は血脈を主る。脾は生血、湿の代謝と関連が深い。肝脈は陰器を回る。腎は生殖発育を主る。従って人間の正常な性生活が出来るのは心、脾、肝、腎機能の正常が必要である

 

◎命門火衰による陽萎  

先天不足、房事過多や長期間の手淫、加齢により精気を損傷し、命門火衰になると「陽萎」がおこる。  

 

◎心脾両虚による陽萎

思慮過度、労倦、食事不摂生により心脾を損傷すると、気血両虚の病態がおこる。気虚により宗筋(陰茎)無力となり、血虚により宗筋が失養になると宗筋は弛緩して「陽萎」がおこる。

 

◎驚恐傷腎による陽萎

恐怖、憂鬱、怒りにより気血が失調し、そのために気血が前陰に充足しなくなるとこのタイプの「陽萎」がおこる。

 

◎湿熱下注による陽萎

油っこい、甘い物の食べ過ぎや過度の飲酒により湿熱が生じ、それが前陰に下注して肝脈を阻害し宗筋が弛緩すると「陽萎」がおこる。

 

陽萎のタイプ別の症状と鍼灸治療

◎命門火衰タイプ

主 症:陽萎、陰部の冷え

随伴症:精液は薄く、量が少ない、精子数が少ない、腰や膝がだるい、寒がり、四肢の冷え、顔面晄 白、耳鳴り、精神不振、舌質淡、舌苔白、 脈沈細    

治 療  

治療原則:温補腎陽、益腎填精(腎陽を強め、腎精を補うことにより陽萎等症状の改善をはかる)

薬物治療:漢方エキス剤:海馬補腎丸

鍼灸治療:関元、中極、曲泉など。お灸と併用

 

◎心脾両虚タイプ

主 症:陽萎、倦怠感

随伴症:顔色につやがない、不眠、心悸、食欲不振、四肢無力、舌質淡、舌苔白、脈沈細弱

治 療  

治療原則:益気健脾、補血養心(脾気を強め、心血を補うことにより陽萎等症状の改善をはかる)

薬物治療:中成薬及び漢方エキス剤:帰脾湯

鍼灸治療:中極などお灸と併用

 

◎湿熱下注タイプ

主 症:陽萎、陰嚢が湿って臭い、陰嚢or睾丸の腫痛

随伴症:腰や下肢の重だるさ、小便黄、または下痢不爽・肛門灼熱感、舌苔黄厚、脈滑数

治 療

治療原則:清熱利湿(熱を清め、湿を除くことにより陽萎等状の改善をはかる)

薬物治療:中成薬及び漢方エキス剤:竜胆瀉肝湯

鍼灸治療:三陰交など

 

◎肝気鬱結タイプ

主 症:陽萎、性交時に不安のため勃起しない、平素イライラしたり、怒りっぽい

随伴症:ストレスがたまりやすい、不眠、胸脇苦満、舌質淡紅、脈弦

治 療

治療原則:疎肝行気 解鬱(肝気を巡らせ、鬱状態を解消させることにより陽萎の改善をはかる)         

薬物治療:漢方エキス剤:四逆散

*食欲不振、下痢或は軟便などの脾胃虚弱(肝気犯脾胃)症状があれば加味逍遙散に変更する。

鍼灸治療:期門等お灸と併用

 

◎陰虚火旺タイプ

主 症:勃起しやすいが、早泄や遺精が伴う

随伴症:腰膝のだるさ、心悸、不眠、盗汗、眩暈、耳鳴、健忘、舌質赤、苔少、脈細数

治 療

治療原則:滋陰降火、強腎固精(陰液を補い、虚火を清め、腎の生殖を主る働きを強めることにより陽萎の改善をはかる)

薬物治療:漢方エキス剤:瀉火補腎丸

*遺精・滑精が酷い場合は柴胡加竜骨牡蛎湯7.5g(分3内服)を追加する。

鍼灸治療:心兪等 

 

症例

47歳

薄毛を治療のためプロペシアを半年服用した。その後、勃起機能不全になり、朝立ちのなくなった。薬を止めてから1年に経っても症状は緩和されてないため当院の治療を求めに来た。

3か月での鍼灸治療後、症状は徐々に改善され、一年後、待望の赤ちゃんも生まれて、とても元気になった。

 

48歳

高血圧で45歳から薬が服用している。一年前から性欲が低くなり、あったときも性交渉がうまくいかなかった。背中の痛み、腰痛、上腕痛なども伴い、当院の治療に来ました。

週一のペースで半年の治療後、性欲が出て来て、性交渉もできるようになった。他の症状も大分改善された。

 

67歳

糖尿病、高血圧、高血脂症、肥満など生活習慣病があり、長い期間に薬を服用している。その症状を改善するために当院の治療を定期的に受けている。最近、若いパートナが出て来て、性交渉をすると、全然できないことで、EDの治療も始まった。すると、次の来院時、とてもうまくできたと喜んでた。その後も週一のペースで治療を継続して、EDを治った上、生活習慣病も良くなりました。

 

52歳

1ヶ月前、左耳難聴、耳鳴り、EDで来院。常に睡眠不足(4時間)、腰痛。管理職でストレスもたまっていると。

当院に定期的に全身鍼治療を受け3か月後、聴力を上り、耳鳴りにも気になりなくなった。EDも改善された。

 

32歳

4,5年前から原因不明の男性機能低下、性交渉困難の症状が出てきて、下半身の冷えがある、半年前結婚したため、当院の鍼灸治療を求めに来た。1クールの治療を受け、性交渉は徐々に上手く行けるようになり、継続の治療で、正常になりました。

 

ED・インポテンツと養生男性不妊

膀胱炎間質性膀胱炎前立腺肥大症

 

料金・診療日

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当院の耳鳴・難聴の鍼灸治療

当鍼灸院では大勢の耳鳴・難聴の方が通っております。難聴や耳鳴り・耳閉感に対して、院長が長期間の臨床経験と研究で生みだした体の針眼針治療法を行って効果が上がっています。耳鳴・難聴は発症したころは病院の治療を中心に行われます。病院では「これ以上聴力は回復しません」と言われた方、また、耳鳴りや耳閉感が残っている場合など、当院の鍼灸治療で改善に向う例が多数あります。諦めずに鍼灸治療することをお勧めいたします。また、病院の治療と併用して早期の鍼灸治療は症状の早期改善に繋がりますので、早めに鍼灸治療もお勧めです。

 

耳鳴・難聴とは

耳鳴と難聴は聴覚に異常が起きる病気です。耳鳴りとは外界に音がないのにある種の音が聞こえるように感じるものを言う。自覚的耳鳴りとして内耳障害性耳鳴りと、伝音性耳鳴り、後迷路性耳鳴りがあります。耳鳴り症状のほとんどは難聴やめまいを伴います。難聴には外耳や中耳の病変で起きる伝音性難聴と、内耳や聴神経、中枢神経の病変で起きる感音性難聴があります。また両方が障害される混合性難聴やヒステリーなどで起きる心因性難聴も有ります。

 

耳鳴・難聴の原因とは

1.感音性耳鳴

内耳、聴神経、聴覚中枢(脳幹、大脳皮質)に障害があるものをいう。

 

2.全身的疾患

低血圧や高血圧など循環器系の病気や血液、リンパ系動脈硬化や糖尿病さらに脳神経系の疾患に伴って耳鳴りがあらわれることがある。
 

3.ストレス

心身のストレスによって耳鳴りが起こったり、増強して感じられることがある。

 

耳鳴・難聴の症状

耳鳴の症状

自覚的な聴力の低下はなく、耳鳴りを訴え、耳鳴りの自覚的な表現はキーン、ジーンが多いです。首、肩こり、後頭部の重圧感を伴うことが多く、疲労、睡眠不足、精神的興奮により耳鳴りが悪化し、睡眠、安静により改善することが多いです。

 

難聴の症状

突発性難聴突然で急激な高度の難聴で始まる。閉塞感と耳鳴り時に眩暈があり、通常は一側性

メニエール めまい、耳鳴り、難聴を主訴とします、通常は一側性。

老人性難聴 年寄りの方がみられます、両側性の難聴。

騒音性難聴 長時間騒音にさらされた時など。ヘッドホン難聴など。

 

耳鳴・難聴の西洋医学的な治療法

安静と内耳の循環完全を目的とする。安静は身体だけでなく、心の安静と音に対する安静が必要である。薬は抗ウイルス、安定剤、ステロイドなどを投与する。

 

耳鳴・難聴の中医学(東洋医学)の考え

中医学では難聴を「耳聾」ともいいます。中国古典の本の中、“脳鳴”、“苦鳴”、“蝉鳴”、“耳虚鳴”などの病名記載がある。 原因では中医学的には激しい怒りや恐れといった感情や、病気などで著しく体力を消耗したなどの原因で肝火または腎虚になった時、耳鳴りが起こると考えられています。 肝・胆経は耳に纏い、腎は耳に開竅し、また清竅の機能は脾の昇清・降濁機能により維持される、したがって、肝胆、脾、腎の機能異常が本病症の重要な病因病機であると考えられています。 肝、胆の気は上逆し、耳きょうを覆うことによって起されるのは実証であり、腎気の虚弱、経気の上達ができないことによって起こされるのは虚証である。

 

耳鳴・難聴の症状

主に2つのタイプに分かれます。

実証

耳の中で絶え間なく鳴き声をし、抑えても軽減しない。難聴は発病が突然である(暴聾―突発性難聴)。常に頭が重く、鼻つまり、口が苦く、側胸痛などが見られる。

 

虚証

耳鳴は起こったり、絶えたりし、疲労過ぎるとひどくなり、押えると鳴き声が少々軽減する、難聴は発病が比較的に緩慢である。常に、眩暈、腰痛、倦怠感が見られる。

 

耳鳴・難聴の鍼灸治療について

治療原則:

実証では、気の閉塞を開くため、少陽経穴を主として、瀉法で刺針する。

虚証では、肝・腎を補うため、足少陰、厥陰穴を主として、平補平法で刺針し、灸も併用する。

耳針を加える。

 

耳鳴り・難聴の症例

 

Hさん 50代 男性

2022年3月 初診

昨年9日より両耳鳴り、特に右の方は眠れないほど音が大きい。閉塞感はない。難聴少し落ちていた。寝汗、舌紅、脈弦。

当院の1クール鍼治療後、耳鳴りは完全に消えて、聴力も戻てきました。

 

Yさん 40代 男性

2022年3月 初診

3月19日より耳鳴り、閉塞感、低音難聴、耳のまわりに違和感の症状が出てきて、23日に病院にストレスにより突発性難聴だと診断され、31日までステロイドの点滴治療を行った。ところが、耳鳴り、耳つまりと難聴が治らなくて、当院の治療に求めて来た。手足の冷え、便秘、舌紅、脈遅。

当院の1回の鍼灸治療後聴力が少し戻て来て、詰まり感も良くなったが、耳鳴りがまた続いている。5回の治療後聴力がもっと良くなり、耳鳴りもほとんど聞こえなくなった。

 

Hさん 60代 女性

2022年1月 初診

昨年の夏から夜中に左耳鳴、回転眩暈があり、一晩が治ったが今年の1月にキーンと耳鳴りしてその後段々ひどくなり、耳の閉塞感も感じるになった。耳鼻咽喉科に突発性難聴とメニエール症と診断された。ステロイドの薬の治療をしても耳鳴りを治らなくて、段々激しくなっている。手足の冷え、便秘、舌紅、脈遅。

当院の鍼灸治療8回終わたところ耳鳴りの声小さくなり、まとめて睡眠もできるようになり、眩暈もなくなった。

 

Sさん 35歳 女性

2021年7月 初診

6月29日から左耳鳴り、耳のふさがった感、聴力低下の症状があって耳鼻咽喉科に突発性難聴だと診断された。10日間のステロイドを点滴して、症状があんまり改善されなかった。

当院の鍼灸治療6回終わたところ耳鳴りの声小さくなり、耳つまりがなくなった。病院の検査で聴力を戻て来た。

 

Mさん 51歳 女性

2021年1月26日 初診

3日前より左耳の詰まり、耳鳴り、めまいがあり、診察結果はメニエール病と診断された。左耳の低音難、右耳も耳鳴り、不眠、冷え症を伴います。

病院に処方された利尿剤を服用したが改善を見られなかった。当院の鍼灸治療2回で、耳つまりがなくなり、継続して10回で耳鳴り、眩暈ともなくなった。

 

Tさん 53歳 女性 

2020年11月10日 初診

1週間前より左耳の詰まり、耳のなかにボコボコ音がする。病院に急性低音難聴と診断されステロイド剤の点滴したが症状が緩和せず来院した。(2019年も左耳突発性難聴になり、ステロイドの治療で治った)坐骨神経痛を伴います。

当院の5回の鍼灸治療後、耳つまりがなくなり、耳の違和感もなくなった。

 

Tさん 57歳 男性 

初診2020年10月

半年前より耳鳴りして特に左側がひどい、耳つまりがなし、聴力も正常。東京から大阪の間によく往来する仕事なので、身体の疲れからと言われた。月2回のペースで5回治療したら耳鳴りがなくなり、調子が良くなりました。

 

Sさん 52歳 女性 

初診2020年9月

2.3年前から左耳鳴り、めまい、眠りが浅い、頚部痛、肩こり、ホットラッなど更年期の症状もあった。耳鼻咽喉科に自律神経失調症と言われました。週1回3か月、その後2週間一回のベースで、半年ぐらい鍼灸治療後、耳鳴りが徐々に軽くなり、頭痛、肩こりもよくなった。半年後耳鳴りに気にならなかった。更年期の症状も改善された。

 

Yさん 49歳 女性

2020年8月

左耳なりしたり、右耳なりしたりことに気になって、不眠の時もあった。頭痛、かすみ目、肩こり、ほてりなど更年期の症状もあった。5回の治療後から耳鳴りが徐々に軽くなり、頭痛、肩こりもよくなった。1クールの鍼灸治療が終わったら、耳鳴りが感じなくなった。更年期の症状も改善された。

 

Sさん 58歳 男性

2019年 5月 再診

2年前に体の冷えで来院して、1年前後の治療により改善した。

今年の5月に急に両方の耳鳴りになり、うるさくて睡眠にも大きな影響になった。病院の検査で異常なしと言われ、薬もなかった。当院に来て、1クールの鍼灸治療後、耳鳴りの音が小さくなり、3クールが終わったところ耳鳴りが完全になくなった。睡眠も正常に戻ってきた。

 

Oさん 46歳 女性

2019年2月20日 初診

2月7日に左耳急性中耳炎になり切開しました。その後、左耳が詰まる感と耳鳴りになり、検査すると低音難聴もあった。抗生物質を1週間を服用して、通気法で治療したが改善はなかった。

当院で13回の鍼灸治療後、耳なり、詰まり感は完全になくなり、聴力も回復した。

 

yさん 53歳 女性

2019年1月8日 初診

昨年の11月に3回目の右耳低音性難聴になった。1回目、2回目はステロイドで聴力は戻りましたが、今回がなかなか治らない、難聴、耳閉感、耳鳴りがあり、ストレスで眠れない、首肩こり。

当院の1回の鍼灸治療後、聴力はアップし、耳の閉塞感、耳鳴りもなくなった。睡眠もよくなり、首肩こりまた少しある。効果が続けるため、継続治療をしている。

 

Mさん 38歳 男性

2018年12月11日 初診

1週間前、ストレスで突発性難聴を発症した。右耳が殆んど聞こえない、耳鳴り、耳つまり。めまいなし。ステロイド内服、高気圧酸素療法で治療しているが症状は良くならなかった。

当院の10回の鍼灸治療を受けた後、聴力は60%が回復し、耳の閉塞感がなくなった。また少し耳鳴りがあって、聴力ももっと回復するため、当院にしばらく通っている。

 

Oさん 40歳 男性

2018年11月22日 初診

1か月前、少し左耳閉塞感と耳鳴りがあった。(昨年1回突発性難聴になった)耳鼻科で受診してステロイドを服用したが、症状は改善しない。

当院にの5回の鍼灸治療を受けた後、耳の閉塞感と耳鳴りともがなくなり、違和感もない、完治した。

 

Yさん 51歳 女性

2018年7月31日 初診

2年前から両耳鳴り、難聴、響くと閉塞感があった。右がひどくて、眠れない時もたびたびがあった。病院に老化といわれて、特に治療法はないと。少しでも良くなればと知りありのご紹介で当院の治療を求めに来た。週1ちのペースで、半年後、耳鳴りが段々小さくになり、響くと閉塞感がなくなった。そして、10ヶ月後、耳鳴りに気にならなくなって、聴力も上り、後ろからの声も聞こえるようになった。

 

Tさん 56歳 男性

2017年6月5日 

初診2週間前、右耳閉塞感、耳鳴りがあり、翌日には聴力が低下に気付き、耳鼻科受診。突発性難聴と診断されて、8日間に入院、ステロイドの点滴をしたが、聴力が少し改善したが、耳鳴り、耳の閉塞感が全然変わらななかった。

当院に来て、1週間で、毎日治療を受け、その後、隔日、週3回のペースで治療後、耳の閉塞感がなくなり、聴力も回復した。耳鳴り少しあったが気にならなくなった。

 

Nさん 52歳 女性

2016年10月5日 初診

1年半前より右耳の詰まりを感じ耳鼻科受診すると耳管狭窄症と診断され、アレルギーの薬、点鼻薬で治療を続ける、今年の9月上旬より耳鳴り、難聴が悪化し、1週間のステロイドを服用したが、変化なかった。当院に来た時、右耳低音難聴、耳鳴り、耳つまり、めまいなし。

当院の1回の鍼灸治療で、耳詰まり感が大分なくなって、続いて8回の治療後、耳鳴りもなくなり、耳鼻科に検査を受けたら、もう正常に戻ったといわれた。

 

イさん 47歳 女性

2016年9月30日 初診

9月20日の朝、左耳閉塞感があり、翌日には二重に響くようになったので、耳鼻科受診。突発性低音難聴と診断され、五日間のステロイドの点滴したが、改善しません。耳鳴り、めまいは無く、耳閉感と音が二重に聞こえ、自分の声がひびく。ステロイドーのせいか、眠りが浅くなってきた。

当院に来て、1週間で、毎日治療を受け、その後、隔日、週3回のペースで3週間の治療を終え、二重聞こえがなくなり、耳鼻科受診したら、聴力が同じになった。左耳の閉塞感が少しあるぐらいで、続いての鍼の治療になった。

 

イさん 女性 45歳

2016年4月11日 初診

左目だけ二重になる、目が重い感じがする、左肩こり、頭痛、コンタクトレンズが20年使用した。以上の症状で来院した。5ヶ月の鍼灸治療で、症状がほとんどなくなり、喜んでいるところですが、また、別の症状が発症した。自分の声が脳に響き、めまい、左の耳が時につまり、耳鳴り、低音も聞こえづらくなった。耳鼻科での受診をしたら、メニエル病と診断され、利尿剤だけ処方された。2週間を飲み続いたが、効果なし。当院で、週三回、1ヶ月の治療を受け、耳鳴りと詰まり感がなくなり次第、声の響くも無くなり、病院の検査で、低音難聴も回復した。

 

kさん 23歳 男性 

2016年1月9日 初診

昨年4月から右耳鳴り、難聴になり、病院で騒音性耳鳴り、高音難聴を診断された(自衛官のため、銃の音の騒音だと)。ステロイドを1週間で服用したが、症状がよくなったが、その後また、症状が出てきて、悪化しそうなので不安で、当院の治療にきた。

週2回のペーズで、2ヶ月の治療を受けたら、病院の検査で、聴力を上がってきました、耳鳴りもかなり軽減した。

 

Hさん 76歳 男性 

何年前から両方の耳なり、難聴があり、日常生活にも影響があった。1回の鍼治療後、耳鳴りが元々の3/1まで減って、聴力も少し上がった。5回の治療で携帯での通話も通常にでき、耳鳴りにもあんまり気になくなった。

 

k さん 50歳 女性 

2014年12月10日発症した、突発性難聴で来院。高音〜低音まで聴力の低下、閉塞感、音割れがあった。数回の治療で閉塞感はなくなり、10回の治療で耳鳴りは小さくなり音割れもなくなった。現在、半年程通院し、中〜高音の聴力は改善し、耳鳴りも落ち着いている。

 

57歳 女性

2年前突発性難聴になり、病院でのステロイドの点滴などにより、難聴が残ってないが、耳鳴りがずっとひどくて近所の鍼灸院に2週間で毎日鍼灸治療を受けたが全然治らなくて顔にたくさんの鍼をして痛くて、鍼に怖くなり、心身症になった。その後、漢方薬、病ん院からもらった安定剤を2年間ずっと飲み続いたが、良くななりませんでした。ネットで林鍼灸院を見つかり、1回を治療を受けたら、鍼の痛みもそれ程なかった。3回目の治療で、耳鳴りのなり方が少し変わってきて、音も小さくなり、5回を受けたら、耳鳴りに全然気にならなくなりました。持病の腰痛、坐骨神経痛も良くなりました。  

           

Mさん 66歳 男性 

3月発症した突発性難聴で来院。聴力の低下、耳鳴り、閉塞感があった。2回の治療で耳鳴りが小さくなったと改善がみられた。3回目の治療後、病院の検査で聴力が上がっていることがわかる。

7回の治療で聴力は正常に近づき、耳鳴りと閉塞感もまったくなくなった。

 

Nさん 43歳 男性 

5月20日発症 突発性難聴で来院。めまい酷く、ふらつきもあり歩行時杖をついていた。耳鳴り、耳閉感が強い、高音難聴。3回の治療でつまり感はほとんどとれ、高音の聞こえも良くなった。5回の治療後、耳鳴りは気にならないくらい良くなり、杖がなくても歩けるほどめまいも良くなった。聴力も良くなった。

 

タ・ユさん 男性  52才

1ヶ月半前、原因不明で急に左耳が聞こえなくなった。病院の検査では、突発性難聴(低音障害型感音難聴)と診断され、大量の副腎皮質ステロイドや血管拡張薬を点滴した。聴力はわずか改善したが、耳鳴と耳の閉塞感がなかなか改善しない。しばらく病院外来で通院するが、それ以上は症状が改善しなかった。当院に鍼灸治療にはじめた。最初の毎日または隔日の治療を8回続け、耳の詰まり感と耳鳴が随分良くなってきて聴力もほぼ正常に戻り、その後、週2回のベースで18回の鍼治療で、聴力が正常に戻って、耳鳴、耳の閉塞感も残さずに完治した。

 

ホ・タ さん 女性 47才

 ライブハウスで左耳が聞こえなくなる。病院で騒音性突発性難聴と診断され、3週間の入院で、大量の副腎皮質ステロイドや血管拡張薬を点滴した。聴力が低音以外はほぼ正常値だが、左耳低音難聴(中度)が残り、耳鳴、音割れ、音が響いて二重に聞こえる。耳詰まった感も残っている。友人の紹介で当院を訪れ、13回の鍼灸治療で耳の聞こえと以上の症状が改善された。 

 

カ・ユさん 男性 44才  

2週間前、左耳が突然聞こえなくなり、耳鳴、耳詰まりが強く、とても不快感です。1週間の入院で、左耳突発性難聴と診断された。ステロイド剤の点滴、高圧酵素療法により、聴力が発症した時より5%が上がったが、ほとんど聞こえないし、耳鳴、耳詰まりが残った。現在、血管拡張剤を飲みながら、当院の鍼灸治療を受けている。隔日のベースで7回の鍼灸治療後、病院の検査で聴力が50%回復した、耳の閉塞感も改善された。現在も週2回のベースで耳鳴の治療を受けている。 

 

TMさん 49歳

突発性難聴で来院。耳の詰まり感、耳鳴りがある。1回の治療で耳鳴りが聞こえなくなり詰まり感も気にならなくなった。その後、耳鳴り、詰まり感が出ても治療すると症状が改善される。1クール(10回で)、耳鳴りと閉塞感は無くなった。もともともっているアレルギー性鼻炎もかなり改善した。

 

ISさん 56歳

左耳の難聴のため来院。以前、同じ症状が出たことがあり、薬の治療で治ったが今回は治りが悪い。耳鳴り、詰まり感、めまいはなく、高音が響くのが気になる。2回の治療で響く感じが無くなり、左耳で電話の声も聞こえるようになった。その後、3回治療し、電話の声もずいぶん聞こえが良くなった。

 

TKさん 48歳

右耳の詰まり感、難聴のため来院。詰まり感は3回の治療で気にならなくなり、1クール(10回)治療したところで聞こえにくさもなくなり完治した。

 

耳鳴・難聴と鍼灸/中国はり 突発性難聴と鍼灸/中国はり 

めまいと鍼灸/中国はり メニエールー病と鍼灸/中国はり

難治性の耳鳴りを鍼灸が軽減する

【難治性の耳鳴りを鍼灸が軽減という研究レポート】

耳鳴りで悩む多くの人が、良い治療結果を得られず悩んでいます。それによって体への不安を抱えたり、不眠やうつの原因となることも。今回の研究はそんな耳鳴りを軽減する、という海外の研究発表です。

 

耳鳴りには鍼灸と漢方が効果があるというレポート

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当院では東洋医学の理論に基づき、お一人ひとりの体質に合わせ、タイプに応じて治療を行っています。その上、独自に「パーキンソン病の頭皮針療法および眼鍼療法を用い、常に最善の治療を行います。また、中国最新のパーキンソン病の鍼治療法を研究し、積極的に取り入れて、日本鍼灸と融合させ、パーキンソン病に対する「進行の防止」や「ADL(日常生活動作)の改善」を目指しています。

 

パーキンソン病は定期的に鍼灸治療受けることにより、つらい「症状の改善」、「進行の防止」、「ADLの改善」などにのよい効果が得られることが多いです。

中国と日本でいままで多くのパーキンソン病の臨床例をまとめてみると、パーキンソン病は鍼灸で完治することはできないものの、症状の改善と進行を遅らせることは可能です。また、パーキンソン病の治療は西洋医学との組み合わせにより相乗効果が認められています。

 

パーキンソン病の中医学(東洋医学)の考え

パーキンソン病は中国では『震顫麻痺』(しんせんまひ)とも呼ぶ。中医学では『顫証』、『脳病』に属する。数千年前に古典医学書《内経》にはパーキンソン病とおもわれる記載があり、明代・清代の医学書、《医学綱目》・《医宗辰己任》には「顫振」という 病名で登場します。

 

パーキンソン症状を肝風内動に属すると、腎の精気陰血不足した状態と考えています。

腎の働きの一つとして、骨をつかさどり髄を生じるがあります、腎の精気陰血が不足したら、脳を充満させ栄養を与えることができなくなる。そのほか腎の不足により肝の精気陰血も衰えてきて、感情の乱れの「ストレス」を加え、肝陽上亢や肝風内動になる。痙攣麻痺が治りにくいのも人間の先天の本である腎が衰えたためである。中医学はこれらの考えのもと綿密に治療体系が構築されています。また、パーキンソン病には壮年が少ないが、中年以降に始まり、年寄りになると特に多いと記載している。老人になると、腎の気血が不足して、筋脈を栄養出来ないため、虚風が内動して起こるとのためである。

 

なぜパーキンソン病に鍼灸治療が有効なのか?

パーキンソン病はドーパミンを産生する中脳黒質がなんらかの原因により変性してしまった結果、「震戦」・「寡動無動」・「姿勢反射障害」・「筋固縮」などの症状が出現するといわれています。しかしなぜ中脳黒質の神経細胞が変性してしまうのかはまだわかっていません。
黒質の変性原因はいくつかの学説が提唱されていますが、現在有力とされている酸化ストレス説を中心に鍼灸治療がなぜ効果があるのか、わかりやすく説明したいと思います。

酸化ストレス説とはすべての病気の90%は体内で産生される活性酸素が過剰産生された結果細胞が酸化変性し発病するという学説です。パーキンソン病の中脳黒質の変性も活性酸素によるものだという見方が長い間にされてきました。活性酸素の多くは自律神経の交感神経が過緊張となった時、つまり体が異常なストレスを感じた時に多量に放出されます。鍼灸治療には副交感神経を高め、自律神経のバランスを整える効果があるため、これらを防ぐことができるのです。

 

当院のパーキンソン病に対する鍼灸治療

当院では中医学理論のもとに、診断し治療するツボを決定してゆきます。そして、高い技術しかできない眼鍼を用い、体鍼と頭鍼を併用して、最善の治療を行います。

治療法則補腎益精、平肝養血熄風

取穴−太衝・肝ゆ・腎ゆ・陽陵泉など。  頭皮鍼の振顫区、眼鍼の肝区、腎区など

 

パーキンソンとは

 

脳卒中後遺症と鍼灸治療 パーキンソン病と鍼灸治療  

認知症(アルツハイマー病と鍼灸治療筋ジストロフィーと鍼灸治療

多発性神経炎(多発性ニューロパチー)と鍼灸治療

線維筋痛症と鍼灸治療  ギランバレー症候群と鍼灸治療  

メージュ症候群と鍼灸治療 本能性振顫と鍼灸治療   

多発性硬化症と鍼灸治療  脳性(小児)麻痺後遺症と鍼灸治療

 

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当院の院長が中国の大学病院神経内科や日本のクリニック勤務時代に何千人以上のパーキンソン病患者の方に対し鍼灸治療を行ったことがあり、その経験を生かし、パーキンソン病に対し高い技術しかできない眼鍼、頭鍼を用い常に最善の治療を行われています。

パーキンソン病に対する研究は現在世界各国で行われておりメカニズムの新仮説、新薬の開発などが進んでいますが未だ決定的な治療法は発見されていません。

林鍼灸院では東洋医学の理論に基づき、お一人ひとりの体質に合わせ、タイプに応じて治療を行っています。その上、独自に「パーキンソン病の頭皮針療法」および「眼鍼療法」を用い、よい効果が得られています。また、中国最新のパーキンソン病の鍼治療法を研究し、積極的に取り入れて、日本鍼灸と融合させ、パーキンソン病に対する「進行の防止」や「ADL(日常生活動作)の改善」をめざしています。

 

パーキンソン病とは

中脳の黒質で作られる神経伝達物質の一つであるド−パミンが減少して起こる病気です。中脳の問題の神経細胞はメラニン色素をもっていて少し黒く見えるので、黒質といわれています。通常、年をとるに従い、脳の神経細胞は脱落・変性し減少していきますが、パーキンソン病では通常の加齢以上にこの部分が年をとってしまい、黒質部分の色が薄くなった状態、つまり神経細胞の脱落・変性がより著しくなった状態と考えられます。パーキンソン病になると安静時の振戦 ・ 筋の固縮 ・動作緩慢 ・ 姿勢保持障害などパーキンソン病症状が起きる。 パーキンソン病は、普通は40〜50歳以降に発病し、ゆっくりと進行する神経変性疾患です。年をとるに従い増える傾向にあります。

 

パーキンソン病と脳

私達の脳は、考えたり体全体をコントロールしたりするいわば体の総司令部の役割をしています。これらの指令(情報伝達)は脳の中で作られる神経伝達物質によって行われています。脳は大きく、大脳、脳幹(間脳、中脳、橋、延髄)、小脳に分けられます。パーキンソン病と関係が深いのは、中脳にある黒質と、そこからの情報伝達を受けている大脳基底核にある線条体です。

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パーキンソン病の原因

なぜ黒質の神経細胞が変性し脱落してしまうのかという、パーキンソン病の原因についてはまだはっきりわかっていません。現在のところ、体内毒説、ストレス説など考えられていますが、原因は1つではなく複数の事柄が関係しているという説が有力です。

 

パーキンソン病の主な症状

パーキンソン病の主な症状として、次の5つがあります。

1.振戦(振るえ)−動作をしていない時(安静時)に強くふるえ、動作をする時には消失したり、軽くなったりするのが特徴です。

2.筋強剛(固縮)関節を曲げさせようとすると、筋の緊張が強くて歯車のように(あるいは鉛管のように)ガクガクと抵抗を感じます。

3.動作緩慢−動作が遅くなる、のろくなるという症状です。着脱衣、寝返り、食事動作など日常生活すべてに支障をきたします。
4.姿勢反射障害(姿勢保持障害)立っているときに押されても、元に戻ろうという反応が鈍くなり、まっすぐに倒れたりします。また、押されたりしたときや坂道などでは止まれなくなって、なにかにぶつかるまで突進する突進歩行もみられます。

5.その他の症状(自律神経症状・突進現象・歩行困難など)−嚥下障害、便秘、発汗異常、頻尿、歩行が遅く、足をひきずり、歩幅がせまく(小刻み歩行)など。

 

パーキンソン病の治療

現代医学では

パーキンソン病と診断されると、まず薬が勧められる。処方は担当医の判断に任せられ、L・ド−パという強い薬を進めるケースもあれば、ドーパミンアゴニストという副作用をあまり心配しなくてもよい薬から勧められるケースもある。しかし症状が少しずつ進行すれば薬の量も増やされるのが一般的であろう。手術について言及すれば、定位脳手術も脳深部刺激術も、成功しても数年後には戻ってしまうケースもよく拝見する。

最近の試みでは、神経幹細胞や、胚性幹細胞(ES細胞)の移植によるドーパミン産生神経細胞の分化や、胎児性黒質細胞の脳内移植療法、経頭蓋連続磁気刺激法など、期待される治療法がいくつかあるが、その成果は不透明である。

 

薬物療法

◎ドーパミンの補充(Lードーパ剤(単剤)(合剤)

◎アセチルコリン受容体の遮断(抗コリン剤)

◎ドーパミンの放出促進剤(塩酸アマンタジン(シンメトレル)

◎ドーパミン受容体の刺激剤(麦角アルカロイド

◎ドーパミン分解抑制などを使われます。

残念ながら、これらの薬剤を使ってパーキンソン病症状をある程度改善できますが、パーキンソン病の進行を止めることはできません。また、悪心、嘔吐、食欲不振、などの消化器系副作用、めまい、起立性低血圧、不整脈などの循環器系副作用、興奮、幻覚、妄想、抑うつ、不眠などの精神系の副作用があります。

 

手術療法

定位脳手術(原因脳神経細胞の破壊)
脳深部刺激術(継続的脳神経への電気刺激)

 

パーキンソン病と鍼灸治療

脳卒中後遺症と鍼灸治療 重症筋無力症と鍼灸治療

認知症(アルツハイマー病と鍼灸治療 筋ジストロフィーと鍼灸治療

多発性神経炎(多発性ニューロパチー)と鍼灸 ジストニアと鍼灸治療

線維筋痛症と鍼灸治療 ギランバレー症候群と鍼灸治療

メージュ症候群と鍼灸治療 本能性振顫と鍼灸治療 顔面神経麻痺

多発性硬化症と鍼灸治療 脳性(小児)麻痺後遺症と鍼灸治療

 

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当院には大勢の円形脱毛症や薄毛の患者が通ってきています。当院の院長が長期の臨床経験に通じて開発した独自の治療法を用いて、その上、東洋医学理論に基づき、タイプ別の治療により円形脱毛症の有効率はかなり高いです。

円形脱毛症の発症年齢はどの年齢でも発症する可能性があるが、学童期の子供と2040歳台の青年に多くみられている。男女比ではやや女性に多くみられる。鍼灸治療により早期の完治に期待される。

 

円形脱毛症とは

突然の発病とともに自覚症状がないのが特徴であるが、たまに発病前の前頭部皮膚の軽い痒感、あるいは軽い刺痛が認められることがある。脱毛は円形または不規則形で一ケ所から数ケ所、大きさも定まっていない。重症の場合は頭髪の全部が抜け落ち、甚だしきは眉毛なども抜け落ちることがある。ストレスによって発症した場合には、ほとんどは6ヶ月程で自然治癒するが、再発することも多い。完治するかの見通しがつかない為、本人や家族の精神的苦痛ははかり知れない。回復に時間と根気を必要とする場合もある。

 

円形脱毛症の原因とは

西洋医学では遺伝的素因、精神的ストレス、内分泌異常、自己免疫疾患等であると考えられている。その中、自免疫疾患という説が有力だが、精神的ストレスがきっかけ、誘因になると認識されている。

中医学では腎は髪と関係が密接であり、その状態は髪に反映する。また、「血の余」といわれており、血との関係も密接であり、そして、血の生成が脾と肝にも密接な関係が持っている。したがって円形脱毛症などの毛髪の病気は腎や血液、脾、肝の病態と関与している。過度の思慮で脾の損傷となり、脾の健運機能が失って、房事過度で腎精が虚損になり、精血の不足となり、血虚で風が生じる、そのため、毛髪の栄養が失って脱髪となる。また、ストレスなどによってこの病気を誘発していると考えられている。

 

円形脱毛症の症状は

脱毛は円形または不規則形で一ケ所から数ケ所、大きさも定まっていない。重症の場合は頭髪の全部が抜け落ち、甚だしきは眉毛なども抜け落ちることがある。

 

東洋医学によって以下の2つのタイプに分かられます。 

血虚タイプ(虚証)−毛髪や頭皮の栄養状態が悪い、顔色・唇・爪の血色不良、女性では生理不順を伴う、舌質淡、脈細数。

気滞血おタイプ(実証)−顔色がどす黒い、皮膚乾燥を伴う、舌質暗紅、血点・お斑、脈細渋。

 

当院の東洋医学的の鍼灸治療

鍼灸治療は毛包周囲の毛細血管の数を増やし、末梢血管の循環を良くして、毛球細胞の分裂活動を増加させることにより治癒させると考えられます。また、特別の鍼(梅花鍼)を使って局部に刺激することによって血流の循環がよくなり、円形脱毛症、薄毛に対する針灸治療の効果がもっと高め、その有効率はかなり高いです。

 

治療原則

局所の血液の循環改善を目的にその局所に施術するのが主とする。

遠隔には足陽明胃経、足太陰脾経、兪穴を取穴する。

タイプに応じて、

虚証には気血を補い、肝腎を益す、補法を施す。

実証には平肝、活血きょ風をはかる、法を施す。

 

治療方法

鍼法  体針と局部の梅花鍼と併用する。

局部取穴:脱毛局部、生髪穴 

遠隔部取穴:百会、風池など

タイプ別取穴 

血虚タイプ−上穴+心兪、脾兪など

気滞血おタイプ−上穴+曲池、気海など

灸法 以上の風池穴以外のツボに棒灸を用い、5分ずつで灸を行う。

 

養生法について

1)精神をリラックスすることを大事にすること。

2)脱毛局部に刺激を与えること。

3)薄く切った生姜で、頭皮が少し赤くなるまで脱毛局部に少し力を入れて擦す。2回/1日。

 

症例

NGさん 女性 26歳

2011年3月末発症した。全部で八か所ある。病院からもらった塗り薬は全然効かないと。

来院は5月7日。3ヶ月(17回)の鍼灸治療によって完治しました。

3年後別の症状で再来院したが、円形脱毛症の再発はなかった。

来院当初の写真(2011年5月7日)

6月11日(10回の治療後)

7月23日(15回目の治療後)

36歳 女性 2013年来院。

半年前、1か所の円形脱毛症になり段々大きくなった。病院からもらった塗り薬は全然効かないと。

週1~2回で1年の鍼灸治療によって完治しました。再発はなかった。

治療前

 治療後(完治)

15歳 女性 2013年来院

1年前に円形脱毛症になり、段々ひどくなった。色々ところ、様々な治療を受けたが、一向良くならず症状が進んでいた。

当院の1年半の鍼灸治療後、完治した。今も再発はなかった。

15歳 男性 2015年来院。

1年前から、円形脱毛症になり段々広がり8か所以上があった。病院からもらった塗り薬と飲み薬は使っても良くならなかった。

週1回で5ヶ月の鍼灸治療によって完治しました。

2015年11月21日

2016年2月20日

2016年4月30日

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2015年11月21日

2016年2月20日

2016年4月30日

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鬱症(うつ病)と鍼灸/中国はり |不眠症と鍼灸/中国はり

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中国医学では

副鼻腔炎を鼻淵といいます。鼻閉、多量の鼻汁、嗅覚減退を主症とする病証です。

中国古典の『内経』には「脳漏」「脳滲」の記載がある。本病証は虚と実の2種類に分ける。

実証、感冒が長く治らないために、肺熱が鬱蒸して、鼻竅に影響し、または肝胆火盛で邪熱が上炎するためにおこるものが多い。

虚証肺、脾の虚損により、痰濁が生じ肺系の清粛機能に影響するとおこるものが多い。

 

病因では

◎肺気虚による鼻淵

カゼの繰り返しやその他の慢性疾患により肺気を損傷し、肺気が不足していると、その治節機能が低下して清陽不昇、濁陰不降となり濁陰が鼻竅に停滞すると鼻淵が起こる。  

◎脾気虚による鼻淵

飲食不節や過労、思慮過度などにより脾胃を損傷し、そのために気血の生成が不足し、清陽が頭や顔面部に昇らず、鼻が気血の栄養を充分に受けられなくなる。または脾気虚弱、運化失調により湿濁が生じ、経絡に沿って鼻竅に凝集すると鼻淵がおこる。  

◎肝胆の鬱熱による鼻淵

情志失調により肝気鬱結になる、この肝鬱が化熱するものもある。胆経経気は脳に上通し、その支絡は鼻傍に至るので、肝胆の鬱熱が経絡に沿って脳を犯し、鼻に影響すると鼻淵が起こる。

◎脾経の湿盛による鼻淵

平素から甘いものや油っこいものを偏食していると体内に湿熱がこもりやすく、この湿熱は脾胃に影響しやすいという特徴がある。このために脾の運化機能が悪くなり、清気が昇らず濁陰が降りなくなり、湿熱が陽明経脈にそって鼻に影響すると鼻淵が起こる。

 

タイプ別の症状

◎肺気虚寒タイプ

 主 症:鼻汁は白く粘く量が多い、鼻閉は時に軽く時に重い、嗅覚減退、寒 冷刺激や風邪引くことにより鼻閉・鼻汁は増悪

 随伴症:寒がり、四肢の冷え、息切れ、自汗、咳嗽、痰が出る、風邪に引き やすい

 舌脈象:舌質淡、舌苔薄白、脈緩

◎脾虚湿盛タイプ

 主 症:鼻汁は白で粘く、量は多い、強い鼻閉、嗅覚減退、頭重感

 随伴症:全身倦怠、食欲不振、腹脹、軟便、ときに悪心、嘔吐、下肢に浮腫がおこる

 舌脈象:舌質淡、舌苔白滑、脈緩弱

◎肺経鬱熱タイプ

 主 症:鼻汁は黄色で粘く臭い、鼻閉、前額部・顴部の脹痛  

 随伴症:咳嗽、痰は黄色で粘い、または発熱、悪寒

 舌脈象:舌質紅、舌苔微黄、脈数

◎肝胆火盛タイプ

 主 症:鼻汁は黄・粘・濁・臭・多である、鼻閉、嗅覚減退或は喪失、片頭痛

 随伴症:発熱、口苦、咽頭部の乾き、目眩、耳鳴り、耳聾、睡眠は少なく多夢、煩躁

 舌脈象:舌質紅、舌苔黄、脈弦数

 

当院の鍼灸治療では

◎肺気虚寒タイプ

 治療原則:温補肺気、散寒通竅(肺気を補い、宣発粛降機能を改善し、降濁を促し、通竅と止涕をはかる。

 鍼灸取穴:上星、印堂、迎香、合谷、風池、太淵、肺兪   

◎脾虚湿盛タイプ

 治療原則:健脾利湿、化濁通竅 (脾の働きを強め、湿を除去し、昇清降濁を促進して通竅止涕をはかる。

 鍼灸取穴上星、印堂、迎香、合谷、風池、足三里、陰陵泉、脾兪 、豊隆

◎肺経鬱熱タイプ

 治療原則:疏風清熱、宣肺通竅(風邪の宣散と肺経の清熱をはかり、肺の宣 降を改善して鼻を通竅する。

 鍼灸取穴上星、印堂、迎香、合谷、風池、尺沢、列缺

◎肝胆火盛タイプ

 治療原則:清肝瀉熱、利胆通竅(肝の鬱熱を清瀉し、胆を清利して鼻の通竅と止涕をはかる

 鍼灸選穴:上星、印堂、迎香、合谷、風池、行間、足臨泣

 

副鼻腔炎の西洋医学の考え  

アレルギー性鼻炎と鍼灸/中国はり急性・慢性鼻炎の鍼灸治療・中国鍼

嗅覚障害の鍼灸・中国鍼   花粉症の鍼灸治療・中国鍼

 

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鍼灸治療の適応症の中で、副鼻腔炎は当院の最も得意な疾患の一つに挙げられます。

当院には子供からお年寄りの方まで、大勢の副鼻腔炎の方が通ってきています。鍼灸の治療により完治ができたり、症状の緩和ができたことで、沢山のうれしい声が寄せられました。

副鼻腔炎で発熱や頭痛、鼻づまり(鼻閉感)、鼻汁等多彩の症状が現れまして、慢性になると鼻の症状や頭痛・頭重感などに加えて、意力散漫、記憶力減退といった症状を認めることもあり、仕事の能率が上がらなかったり、勉強に集中できないような場合があります。日常の生活に支障が出ることが多いのです。その上、抗生物質が投与され過ぎていることにより、胃の調子が悪くなったり、薬剤耐性(薬が効かない)が慢性副鼻腔炎の難治化になることもあるとも言われています。このような方に、ぜひ、鍼灸の治療をお勧めです。 

 

副鼻腔炎(蓄膿症)とは

副鼻腔炎は蓄膿症も言います。副鼻腔の粘膜が細菌やウィルスに感染したり、ハウスダストや花粉症などのアレルギーが原因で炎症を起こし、膿、粘液が排出されず副鼻腔にたまるのが副鼻腔炎です。

 

副鼻腔とは

副鼻腔とは顔面骨は鼻を取り囲むようにしていくつか骨の空洞があり、これを総称して副鼻腔と呼んでいます。副鼻腔はそれぞれ独立した部屋になっていて、特に鼻腔との境界が非常に狭い穴でつながっているため、軽度の炎症で腫れても穴がふさがってしまいます。

 

副鼻腔炎の原因では

副鼻腔炎には急性と慢性の2つのタイプがあります。

急性副鼻腔炎の原因は風邪に引き続いて起こるといわれます。

慢性副鼻腔炎の原因は複雑で急性炎症の繰り返しや遺伝的体質、アレルギー、鼻の粘膜が厚くなって詰まってしまう肥厚性鼻炎など様々です。また虫歯の炎症が副鼻腔にまで及んだり、飛行機や潜水での副鼻腔の気圧調節がうまくいかないことが原因になる場合もあります。

 

副鼻腔炎の症状では

急性副鼻腔炎の症状は風邪に引き続いて起こり、発熱や頭痛、鼻づまり(鼻閉感)、鼻汁等多彩です。

慢性副鼻腔炎は鼻閉感や粘っこい鼻汁、においが分からないといった鼻の症状や頭痛・頭重感などに加えて、意力散漫、記憶力減退といった症状を認めることもあり、仕事の能率が上がらなかったり、勉強に集中できないような場合があります。また、鼻汁が喉にまわり、咽喉の炎症や気管支炎が起こることもあります。

 

副鼻腔炎の治療では

副鼻腔炎の治療は急性と慢性では少し違いますが、基本的には粘膜の腫れを取り、鼻汁を外に出して本来の鼻腔の絨毛運動機能を回復させることです。

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急性期には抗生剤、消炎酵素薬、粘液溶解薬、抗炎症薬、抗アレルギー薬の内服や、炎症をおこしている粘膜へのネフライザー(噴霧器)による噴霧、抗生剤を副鼻注入するなどの方法があります。
慢性期では急性期とは違う種類の抗生剤(マクロライド系抗生剤)を少量長期的に服用することの有効性が明らかになっています。 

ただ、抗生物質が投与され過ぎていることにより、薬剤耐性(薬が効かない)肺炎球菌が慢性副鼻腔炎の難治化に関与しているとも言われています。

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腰痛の日常養生法

1.寒湿や湿熱の邪気の侵入を防ぐため、寒冷、高温、高湿度の環境をできるだけ避ける。例えば、雨中、水中の長時間作業などに注意する、汗をかいた後はすぐに拭いて乾かす。季節の変化に応じて衣服に注意を払うなどである。              

2.座位、立位、歩行時など正確な姿勢を保つことが腰痛の予防に有効である。

3.常に腰部を動かして(柔軟体操など)柔軟に保つことが、局部の気血運行を促すので、腰痛の予防や治療に繋がる。

4.虚証の腰痛患者は急劇な腰部運動を避けたほうがよい。

腎虚タイプの腰痛患者は房事を控えた方がよい。

腰痛の食事療法

慢性腰痛:なつめ えび

腰膝のだるい痛み:メロン、セロリ

骨粗そう症予防:キャベツ、しいたけ、しめじ、牛乳、ココア

骨粗そう症:ほうれん草ギックリ腰:スッポンー乾燥したスッポンの甲ら(漢方薬の鼈甲べっこう)を砂で炒め、砕いて粉末にして、6gを2回にわけて飲む。

当院には腰痛の鍼灸治療による痛みが全く無くなり再発もしてない例が結構あります。そのメカリズムは鍼灸特有の鎮痛作用を利用し、腰部や坐骨神経の通路のツボに鍼を打つことによって、その刺激が脳や脊髄といった中枢経路を経て、エンドルフィン、エンケファリン等の鎮痛物質を分泌させ、痛みが和らげられることにより腰痛症状が最善されるのではないかと考えられます。  

 

 ┃腰痛と西洋医学の考え    腰痛の東洋医学の考え  

 |腰痛の鍼灸治療のメカリズム 腰痛の日常養生法     

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東洋医学では

腰痛の原因

腰部は「腎の府」といわれ、足少陰腎経の流れが「脊を貫き腎に属している」ので、本病症は腎と密接な関係にある。臨床では、実症虚証に大別する。外邪や外傷による急性腰痛は実証のものが多く、腎虚による慢性腰痛は虚証に属する。 主に以下の4つのタイプがあります。

 1.寒湿による腰痛 寒冷や湿気の多い環境に居住したり、水に濡れたりすると、寒湿の邪気が身体に侵入する。この寒湿の邪が腰部経絡の気血の運行を阻害すると腰痛が引き起る。

 2.湿熱による腰痛 油こい物、甘味・辛味の物の過食により湿熱が生じる(内湿)。また、梅雨など湿気が高い季節には外部の湿熱を感受しやすいために内外の湿熱が腰部の経絡に滞る、気血運行を障害すると腰痛が生じる。  

 3.血による腰痛(内臓の腫瘍はこのタイプに属している) 腰部の使いすぎや打撲などの外傷により、腰部に経絡を損傷して血が形成されると腰痛が起る。

 4.腎虚による腰痛 老化、房事過多等により腎精を消耗して精血不足となり、腰部の経脈を栄養できなくなると腰痛が起る。また、腰は腎の府である。腰部の過労など腎気を損傷し腎陽虚になると、腰部筋脈を温めて養うことができず腰痛が起る。

 

腰痛の症状―タイプ別

 タイプ

 症   状

 舌象 脈象

 寒湿

腰部が重く冷たく痛む、局部を冷す

と増悪、また 雨天と寒冷時に増悪

温めると軽減

舌苔白

脈沈遅緊

 湿熱

腰部が重く、熱感を伴って痛む、

部加温による 増悪、または雨天時

増悪。体がだるい、四肢が重い

舌質紅苔黄

脈濡数

 お血

腰部の刺痛(針に刺されたような痛み)

疼痛部位 固定、活動制限、腰部を揉

み温めると軽減、痛み が夜に増強する

著明な圧痛点

舌質紫暗

またはお血斑

脈沈渋

 腎虚

経過が長い腰部鈍痛、腰部の冷え、

腰部を揉み温め と軽減(喜按、

喜温)、膝・両下肢の無力感、労 

による増悪、精神疲労

舌質淡

苔薄白、

脈細無力

腰痛の鍼灸治療―タイプ別

 タイプ

 治 療 原 則

 取穴

 寒湿

散寒除湿、通絡止痛(寒邪を散し、湿邪を除く

ことにより、局部の気血の流れを改善し、痛み

を止める)

腎兪など

 湿熱

清熱除湿、通絡止痛(熱邪を清め湿邪を除去す

ることにより、局部気血の流れを改善し、痛み

を止める)

委中など

 お血

活血行気、、止痛化お(血液循を促進し、

気の巡りを改善し、お血を除去することにより

痛みを止める)

血海など

 腎虚

温補腎陽、強腰止痛(腎陽補う、腰を強

することにより、痛みを止める)

 

命門など

当院には腰痛の鍼灸治療による痛みが全く無くなり再発もしてない例が結構あります。そのメカリズムは鍼灸特有の鎮痛作用を利用し、腰部や坐骨神経の通路のツボに鍼を打つことによって、その刺激が脳や脊髄といった中枢経路を経て、エンドルフィン、エンケファリン等の鎮痛物質を分泌させ、痛みが和らげられることにより腰痛症状が最善されるのではないかと考えられます。    

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 三叉神経痛は、坐骨神経痛肋間神経痛と並び、日本人に多い神経痛の一つです。三叉神経痛は顔面に起る神経痛で、一般には顔面神経痛とも呼ばれています。顔面の神経を司る働きを担う三叉神経に沿って痛みが走る神経痛の事ですが、とても強い痛みが、発作的に起る疾患です。

三叉神経痛が、辛い疾患だと言われるのは、とても強烈な痛みがある事と、痛みが顔面で起こるため、食事ができなくて体力の消耗をきたしりする事と、痛みの発生頻度によっては、三叉神経痛が原因で、ひどいうつ状態になったりする事もあるためです。

また、三叉神経痛は発症後、時間経過と共に、悪化する傾向が強く痛みの生じる頻度と、持続時間は変動するものの、相対的に辛さが増す時が多いと言う事もあり、三叉神経痛は早期の対応(治療)と予防が大切だと言われています。発症年齢は大部分が50歳代以降で、やや女性に多く見られます。

 

三叉神経とは

 三叉神経とは脳神経の中で最も大きな神経です。眼神経(第一枝)と上顎神経(第二枝)、下顎神経(第三枝)が三枝に分かられている。三叉神経痛になるのは最も多いのが第二枝の上顎神経で、その痛みが上唇から頬やこめかみに及びます。次いで第三枝の下顎神経の痛みが多く、下唇や下顎からこめかみに及びます。第一枝の眼神経の痛みは額から頭部に及びますが、第二枝、第三枝ほど発症頻度は多くありません。

 

原因で

三叉神経痛の原因はわからないものが大部分ですが、頭部に腫瘍や動脈瘤、動脈硬化症によって三叉神経が圧迫されていることがありますし、顔面の三叉神経の近くにある歯や耳、目などの病気で起こることもあります。また、糖尿病やアルコール中毒などによって起こることもあります。 

 

症状では

三叉神経痛の症状は極めて特徴的です。痛みは神経が刺激されるような、ビリっとすると表現される電撃痛ですが、数秒、数分後にはうそのように消えることもあります。一日中うずく持続的な痛み方はしません。食事、歯磨き、洗顔、髭剃り、会話などで誘発されます。痛む部位は顔面と頭頂から前の部分に限られ、片側性です。日常生活に大きな苦痛を伴います。 

 

 

三叉神経痛の西洋医学の治療法

現在、三叉神経痛の治療法には大きく分けて4つ方法があります。内服薬による治療、神経ブロックによる治療、手術による治療、ガンマナイフによる治療です。

 

内服薬による三叉神経痛の治療

内服薬は抗てんかん薬の一つのテグレトールを服用するようです。良く効くことが多い薬で、約50-75%の方に効果があるといわれていますが、問題は徐々に効果がわるくなって、この薬だけで痛みの消失を得ることができなくなることがあるということです。また、薬の副作用としてめまい、ふらつき、眠気、脱力感があり、最終的にはこれだけで痛みの消失を得ることが出来無くなることが一般的です。

 

神経ブロックによる治療

神経ブロックによる治療とは、一時的に神経を麻痺させる薬を麻酔科的な手技を用いて痛んでいる神経に注入したり、特殊な薬液や熱凝固システムを用いて三叉神経の一部を半永久的に遮断したりする方法です。これらの神経ブロックによる治療にも、いくつかの問題があり、特に三叉神経節をブロックする方法では、顔面のしびれや感覚障害が後遺症として残ったり角膜障害が起こることもあります。またブロック自体が原因となって、あらたな難治性の顔面痛を生じたりすることがあります。 

 

手術による治療(微小血管減圧術)

三叉神経痛の原因となっている脳深部血管の三叉神経への圧迫を手術によって取り除く(微小血管減圧術)方法です。

 

ガンマナイフによる治療

放射線の一種のガンマナイフのガンマ線を用いて、三叉神経痛を治療する方法です。最近では比較的効果があるとされる方法ですが、設備がそろっている病院が少なく、また保険適用外の手術ということで誰でも簡単に受けることができないというのが現状です。 

 

東洋医学では

『黄帝内経』という中国の古典医学書の中には「頬痛」の記載があります、これは現代医学の三叉神経痛に相当します。東洋医学では身体の痛みの原因が「不通則痛」と考えまてます。というのが、「気・血が滞って通らない」という意味で、風寒、湿気などの外界因子が身体の活動に必要な基本物質である気や血の流れを妨げた状態を指します。滞って通らない部分が、「痛み」となって現れるのです。神経痛には、急性と慢性とがあります。急性の神経痛は環境因子の影響で起こりますが、慢性の場合には、それに加えて病気に対する抵抗力が不足するなど、体質素因がからみます。経過も長引き、治療も難しくなります。

 

三叉神経痛の鍼灸治療

イラスト(看護師).JPG

三叉神経痛に対して鍼灸治療はとても有効的な治療法です。良い効果が得られています。鍼の独特な鎮痛作用を利用して激しい三叉神経の痛みを和らげたり完治したりすることができると思います。今までの症例観察によると三叉神経痛に対して短期間での鍼灸治療の有効率は80%以上となっています。また、鍼灸は副作用のない治療法ですので、鍼灸治療をお薦めします。薬物治療の副作用が強い場合は鍼灸治療を受けてみる価値があると思います。鍼灸治療は痛み・しびれなどの症状がエスカレートして手がつけられなくなるということや、また内服薬のように疲労感、ふらつきなどの副作用が出る心配もなく、身体に余計な負担をかけることもありませんので、リスクのない効果的な治療法といえます。また、血液循環、自律神経の異常を改善するのも鍼灸治療の一つの目的です。

 

症例

女性 43歳 初診 2024年2月

1月末に発症、激しい痛みがあったため5日間入院した。退院後もリリカを150㎎/日を服用していて、常に鈍痛と、歯を磨く時、食事時、喋る時に電気が走るような痛みが出て来る。

当院の3回治療後、痛みが出る間隔が長くなり、時間も短くなった。治療の7回後、痛みがなくなり、普通に食べるも喋るもできました。

 

女性 71歳 初診 2022年2月

先週から左側顔面(3枝とも)に激痛があり、食べる時も歯を磨いた時も電気が走るような痛みが出てきて、病院に三叉神経痛だと診断され、薬を出されたが飲みたくないから当院の治療を求めに来た。

当院に1回の鍼灸治療を受けたら、痛みが大分良くなり、3回の鍼後痛みが完全になくなり、今、美容針と三叉神経痛再発の予防のため、定期的に当院に通っています。

 

女性 53歳 初診2021年9月

両方血管と神経とぶつかっていて三叉神経痛、舌痛になり、昨年、左側だけ手術されたが再発した。今、薬を服用しているが痛みが治まらなくて特に目から額までの第Ⅰ枝と第Ⅲの枝の範囲の痛みと舌の痛みと唇のピリピリとした違和感がつよい。

当院に週1〜2回のペースで半年の鍼灸治療を受け、痛みが完全になくなった。その後も再発してないと連絡があった。

 

女性 44歳 

昨年から左側奥歯を治療後、左前上歯のところに電気が走るような痛みが出てきて、その後、鼻の左側、額部、頭も食事時、歯を磨くときも電気が走るような痛みがあった。触る時も痛い。病院に行ってない。

当院に2回の鍼灸治療を受けたら、痛みが大分良くなり、その後、週1回のペースで合計5回の治療後痛みが完全になくなり、今、美容鍼の目的で通い続いてます。

 

女性 51歳 

1年半前から左下奥茎の鋭い痛みがあり、MRIの検査で、血管と神経がぶつかると三叉神経痛(Ⅲ枝)に診断された。リリカ170mgを一日3回分けて服用しても痛みが改善されなかった。当院に最初に週2回のペースで4週間通い、痛みが徐徐に緩和され、その後週1回で2クール(20回)治療後、痛みがなくなった。薬もやめることが出来た。

 

女性 45歳 

2年前から三叉神経痛(右側Ⅱ,Ⅲ枝)発症した。食事、洗顔、歯磨き、お化粧時に痛くなり、酷いときにおしゃべり時も痛いし、一日中にずっと痛い時もあった。テグレトールがアレルギーで、飲めないから、手術を勧められた。親戚のご紹介で来院した。当院に最初に週2回のペースで3週間通い続き、痛みが徐徐に緩和され、その後週1回で1クール(10回)治療後、食べる時もしゃべるときも痛みがなくなり、再発防止のため定期的に治療を受け、半年後に完治した。

 

女性 33歳 

1年前から三叉神経痛(右側Ⅱ枝)発症した。食事、洗顔、歯磨き時にいたい。3週間前からリリカ薬を飲みだしたが、痛みが飲む前が10とすると8ぐらいある。当院の治療を始まって、週2回のペースで通い続いて、痛みが徐徐に緩和され、1クール(10回)後、痛みはなくなり、りりか薬もやめられました。

 

女性 49歳 

4年前三叉神経痛(左側三枝とも)発症した。常に痛い、テグレトールを服用し、量も徐徐に増やし、段々効かなくなったため、りりかという薬を併用したが、薬の副作用で激しいめまいため、仕事にも支障が出てきた。4月13日に当院の治療を始まって、週2回のペースで通い続いて、痛みが徐徐に緩和され、6月9日来られたときに痛みもなくなって、りりかという薬も半分になた、めまいもかなり軽減した。

薬を完全にやめるまで鍼灸治療を続けると。

 

男性 67歳

数年前発症した三叉神経痛が今年2月から酷くなった。物を食べると激痛がする。200mg/日の、テグレトール薬を服用すると痛みは少し軽減されるが副作用で耳鳴りがする。進められたブロック注射を受けるが軽減せず。痛みを抑え、そして薬の服用量を減らしたいとのことで林鍼灸院を通いはじまった。1回目の鍼治療後、痛みと耳の違和感が軽減される。4回の治療でピッと走るような痛みもなくなり痛みをまったく感じなくなる、普通に食事もできるようにした。そして、薬も半分にしても痛みがなかったから、5月59日に完全にやめた、現在、痛みを防ぐため、また、通院中。(本人からの手紙

 

男性  44歳

同年2月に三叉神経痛(第一枝)を発症。額部に焼きつくような痛み、風があたるだけで激痛が起こる、病院にいって普通の鎮痛剤を処方され、服用してもぜんぜん効かなかったため当院に来院されました。数回の鍼で症状は緩和。しかし、痛みがまだ残るため神経内科の受診を勧める。三叉神経痛の診断を頂き、テグレトールという薬療法を併用すしたが、薬疹を発症し薬の治療を中止した。鍼治療を2ヶ月ほど続け、痛みはほとんどなくなった。現在も通院中で痛みはまったくない。

 

女性 67歳

2013年発症、鼻の右側に洗顔とき、ビーと痛みがあって、次第ひどくなり、歯を磨いたとき、噛むときも痛くなった。薬は副作用があるから、鍼の治療を求めって当院に来ました。最初の2ヶ月で、週に2―3回、痛みが少しずつ緩和され、その後ペースをあけて、週1、2週間1回で、鍼の治療を受け、2015年11月、3ヶ月ぶりに来て、痛みが完全に無くなったと報告を受けました。薬を1錠も飲まなくって、三叉神経痛を完治したととても喜んでもらいました。

 

男性 60歳

20年前から左三叉神経痛(第Ⅲ枝)に診断され、食事時、歯を磨いた時痛くて、かみ合わせができないときもあった。ずっとテグレトールで痛みを抑えてきたが、痛みが繰り返して段々ひどくなってしまった。薬が1錠(100mg)からどんどん増えてきて、5錠まで増えて来たが、段々効かなくなってしまった。それ以上増やせないと医者に言われた。そして、ふらつき、眠きなど副作用もひどくなった。

2年前から当院に通い始まった。週2回で3ヶ月に、その後週1回で通い続きてきた。鍼治療を2ヶ月後、痛みが徐徐に緩和され、薬も徐徐減っていた。現在、一日0.5〜2錠で維持して、痛みがほとんどない。薬が完全にやめるまで通い続き行きたいと。

追加:2013年6月初めからテグレトールを完全にやめた。

 

男性 75歳

3年前に左三叉神経痛(第Ⅱ・Ⅲ枝)に診断され、洗顔時、ひげを剃った時、痛くて、しばらくひげを剃らない時もしばしばあった。テグレトールを5錠まで増えて来たが、それでも効かなくなった、ふらつき、眠きなど副作用で、車の運転も出来なくなってしまった。医師に手術を勧められ、したくないことで、1年半から当院に通い始まりました。鍼治療5回ぐらいで痛みが殆ど無くなり、普通に洗顔とひげ剃りもできた、薬も徐々に減らして、現在、1錠になった。1年半の間、2回に痛みがひどくなった波があったため、根気を持って、しばらく通い続けていきたいと。

 

男性 62歳

2007年10発症した右三叉神経痛(第Ⅱ・Ⅲ枝)かみこめ、顎部、鼻翼部痛くて触れない

4年間、ずっと800mgのテグレトールを飲んでいるが、痛みを抑えられない時段々増えて来た。近所にある鍼灸院で200回前後の鍼治療を受けたが効かなかった。

当院に2012年1月から週2回〜1回のペースで通い始めから、少し違和感があるだけ、痛みが出なくなった。

 

三叉神経痛の症例                                               帯状疱疹後神経痛と鍼灸/中国はり

頭痛(片頭痛)と鍼灸/中国はり                  顎関節症と鍼灸/中国はり 

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当院には大勢の花粉症の患者が通院しています。鍼灸治療により身体を内側から整え、病気や花粉の侵入を寄せ付けないバリア力を高めることができます。

便利さや美食を追求する現代の生活では、健康の基本となるこのバリアが低下しがちになり、花粉症などのアレルギー性疾患が増加。また、体力や自己回復力など身体を守る力が不足して、病気にかかりやすくなる人も増えている。

 

西洋医学では

花粉症は、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどと同じアレルギー疾患の一つだといわれています。アレルギー性鼻炎の代表の病気は花粉症です。花粉症は、風で運ばれた花粉が引き起こすアレルギーです。ある花粉を吸入しているうちに、人によってはその花粉が抗原(アレルゲン)となって、これに対応する抗体が体内にでき、その後、再び同じ花粉(抗原)を吸入すると抗原抗体反応がおこって症状が現れる。花粉は目や鼻の粘膜から侵入しやすいため、目や鼻の症状が主な症状となります。

 

成因

原因となる花粉にはスギが2〜3月、イネ科の雑草(オオアワガエリ、カモガヤ、ナガハグサ、ホソムギなど)5〜8月、キク科の雑草(ブタクサ、オオブタクサ、ヨモギ、カナムグラなど)は8〜10月などがあります。

 

症状

花粉の時期に突然に起こり、くしゃみ、水様性鼻水、鼻づまりなど鼻の症状のほかに、眼異物感、眼臉腫脹感、流涙など眼症状を合併するやのどのかゆみ、からだのだるさ、頭痛、下痢などの症状を伴うことも多いです。

 

 

治療

花粉症の治療に使われる薬には、大きく分けて3つのタイプのものがあります。

 

◎抗アレルギー剤と呼ばれるもので、アレルギー反応そのものを抑える薬です。このタイプの薬はその効果が十分に発揮されるのに、2週間位かかりますので、症状が出る前から服用し始める事が大切です。
◎抗ヒスタミン剤と呼ばれるグループです。アレルギー反応の結果、肥満細胞より放出されたヒスタミンの作用をブロックする薬です。飲めばすぐに効きますので症状が出てから使うのが一般的です。抗ヒスタミン剤には共通して眠気・だるさなどの副作用が見られます。
◎ステロイド剤です。ステロイド剤はいろいろな副作用をもっていますので、内服ではなく、局所に点鼻、点眼で使うのが安全で有効な使用法です。

 

東洋医学(中医学)の考え

中国の古代医学書に「キュウ鼻」という言葉で記された疾患があり、その症状は「突然に鼻がムズムズし、くしゃみが止まらず鼻水が流れる」とある。したがって当時に花粉症の病名ではないがアレルギー性鼻炎というのはかなり昔からあり、それに対する治療法もかなりあった。 

花粉症の発症には、東洋医学の考えでは患者の体質が大きな要素としてかかわっている。体力の低下、ストレス下に長期間さらされたりすると自律神経のバランスが失調して外界から入ってきた異物に身体が起こした免疫機能の過剰な反応が起こって発症すると考えられている。

 

鍼灸治療

花粉症の鍼灸治療の効果については、体質改善のための全体的な鍼灸治療の他に、花粉症に有効なツボは、迎香、印堂などのツボに、発作期に週に数回鍼灸治療を続けると、発作が起きなくなることもあります。花粉症の時期が終わっても鍼灸治療は続けることが最大の秘訣です。継続の治療は花粉症の体質を変えていくことができます。  

治療原則

体質・体調が悪いために、体に歪みが生じ、花粉症を引き起こると考えているため、体質を改善して症状を押さえようというのが、花粉症の鍼灸治療の基本です。

取穴

迎香、印堂など。

手技

補・瀉法を兼施する。

 

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   院長 中医師 林 暁萍

中国医師/武庫川女子大学非常勤講師/中国遼寧中医薬大学 客員教授

患者様のつらい気持ちをわかって心がこもった治療は大切ですが、豊富な医学知識、確かな技術により病気をしっかり治してあげることも大切です。だから、私は常に最新の医学知識と医術の勉強を努力しています。誰にも言えない身体の悩みがひとりで抱えないで、ぜひ一度、ご相談してください。

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新著書 中医美容鍼灸実践

著書 中医治療学マニュアル

記事が2012.No8 医道の日本に掲載された

記事が2017.No.5 医道の日本に掲載された

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